こんにちは!釣りキチ隆(@takashyman)です!
青物に実績のあるルアーの1種、ミノー。
ペンシルやメタルジグでは出来ないアクションが魅力的。
ただ巻きでも魅力的なアクションをしてくれるから手休めしながら使うのもアリ。
とはいえ、青物狙いで使えるミノーはたくさんあり、わりと大型、かつ重めのものが多いので、多くを持参するのはとても大変です。
つまり、多くのミノーの中から選び抜く必要があるわけですね。
という事で、本記事では青物狙いでのミノー選び方、そして僕が実際に使っているおすすめなミノーを厳選してご紹介します!
※因みにショア(岸)からの青物狙いを想定しています。
また、本記事とほぼ同じ内容を動画にもまとめています。
動画の方が理解しやすいところもあると思いますので、良かったら、動画も参考にしてみて下さい。
でも、じっくり文字で読みたい方は本記事をこのまま読み進めてみて下さい。
▼選び方の内容を飛ばしてミノー9選を直ぐに見るならこちら
青物ミノーおすすめ9選
▼9選をひと目で見れる一覧を見るならこちら
青物ミノーおすすめ9選の一覧
もくじ
青物おすすめルアーの1つ「ミノー」。
その選び方で意識したい8つの事。
- 飛距離が出やすいかどうか。
重心移動タイプor固定重心タイプ。
飛行姿勢が決まりやすいかどうか。 - ミノーの形状
リップの長さや形状。
太いか細いとかのシェイプなど。 - ミノーのアクション
どんなアピールが出来るミノーなのかを把握。
動かずともシルエットに魅力があるか、動き、波動、フラッシングなど踏まえ、派手か地味か。 - ミノーの潜行レンジ
僕が意識する潜行レンジは4つ。
水面直下、水面から50cm、1m、それ以下のミドルレンジ。
この4つの潜行レンジが僕としては青物のヒットレンジかなと思ってます。
そのレンジを操作しやすいミノーはどれかな、と把握しておく感じです。 - ミノーのサイズ
想定範囲「9〜23cm」
使用タックルにもよるけど通常「9〜17cm」くらいが使いやすいです。 - ミノーの重量
想定範囲「20〜110g」
通常「20〜70g」が使いやすいです。 - ミノーのカラー
ナチュラル系が中心ではあるものの、シルエットがはっきりするかしないかは気にしてます。
シルエットをはっきりさせるなら黒系、ぼやっとさせるならクリア系など。
他、紫外線発光の効果がどうかを気にしています。 - 使用感や印象
実際に使ってみての使用感と、↑の項目を総括して、他のルアーとの動きの違いなど「このミノーはこんな感じ」と把握しておく感じです。
そこで今回は僕にとってこれらの意識する事に特に応えてくれている、1軍のショア青物ミノーをご紹介します!
↓ ↓ ↓
青物ミノーおすすめ9選!狙うはメーター青物!
1.タックルハウス ベゼル 48g
120mm約48g、固定重心、シンキング。
1.2mm厚 3Dレーザーカット貫通ワイヤー搭載。
有効潜行レンジは10〜100cm(僕の判断です)
僕自身、91cmのブリを釣った実績のあるミノーです。
細身のシルエット、そしてリップの形状がキャスト時の空気抵抗を受けにくい様な形状だからなのか、キャスト時の飛行姿勢が決まるときが多く、今回の9選の中で5番目の重量なのですが、2番目に飛距離が出る印象を僕は持っています。
それとそのリップの形状は深く潜らない様な感じの形状なので、表層付近を探りやすく、サーフとかの遠浅な釣り場でも使いやすく、シャローなレンジを探りやすいミノーですね。
2.エイムス アローヘッド 140S
140mm29g、重心移動システム搭載、シンキング。
1.2mmステンレス貫通ワイヤー搭載。
有効潜行レンジは30〜70cm(僕の判断です)
僕自身、89cmのブリを釣った事のあるルアーです。
(参考釣果記事と参考実釣動画)
僕にとってこのミノーの使用期間が長い事もありますが、かなり実績のあるミノーです。
また、重さ29gありますが、その重さの割にはシェイプは太く、向かい風とかだとちょっと飛ばしにくく、飛距離もそれなりに出しにくいところはあります。
でも、その太さがあっての事か、アクションがとても派手でアピール力が抜群な印象を僕は持っていますね。
結構激しく動くウォブンロールという感じで、魚にも見切られにくい動きじゃないのかな、と思ってます。
それなので、魚を寄せる力はありますし、見切られずにヒットさせやすい事から、このミノーが届く範囲でナブラやボイルがあったら必ず使いたいミノーです。
※時期によっては売り切れ状態の時があり、入手困難な時があるのが難点に思ってます。
3.タックルハウス コンタクト・フリッツ 75
120mm約75g固定重心、シンキング。
