タックルインプレ(総合)

【インプレ】高速リサイクラー2.0で出来る事は何?機能と使い方を徹底解説![レビュー]

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは!釣りキチ隆(@takashyman)です!

 

第一精工 高速リサイクラー2.0」ってご存知ですか?

僕にとって、リールのライン巻きに関する事ではなくてはならないものとなっている、とても重要なアイテムです。

では実際にこれで何が出来るのか?

これだからこそ出来るものは何なのか?

そして、得られる事は何?

それらの事を、製品の外観をはじめ、主な機能や使い方を徹底解説します!

 

すぐに「第一精工 高速リサイクラー2.0」の情報を販売サイトで見るならこちら▼

「第一精工 高速リサイクラー2.0」のスペック(外観と同梱物)

第一精工 高速リサイクラー2.0のスペック

  • サイズ(シャフト除く):215x95x90mm
  • 重量:460g (ロングシャフト使用時)
  • クランプ最大取付幅:43mm
  • ギア比:3.5:1
  • シャフトサイズ:φ8x40mm(ショート)、φ8x100mm(ロング)
  • スプール最大取付幅:75mm (ロングシャフト使用時)
  • 付属品:シャフト2本(ショート、ロング)、ナット(2個)、カラー(2個)、ドライバー、ビス(2本)
  • MADE IN JAPAN

メーカーサイトページはこちら▼
https://www.daiichiseiko.com/products/4959/

 

僕はウェブショップのアマゾンで買いました。

開封時の模様はこんな感じです↓

パッケージには主な機能や使い方が書いてあります。

付属品等はそんなにないですね。

付属品は少なめですが、どれも重要な部品なので、無くさないように注意しなきゃですね。

 

「第一精工 高速リサイクラー2.0」の主な機能と注目ポイント

  1. 取り付け幅が広く、厚めのテーブルにも固定しやすい!
  2. 長短2種のシャフトがあって、スプールを使い分けられる!
  3. ラインテンションの微調整が出来る!!!
  4. さすがボールベアリング搭載!ハンドルが軽くて楽!!!
  5. 第一精工 高速リサイクラー」との違い。
僕が注目したいのは上記の5点。

以下に詳しくまとめます!

↓ ↓ ↓

取り付け幅が広く、厚めのテーブルにも固定しやすい!

家庭ではなかなか厚めのテーブルはないかもしれません。

でも取り付け部の幅が広ければ、安定させる為にもう1枚板とかを挟んで、よりしっかり固定する事が出来ますよね。

特に大物釣りをする時に使うラインを巻く時、当たり前ではありますが、取り付け部がしっかりしているのは頼もしいです。

 

また、取り付け部の上部はゴムで滑りにくくなっています。

下部の固定部分も面積大きめで頼もしいです。

まぁ、この下部側にはゴム等が使われていないので、前述した様に板とかを挟まない場合でも、固定するテーブルへのキズ等を防ぐなら、ゴムマットや厚紙等を挟むとより安心ですね。

長短2種のシャフトがあって、スプールを使い分けられる!

これは便利ですよ〜

分厚いor薄いスプールを使い分ける事が出来ます。

僕としては、多くは薄いスプールを使う事が多いので、この短いシャフトがあるのはありがたい!

※後述しますが、これより少し安いモデルの「高速リサイクラー」は長いシャフトだけなのです。

ラインテンションの微調整が出来る!!!

このネジでリールにラインを巻く時のテンションを調整する事が出来ます。

繊細な調整もゴツめな調整も微妙に出来るところがナイス。

エリアトラウトやアジングなどの細いラインから、PE5号とかを超えるラインのテンション調整まで幅広く出来ますね。

さすがボールベアリング搭載!ハンドルが軽くて楽!!!

