こんにちは!釣りキチ隆(@takashyman)です!
今回は磯・ロックショアで活用したい、ヒラスズキが釣れるルアーの動かし方のご紹介です!
ヒラスズキ釣り歴約10年くらいの僕が、ランガンで効率よく数を釣ったり、渋い状況でもどうにか1匹でも釣る時に役立てている内容です。
経験者なら頭の中の整理。
未経験者なら是非とも参考にしてください!
ヒラスズキが釣れるルアーの動かし方おすすめ5選
1.ただ巻き
※上の動画では、ほぼただ巻きでのヒットが見られます。(4:03〜)
何だかんだこれで一番釣っています。
主に使うルアーはミノーで、渋い時はジグヘッドワーム、変化球でブレード系(スピンテール)を僕は使っています。
※僕がよく使っているルアーは下記にいくつかピックアップしています。
ヒラスズキがよく釣れるルアーもミノーが多いですし、ミノーはただ巻きで威力を発揮するアクションをするように設計されているものがほとんどなので、ただ巻きは絶対に外せないルアーの動かし方ですね。
リトリーブスピードは5段階くらいあるといいです。
僕の場合の5段階の捉え方の具体例
- ラインスラッグを回収するくらい
- ルアーの抵抗を感じるくらい
- ルアーの抵抗を感じるくらいの1段階上
- 秒数を意識した巻き方
- それら以上の速さ
※僕が主に使っているリールはダイワ21セルテートSW6000XHなので、ハンドル1回転110cmのライン巻き取り量でのリトリーブスピード5段階です。
因みに挙げた順に速さの段階があるわけではありません。
実際のスピードは前後すると思えるところもあります。
例えば、「秒数を意識した巻き方」として「リールハンドル1回転1秒の速さ」よりも、「ルアーの抵抗を感じるくらいの速さ」の方が速くラインを巻いていることがあるからです。
でも、「秒数を意識した巻き方」には「秒数を意識した巻き方」にしかない動きがあると僕は思っています。
これは、「リールハンドル1回転1秒」と「ルアーの抵抗を感じるくらい」の速さが大体同じようだったとしても、「厳密には違う」ところがあるということです。
手元の感覚を頼りにリトリーブスピードを判断した時と、秒数とか数値的な感覚を頼りにリトリーブスピードを判断した時は、魚に対しては異なるアピールができているということです。
これがヒットパターンになることはそんなに多くはないですけど、無視できない要素ですね。
それで、釣り場に入って最初に試す主なルアーは僕の場合はミノーで、リトリーブスピードは「ルアーの抵抗を感じるくらいの1段階上」でしょうか。
その速さならルアーが動いているわけなので、魚に変にルアーを見切られないと思えるからですね。
そこで反応がなければ違う段階のリトリーブスピードに変えていきます。
あとポイントを言えば、一定の速度でラインを巻けること。
大体は、リールハンドルを上から下へと下げる時は早くなりがちで、逆に上げる時は遅くなりがちです。
これは実のところ難しくて、僕自身も一定に巻けているかどうか厳密にはわかりません。
けど、さっき話した5段階のリトリーブスピードの具体例であげたように、弾き抵抗やルアーの動きなどの手元、特にロッドを持っている方の手で感じられる感覚を元に僕は一定に巻けているかを判断しています。
▼「ただ巻き」でよく使うルアーはこちら
2.ただ巻き、たまにチョン
※上の動画ではチョンとやった1秒後くらいのヒット模様が見られます。
これは小さいルアーが有効です。
主に使うルアーは9cm前後のミノーや、8cm前後のバイブレーション、3インチ前後のワームで実際によく釣っています。
やり方は、ただ巻きしながら、たまにチョンとロッドを煽る。
ロッドを煽った時はリールハンドルは止めている感じです。
で、そのロッド煽った1秒後くらいにヒットする感じです。
僕にとっては渋くてなかなか釣れない時の1軍のルアーの動かし方ですね。
▼「ただ巻き、たまにチョン」でよく使うルアーはこちら
3.フローティングルアーを放ったらかし
投げたらほったらかし、これ、効く時あります。
釣り場に入って1投目からこれをやってヒットして来る時もありますけど、ルアーを何度も通した状態、もうスレたかなという時に、これをやるとヒットしてくることがあります。
かつ複雑な流れのところだと、より効果が大きい感じがします。
ルアーが横にいったり、横に行ったかと思えば、その場にステイしてアクションしたりするので。
使う主なルアーは、フローティングのミノー。
規則正しい優等生っぽい動きをするものよりは、イレギュラーアクションをするものの方が僕はヒット率が高い印象です。
不規則な流れで、不規則な移動と動きを見せてやりましょう。
※上の写真のヒラスズキは、胸ビレあたりの鱗がないことから、過去に痛い目にあったと予想されます。
そんなスレてそうなやつにも期待できる動かし方です!