1.2mm厚 3Dレーザーカット貫通ワイヤー搭載。
有効潜行レンジは50cm〜(僕の判断です)
この9選の中で2番目に重量のあるミノーです。
重量が約75gと重めではあるんですけれど、飛行姿勢が決まりにくいところがあり、ちょっと飛距離は出しにくい印象を僕は持っています。
シルエットが太いからか、空気抵抗を受けやすい様なリップだからか…。
でも、リップに関しては利点と思える事があります。
それはよく動く事。
このミノー、約75gの重さがあるにしても、ブリブリ動いてくれます。
しかも沈みは速め。
それなので、目の前から水深のある場所でのミドルレンジを探りやすいです。
何かと竿抜け(未チェック)になりがちなミドルレンジを探るには持ってこいのミノーですね。
4.タックルハウス コンタクト・フリッツ 42
90mm42g、固定重心、シンキング。
1.2mm厚 3Dレーザーカット貫通ワイヤー搭載。
有効潜行レンジは30〜70cm(僕の判断です)
やはり小型のミノーは外せません。今回の9選の中で一番短いサイズのミノーです。
でも小型の90mmとはいえ、重量は42g。
小さい上に固定重心ですが、よく飛び、ブルブルとよく動きます。
ベイトが小さい時や、ベイトが確認出来ない時、また、青物が居ると判断出来るのになかなかヒットしない時とかには使いたくなる小さいサイズ。
その思いに応えてくれるミノーです。
5.オプセル ファルコン128 SB/Lead9(リップ付き)
128mm72g、固定重心、シンキング。
遊動フックシステム。
有効潜行レンジは30cm〜(僕の判断です)
僕としては「一番飛距離が出せるミノー」として位置付けされています。
小型で細身のシルエットだからというところもあるんでしょうけど、固定重心ではあるものの、飛行姿勢もとても良く、すんごく飛ぶんです。
また、この小型で細身のシルエットということが逆に強烈なアピール力になる時もある、と僕は思っています。(※スレた奴には特に効くかなと)
遠く沖で魚が居る気配がある時、このミノーが届くなら是非とも使いたいですね。
そして、このミノーの最大の特徴の遊動式フック。
重たいルアーって、魚をヒットさせても、頭振られるとそのルアーの重さを軸に外れやすい、という事からバレやすい特徴があると思ってます。
そこでこの高いホールド力をもつ遊動式フックはすごく頼もしいですね。
6.ダイワ ショアラインシャイナーZ セットアッパー 125S-DR
125mm26g、重心移動システム搭載、シンキング。
有効潜行レンジは30〜100cm(僕の判断です)
ロングリップが特徴的なミノー。
そのロングリップにより水噛みが良く、速巻きしてもルアーが水面に出にくいです。
共に足場の高いところでも使いやすく、手前まできっちり引いてこれるのも心地良い。
ただ巻きアクションも青物に対しては良いんじゃないかという動きです。
地味過ぎず、暴れ過ぎずと。
また、トゥイッチさせた時の平打ちが魅力的で、青物がベイトの動きの変化を好むパターンになっていそうな時は、是非ともこの平打ちを見せてやりたいくらいです。
そして飛距離もなかなか。
26gと軽めかなと思うところなのですが、ボディシェイプが細めで、重心移動システムや重心バランスがすごく良いからなのか、飛行姿勢がとても良く、良く飛んでくれる感じです。
向かい風の時とかにも強い感じで、前述のアローヘッド140Sより飛ぶ感じです。(僕のキャストの良し悪しもあるとは思っていますが)
それなので、そのアローヘッド140Sでは届かないところをこのミノーで探る感じでしょうか。
ただ1つ、標準装着のリングが#3でフックが#6と青物を狙うには非力な感じなので、強めなリング&フックに交換するのがおすすめ。
因みに僕は、主にリング#5でフック#2で、センターフックなしの2フック仕様で使っています。
7.ダイワ ショアラインシャイナーZ セットアッパー 145S-DR
145mm39g、重心移動システム搭載、シンキング。
有効潜行レンジは30〜120cm(僕の判断です)
1つ前に前述したセットアッパー125S-DRより1サイズ大きいだけなのですが、だいぶ動きは違う感じがしますね。
重みがあるからか、スローで巻いてくるとよりアクションしてない感じです。
でも高速で巻いてくる時のアクションは結構ハデめな感じで、かなり高速で巻いてもミノーらしくブリブリとアクションしてくれるところは魅力的。
アピール力は抜群ですね。
ロングリップでシャローより下のレンジを引いてきやすいので、その辺りのレンジを広範囲にチェックしやすい。
トップやシャロー付近で反応がない時とかに投げ続けるルアーとしては持ってこいです。