回転部にボールベアリングが搭載されているみたいです。

おそらく、シャフトの付け根、上部の小さいギヤ周り、大軸のギヤの中心にある感じで、ハンドルノブ内にはない感じです。

どんなのが使われているか正確には分かりませんが、回転は良好ですね。

「第一精工 高速リサイクラー」との違い。

本記事で紹介の「高速リサイクラー2.0」より、少し安いモデルの「高速リサイクラー」があります。

この2つ違いは以下の様な感じです。

高速リサイクラー2.0 高速リサイクラー
シャフト ロングとショートの2本 ロング1本のみ
ボールベアリングの有無 3ケ内臓 なし
クランプの取り付け幅 43mm  35mm

メーカーサイトページにも記載があります▼
https://www.daiichiseiko.com/faq/index.html?cmd=detail&id=21&backid=4959

実は僕は長い事「高速リサイクラー」を使っていました。

この違いは結構大きなものと実感してますよ。

 

この違いに関しては動画にもまとめたので良かったら参考にしてみて下さい。

ベアリング有り無しに関してとか、回転させた時の音とかも収録していますので。

 

「第一精工 高速リサイクラー2.0」で出来る事とその使い方

ラインスプールをくるくるするだけのものではありますが、使い道は色々あります。

  • 〈リールのライン回収〉違うラインに交換したい時。
  • 〈リールのラインの巻き直し〉巻く量が多すぎたor少なすぎた時。
  • 〈リールのラインの巻き直し〉糸巻き状態が前巻きor後巻きになってしまった時。
  • 〈リールのラインの裏返し〉ラインの先端が痛んできた時。
  • 〈任意のところまでピッタリ巻く事も可〉下巻きの量が分からない時とか。
  • リサイクラーが2個あったら更に便利!

以下に詳しくまとめます!

↓ ↓ ↓

〈リールのライン回収〉違うラインに交換したい時。

ライン回収…、ただそれだけではありますが、得られるメリットは大きいです。

  • 他のラインも色々試してみたい…
  • 1個のリールを色んな釣りスタイルで使いたい…

以上の様な時は、いくつかリールスプールを持てば済みますが、リールスプールは高価なので、使いたいライン分だけ持つなんて現実的とは言えません。

やはり、リールに巻いてあるラインを丸ごと交換するべきかと。

そんな時の高速リサイクラー2.0のライン回収機能が役立ちますね。

〈リールのラインの巻き直し〉巻く量が多すぎたor少なすぎた時。

巻いてみた時、スプールエッヂから凹み過ぎてるなら飛距離が出にくくなります。

逆にスプールエッヂいっぱいに巻いちゃうと、飛距離は出しやすくなるとは思いますが、バックラッシュ等のライントラブルを引き起こしやすくなります。

まぁ、その丁度良いところは釣りスタイルによって変わってくると思うので、どの位まで巻けば良いか、という事はここでは省きますね。(※基本は10円玉の厚さ位凹んだ状態が望ましい事が多いです)

その丁度良い巻き量にならなかった時、巻き直さなきゃならないわけです。

これはもう高速リサイクラー2.0の出番ですね。

※巻き直しを数回やる事で任意のところまでピッタリ巻く方法がありますが、それは後述します。

〈リールのラインの巻き直し〉糸巻き状態が前巻きor後巻きになってしまった時。

これはリールの説明書にも書いてありますね。(ダイワ)

リールのスプールの軸にあるワッシャーで調整するわけですが、これをやる時は、ラインの巻き直しが必要になってきますよね。

実際、この調整は僕は何度もやってきました。

新しいリールとかに初めてラインを巻く時とかにはよくある事です。

実際の模様がこちら▼

  • 左:若干後巻きになってます。
  • 右:スプール軸のワッシャーを抜いて巻き直した状態。

まだ若干後巻きになっているか…という感じもしますが、こういった調整をする時は巻き直しが必要になりますね。

〈リールのラインの裏返し〉ラインの先端が痛んできた時。

※この方法は別のリールor空のラインスプールがないと出来ません。

釣りをしてればラインの先端から数十メートルのところまで痛んでくるものです。

1、2mくらいなら切れば良いですが、数十メートルにもなると勿体無い。

そんな時のラインの裏返しです。

高速リサイクラー2.0」1つでやるなら…

ラインを回収

回収したラインを別のリールで巻く
(回収したラインを別の空のラインスプールに巻く)

使いたいリールでそのラインを巻く

これで、痛んだラインはリールスプールの内側になって、ラインの裏返しは完了です。

文字だと表現しにくいです汗…

なので、このラインの裏返しに関しての動画を参考にしてみて下さい▼

また、ラインスプールを2個使って一気にやる方法がありますが、それはそれで面倒なところがあるので、ここでは割愛します。(後に動画に撮ってみようとは思ってますが)