▼「フローティングルアーを放ったらかし」でよく使うルアー
4.引き波スティ
使う主なルアーはミノー。
押し寄せた波が岸に当たって押し返す時の流れの中でルアーをステイさせる感じです。
押し返す波って、結構な激流の時が多い。
故に、その中でステイさせたルアー、ミノーであればブリブリっとかなり派手に動くことがほとんどです。
それが効く時あるんですよね。
あの激流の中に突っ込んでくるヒラスズキ、僕は何度も見ています。
通常やる釣り方ではないんですけど、散々叩きまくった釣り場で1尾追加したい時に僕はこれをやって釣っています。
※上の動画では結構な流れのサラシの中でもヒットの様子が見られます。
▼「引き波ステイ」でよく使うルアーはこちら
5.リフト&フリーフォール
使う主なルアーは、ジグヘッド+ワームかバイブレーション系。
ロッド操作方法は、リフトの時に上げたロッドティップを素早く前に倒して、PEラインがたるむくらいにして、ルアーをフリーフォール状態にして落とす、その繰り返しです。
この動かし方以外の動かし方でヒットしない時や、凪の時でも実績があり、試す価値がありますね。
この動かし方だけに、ものすごい反応を示す状況を何度も目の前にしています。
その中、僕にとっては忘れられない記憶があります。
この動かし方をバイブレーションでやって、11回も連続でバラしたことがあるのです。
実のところ、11回も数えられたのかよ、絶対回数間違えているだろ!って自分自身に思うところもありますけど、実際、ものすごい数の連続バラしをしたことがあります。
まぁ、バラしの原因としてはフックセッティングが悪かったかなと。
確かシングルフックを使ってて、良いところにフッキング出来なかったからかなと思ってます。
というようにバラしまくったんですけど、その時に僕が目の前にしたヒットパラダイスは無視できません。
僕にとってはヒラスズキの釣り方、ルアーの動かし方の1つとして、インプットされています。
やっぱりフォールしていくものって、ヒラスズキも食べやすいというか、食べたくなるんでしょうかね。
そしてもう1つ、このルアーの動かし方が釣れると予想できる事例があります。
それは、ある足場の高いところでヒラスズキ釣りをしている時、サラシの先にルアーを投げたら、そのルアーの約1mか1.5m下をついて来るヒラスズキを見かけました。
それで、サラシ付近に差し掛かった時にいきなりヒットしてきたのです。
この模様は1度ではなく、何度も見かけています。
サラシのないところにルアーを投げたら、ヒラスズキが一定の距離を保って追って来て、追って来て、サラシ付近か、岸から数十センチというところに差し掛かった時にヒットしてくる姿を。
つまり、ヒラスズキって、ルアーの下を追って来る習性があると判断できます。
そこで、このリフトアンドフリーフォール。
僕のイメージとしては、追って来ているヒラスズキの目の前にルアーをおとしてやる感じ、もしくは、一定の距離を保ちづらくさせて、イライラさせる感じでしょうか。
これも、通常やるルアーの動かし方ではありません。
でも、ヒットパラダイスが感じられる可能性大なルアーの動かし方です。
因みに、僕がヒットパラダイスを味わえた時は、1時間以上、違うルアーの動かし方叩きまくった場所ででのことです。
釣れない時こそ、試したいルアーの動かし方ですね。
▼「リフト&フリーフォール」でよく使うルアーはこちら
- ジグヘッド+ワーム
→おすすめセッティングはこちら - バスデイ レンジバイブ80ES
本記事のまとめ
初心者なら是非試して欲しいルアーの動かし方です。
経験者でも、参考になるところがあったら嬉しいですね。
そして実のところ、ヒラスズキが釣れるルアーの動かし方は細かくはもっともっとあります。
なので、今回紹介したことだけをやるんじゃなくて、今回の内容をあなたご自身で広げていってください!
お読みいただきありがとうございます!
Enjoy your fishing!