こんにちは!釣りキチ隆(@takashyman)です!
青物狙いのルアーとして高いポテンシャルを秘めている「ダイワ セットアッパー145S-DR」。
どう特徴を捉えていますか?
どんな風に使いますか?
ルアーの特徴や使い方を知る事は、状況に応じて使うべきルアーを選びやすくなります。
釣り場の状況がそんな感じなら、こんな特徴を持ったルアーが使いやすい…っていう様な感じで。
同時に使っている時の納得感も増えるので、より楽しくもなりますね。
本記事を読んで分かることは、
- ダイワ セットアッパー145S-DRの特徴とその捉え方の一例
- ダイワ セットアッパー145S-DRの使い方の一例
っていう感じです。
今回はあくまで僕の場合の1例にはなりますけど、その特徴や使い方などを含め、青物狙いでの視点で「ダイワ セットアッパー145S-DR」を徹底インプレします!
また、本記事とほぼ同じ内容を動画にもまとめています。
動画の方が理解しやすいところもあると思いますので、良かったら、動画も参考にしてみて下さい。
でも、じっくり文字で読みたい方は本記事をこのまま読み進めてみて下さい。
すぐにこのルアーの詳細を販売サイトで見るならこちら▼
もくじ
「ダイワ セットアッパー145S-DR」のスペックと外観
「ダイワ セットアッパー145S-DR」のスペック
- 長さ:145mm
- 重さ:39g
- 付属フック:#3
- 付属リング:#4
- 潜行レンジ:MAX 2m over(僕個人的な判断では、50〜200cmってところです)
- アクション:ハイピッチタイトウォブンロール
- 飛距離:MAX 92m Ave 88.5m(メーカーテストによるもの)
- 有効なアクション:中〜高速ただ巻き、ストップ&ゴー、ジャーキングによる平打ちなど
- 磁着重心移動システム搭載
- ロングリップのミッドダイバータイプ
- スローシンキングタイプ
「飛距離」に注目!
92mの飛距離、メーカーのテストでの数値とはいえ、リップ付きのミノーでその飛距離はすごいですね!
「ダイワ セットアッパー145S-DR」の外観
スペックのところで、飛距離が出るという事に触れました。
そこで、リップの部分に注目。
角度がボディに対して平行に近い感じなので、キャスト時の空気抵抗を受けにくい感じになってます。
重心移動システム搭載というところもありますけど、このリップの角度も飛距離が出る大きな理由になっていそうですね。
「ダイワ セットアッパー145S-DR」のおすすめフックセッティングと実際の使用例(タックルデータ)
「ダイワ セットアッパー145S-DR」のおすすめフックセッティング
ダイワ セットアッパー145S-DRに付属しているのは、「フック#3」「リング#4」です。
元々、シーバス釣りが想定されたルアーの上でのフックセッティングだと思いますが、僕としてはこのフックセッティングでは70cm(4kg)以上とかの青物を仕留めるにはちょっと心細い感じです。
まぁ堤防とかイージーな場所とかでファイトに時間をかけられるところなら、付属のフックセッティングで大丈夫だと思います。
でも磯とか魚に主導権を握られてラインを切られる可能性の高いところとかでは不安ですね。
という事で、僕はこうします。
↓
- 「ST56#1」
- 「ハイパープレスリング#5」
フック&リングのサイズを大きくし、2フック仕様へ。
想定する魚のサイズに応じてフック&リングのサイズを変えますが、小さくてもフックは#2、リングは#4のサイズは欲しい感じです。
でもこのフック交換によって、ルアーの動きに違いが出てくると思いますので、それを考慮しての交換をおすすめします。(フック等を大きくするとルアーの動きがより鈍くなる感じです)
因みに上記写真の右側にあるプライヤー「ダイワ ルアー プライヤー 125H」はフック&リングの脱着に使っているものですが、あると便利ですよ。
というより、大型のフック&リングを扱う時はこれがないと大変なレベルなので、僕はすごく重宝していますね。
それで、フック&リング交換後の重さは…
41gとなりました。
交換前は39gだったので、2g増という感じですね。
「ダイワ セットアッパー145S-DR」の実際の使用例(タックルデータ)
- ロッド:ライトショアジギング&ショアジギングやヒラスズキロッドのMHクラス以上
- リール:PE2号が150m以上巻けるくらいのサイズのもの