そしてこれも前述のセットアッパー125S-DRと同様に僕は、2フック仕様にして使ってます。(フックは#1以上にしてますね)
8.マリア ボアー SS195
195mm、85g(フック&リング無し状態)
磁着重心移動システム搭載、スローシンキング。
貫通ワイヤー構造
潜行レンジ目安:80〜150cm(僕個人的な判断です)
この大きなシルエット、そしてこの大きなシルエットでのミノーの動き(アクション)に反応してくる青物が居ると思ってます。
要するにそれがヒットパターンとしてあるという事です。
遠くに居る青物を寄せるなら、音でもアピールできるトップペンシルが有効かな、とは思うんですけど、この大型のミノーによるシルエットと動き(アクション)が有効な時もあると思うんですよね。
ゴツいタックルじゃないと使えませんけど、このミノーが投げられるタックルを持っているのであれば是非とも使いたいミノーです。
9.マリア ボアー SS170
170mm、60g(フック&リング無し状態)
磁着重心移動システム搭載、スローシンキング。
貫通ワイヤー構造
潜行レンジ目安:100cm
前述のボアー SS195で魚を寄せて、ヒットしなかったら1サイズ小さいこれを使いたい。
とはいえ、シルエットは大きめです。
なので、沈みは遅く、飛距離も少し出しにくいところがありますが、その分、アクションは抜群です。
かなりブリブリ動いてくれますね。
魚の気配を感じない、けど大物を狙いたい…
なら広範囲にアピールしやすく、かつ投げ続けられる丁度良い重量のミノー。
ならこのボアー SS170の出番って感じです!
因みに装着するフックに関しては狙う魚の想定サイズで変えたりしています。
でも注意点として、ミノーの動き、アクションへの影響は考えていますね。
フックを大きく太くしたりすれば大型の魚も狙いやすいんですけれども、その分、ミノーのアクションは落ち着き気味になることが多い。
それなので、装着するフックの大きさや太さは、魚の想定サイズだけでなく、そのミノーの動き、アクションも考えて選んでます。
青物ミノー9選の使い分け方の一例
今回ご紹介のミノー、僕の場合の使い分け方です!
↓ ↓ ↓
- 「タックルハウス CONTACT BEZEL.48G」
遠く沖のシャロー探る時。 - 「エイムス アローヘッド 140S」
釣りポイントに入って最初の方で使う事が多い。
シャローから50cmくらいまでの浅めのレンジを徹底的に探る時。
魚っ気を感じ、そこへ届くなら必ず使う。 - 「タックルハウス CONTACT FLITZ.75G」
2m以下のミドルレンジを太いシルエットとブリブリアクションで探る時。 - 「タックルハウス CONTACT FLITZ.42G」
ベイトが小さい時や、青物が居るのが分かるのに10cm以上のサイズのミノーで反応がない時。 - 「オプセル ファルコン128 SB/Lead9(リップ付き)」
とにかく飛距離を出したい時。
細く小さいという事が逆にアピール力になるなって思う時。
2m以下のミドルレンジを細身のシルエットで探る時。 - 「ダイワ ショアラインシャイナーZ セットアッパー 125S-DR」
足場の高い位置からでもきっちりミノーアクションさせたい時。
平打ちアクションでアピールさせたい時。
シャローより下のレンジを探る時。 - 「ダイワ ショアラインシャイナーZ セットアッパー 145S-DR」
足場の高い位置からでもきっちりミノーアクションさせたい時。
ただ巻きアクションでシャローより下のレンジをアピールしたい時、し続けたい時。 - 「マリア ボアー SS195」
※ヘビータックル用。
マズメ時にトップペンシルに出てこない神経質な青物に対しての一撃。
広範囲に青物にアピールさせたい(見せたい&気づかせたい)時のラン&ガン系で使いたい時。 - 「マリア ボアー SS170」
広範囲にただ巻きアクションでアピールし続けたい時。
大型ミノーで魚を寄せただろうけどヒットしない時の1サイズダウン系で使う。
青物ミノーおすすめ9選まとめ
▼本記事で紹介の9選一覧はこちら
ただ巻きで「ドン!」な事が多いミノー!
ペンシルやメタルジグには出来ないアクションがミノーにはある!
僕がブリ、ヒラマサ、カンパチとかの青物狙いで釣り場に出向くなら、その釣り場の状況にもよりますけど、今回紹介したミノーのどれかは必ず持って行ってます。
あなたの釣りスタイルで、使えそうなミノー、または使ってみたいなっていうミノーが1つでもあったなら、嬉しいです。
本記事冒頭にも載せましたが、是非、動画も参考にしてみて下さい!
本記事で紹介のミノーはこちら
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