- PEライン:1.5号以上
- ショックリーダー:8号(30lb)以上
↑大まかにはこんな感じでしょうか。
それで、今(本記事投稿時現在)、僕が実際に使っているタックル実用例は以下の様な感じです。
その1▼
- ロッド「ダイワ ジグキャスター MX 106MH」
- リール「ダイワ 12キャタリナ4000H」
- PEライン「よつあみ g-soul x8 upgrade2〜3号」
- リーダー「シーガー プレミアムマックス ショックリーダー12号〜」
- リング(ルアー結束)「プレスリング#5とスプリットリング#5」
その2▼
- ロッド「ヤマガブランクス ブルースナイパー106H PS」
- リール「ダイワ 16キャタリナ5000H」
- PEライン「シーガーPE X8 300m 5号」
- リーダー「シーガー プレミアムマックス ショックリーダー22号〜」
- リング(ルアー結束)「プレスリング#5〜とスプリットリング#5〜」
少しゴツめとかなりゴツめ、という感じで2パターン例をあげました。
使い分け方としては、
- 少しゴツいタックル→飛距離を出したい時。
- ゴツいタックル→大型狙い。
って感じでしょうか。
実のところ、飛ばしやすく、多彩なアクションもさせやすいのは、「その1」の方のタックルだという事もあり、僕にとって使う機会が多いのは「その1」の方のタックルです。
でもこのルアーは40g前後と割と重量があるので、PEライン5号とか太めのライン、つまりはゴツいタックルを使ってても飛距離が出しやすいところもあります。
そして飛距離だけでなく、アクションもさすがのロングリップミノー。
というところで、太いラインやリーダーを使っててもブリブリとしっかり動いてくれますね。
という様に、このルアーはかなりゴツめのタックルでも使いやすい、というところは注目しておきたいポイントです。
青物ルアーとしてミノーに位置する「ダイワ セットアッパー145S-DR」の実際の使用感とおすすめポイント
※上記の写真は同シリーズの違うカラーで「MTトランスコノシロ」というカラーです。
- 飛距離良し!
・キャスト時、重心移動システム&空気抵抗を考えて設計されたボディによってか、ロングリップではあるものの飛行姿勢が決まる時が多く、飛距離が出しやすい! - アクション良し!
・ミドル〜ファストリトリーブでのただ巻き時の安定したワイドなブリブリアクションが魅力的! - ゴツいタックルでも使いやすい!
・PE5号とかの太いラインを使っても飛距離が出しやすいぞ!
・18号とかを越える太いショックリーダーでもアクションしてくれて心地良い! - ハードな状況で使いやすい!
・リップがよく水を噛むので、横風の時でも使いやすく、足場の高いところからでも水面に飛び出しにくく使いやすい! - 耐久性良し!
・リップ部分も含めボディ全体、粘りがあり耐久性がある素材で作られている様で思い切って使いやすい!
・本記事掲載のカラーは塗装が強い様で、岩とかにぶつけても大きく剥がれにくい!
僕が注目するのは
「ゴツいタックルでも使いやすい」
というところ。
PE5号とかの太めのラインを使う場合、飛距離も出しやすく、かつしっかりアクションもしてくれるルアーを選ぼうとすると、どうしてもゴツく大きいルアーになってしまいがちです。
そこでこのルアーは145mmという大きさに抑えながら、飛距離もアクションも保持している感じです。
重心移動システムや空気抵抗を考えられたシェイプによるものか、太いラインを使っても飛距離が出しやすい。
そして、ロングリップにより、太いショックリーダーでもしっかりアクションしてくれる。
もともとこのルアーはシーバスを釣る為に作られたルアーだと思います。
だからこそ「アクション」に関してはものすごく意識して作られたはず。
そのアクション、是非とも青物にも使ってやろうじゃありませんか。
「ダイワ セットアッパー145S-DR」のおすすめな使い方
- 使える場所
・青物が回遊しそうな、堤防、漁港、磯などで、割と水深のあるところ。 - ハードな釣り場で使う
・水面に飛び出しにくいので、横風が強い時でもきっちりアクションさせたい時に使う。
・水面に飛び出しにくいので、足場の高いところで足元まできっちりアクションさせたい時に使う。 - 有効レンジ
・50〜200cm - 有効アクション
・基本、中〜高速のただ巻きがおすすめ。 - スレた魚への一撃!
・ボイルやナブラがあるのに、トップ&シンキングペンシルで反応がない時に有効。
・ベイトが居るのにシンキングペンシル系、(ショア)ジギング系で反応しない時に有効。
・大型すぎるミノーで反応がない時のサイズダウンとしての一手。 - 例外的な使い方
・ただ巻きでもヒット率が高いと予測できるので、ショアジギングとかで疲れた時、身体を休ませながらでも魚を狙い続けたい時。 - 「ダイワ セットアッパー125S-DR」との使い分け
・ゴツいタックル(太いライン使用時)でもより飛距離を出したいなら145S-DR。
・アピール力強めなアクションを演出させるなら145S-DR。
・ジャーキングとかの大きめなロッドアクションするなら145S-DR。(トゥイッチによる細かいアクションは125S-DRの方が効果的な感じがします)
ロングリップによる利点は多いです。
そしてゴツいタックルでも使いやすいという事は大きな利点となります。
ほんと色んな問題をクリアしているミノーですね!
上記に使い分けとしてピックアップしましたが、このルアーより1サイズ小さい「ダイワ セットアッパー125S-DR」があります。
そちらのルアーに関しては、良かったら以下の記事を参考にしてみてください。
「ダイワ セットアッパー145S-DR」での釣果
「ダイワ セットアッパー145S-DR」で黒鯛(チヌ)
サラシの中をウィンドウドリフトさせていたら釣れました。
一応、スローに動かしててもアクションはしてそうな感じがしますね。
まぁ、あまり青物釣りの参考にはならないかもしれませんがご報告まで。
「ダイワ セットアッパー145S-DR」でワラサ(ブリ)
70cm 4.7kg
こちらは5号のPEライン、22号のショックリーダーというかなりゴツいタックルで釣りました。
リールハンドル3回転2秒くらいの割とゆっくりめなただ巻きでヒット。
ボイルとかが発生しているところに投げてのヒットではありませんでした。
なので、割と遠くにいる奴を寄せて食わせた感じです。
広範囲に対してのアピール力を持ち、かつ実際の食わせ力もあるアクションをしてくれている様ですね。
でも、釣れるポテンシャルは強く感じてます!
今後、どんどん追加していきますよ!
「ダイワ セットアッパー145S-DR」インプレまとめ
- 「ダイワ セットアッパー145S-DR」のスペックと外観(注目ポイント)
- 「ダイワ セットアッパー145S-DR」のおすすめフックセッティングと実際の使用例(タックルデータ)
- 青物ルアーとしてミノーに位置する「ダイワ セットアッパー145S-DR」の使用感とおすすめポイント
- 「ダイワ セットアッパー145S-DR」のおすすめな使い方
- 「ダイワ セットアッパー145S-DR」での釣果
(※↑をクリックするとその項目に戻ります)
本記事は以上の内容でまとめました!
見た目とてもシンプルでよくありそうな形をしたミノー、だからこそ求められるのは中身…
ただ飛距離が出せても動かないんじゃ使えない。
よく動いても飛距離が出せないんじゃ使えない。
そのバランスを丁度良いところで合わせられたとても中身抜群なミノーですね!
これで青物を釣るのが楽しみです!
必ずや、釣果の項目のところに青物を載せてみせます!
〈※2020年12月19日追記、青物(ワラサ)釣りましたので、載せました!〉
今後もキャッチ次第追加していきます!
本記事冒頭にも載せましたが、是非、動画も参考にしてみて下さい!
本記事で紹介のルアー▼
その他関連アイテム▼