〈任意のところまでピッタリ巻く事も可〉下巻きの量が分からない時とか。

ピッタリ巻く方法、文字で説明するのは難しいのですが、書けば以下の様になります。

その1

使うリールにとりあえず、使いたいメインラインを巻き、下巻きラインと結び、下巻きを任意の巻きたい量まで巻く。

その位置で切ってもう1度結ぶ。(マーキングする)

リサイクラーで下巻きをメインラインとの結び目まで回収してその位置で切る。

リサイクラーでメインラインを空になっているメインラインスプールに回収。

使うリールに下巻きラインをマーキングした位置まで巻き、メインラインと結ぶ。

メインラインを巻いて完了。

その2
※リサイクラーが2個ある場合や別のリール等がある場合。

使うリールにとりあえず、使いたいメインラインを巻き、下巻きと結ぶ。

下巻きを任意の巻きたい量まで巻いて切り取る。

※あとはラインの裏返しの要領
その下巻き&メインラインを空のラインスプールにリサイクラーで回収。
(その下巻き&メインラインを別のリールで回収。)

使いたいリールでその下巻き&メインラインを巻いて完了。

これも文字だと分かりにくいですよね…

という事で動画を参考にしてみて下さい▼

 

リサイクラーが2個あったら更に便利!

実は僕は「高速リサイクラー2.0」を使い始める前に「高速リサイクラー」を使っていました。

もちろん1個を使うなら機能的に優れた「高速リサイクラー2.0」を主に使うつもりです。

でも「高速リサイクラー」の出番が全くなくなった訳ではありません。

前述の〈ラインの裏返し〉と〈ラインをピッタリ巻く〉はその2個があると超便利なのです!

 

「第一精工 高速リサイクラー2.0」を手にした事で得られる事

  • 不安の回避
    ・下巻き付近がフワフワになっていないかとか。
  • ストレス回避
    ・素早く回収出来るって単純だけど効果大!
    ・大型リールは特に巻き取りが楽になる。
  • 時間の短縮&他の事に時間を使える
  • 釣り活の向上

リールのライン巻きの際、下巻きの付近は適度に力を掛けてカタくしておきたいものですよね。

そこで「高速リサイクラー2.0」ならテンション機能によって一定の力で巻き付けられる。

それって、巻き付けている時も心地良いですし、実際に釣りしている時も心地良い。

僕はもう、これがない事は想像したくないですね。

 

また、新品のリールとか、空のリールスプールにラインを巻く時はこれが無くても、とりあえず巻く事は出来るでしょう。

でも、リールに既に巻いてあるラインの交換や巻き直し、裏返しをする時は、これがあるのと無いのでは、作業時間が大幅に違ってくるはずです。

例えば、ラインを交換するにしても…

リールに巻いてあるライン、どうやって回収するんですか?

手で引っ張り出すんですか?

7、80mくらいの長さだったらまだしも、300m以上なんて…

って感じです。

 

高速リサイクラー2.0」により、作業時間が短縮出来る事、目に見えて分かりますよね。

そこで得られた時間、他の事に有意義に使って欲しいです。

タックルメンテや読書、翌日に釣りに行くならその分早く寝る、とか。

 

釣りの準備もよりストレスフリーに、実際の釣りの時の不安もより解消して、もっと釣り活を向上させてみてはいかがでしょうか?

 

本記事のまとめ

本記事は以上の内容でまとめました!

 

僕は現在「高速リサイクラー2.0」とそれより少し安い「高速リサイクラー」の2つを使っています。

1つだけしか使わないというのであれば、「高速リサイクラー2.0」をおすすめしたいです。

特に太いライン(PE2号以上とか)を扱う釣りをする人は。

そんな太めのPEラインを巻いたリールは大きくなりますし、回収する時もより力が必要になります。(※僕は出来るだけ平行巻きにしたく、リールのドラグを緩めて回収しています。)

結構それに力を使うの、ストレスです笑

ちょっと高くても、ボールベアリングで回転がスムースになり、そのストレスがより軽減出来る事を思えばこれを選ぶ価値はありますね。

そんな壊れるものでもないですし、すごく付き合いの長くなるものでもあるので。

 

一家に一台「第一精工 高速リサイクラー2.0」!

家での釣り活も向上させて行きましょう!

そして釣り場での釣りもより快適に!

 

最後までお読み頂きありがとうございます!

どうも、釣りキチ隆(@takashyman)でした!

本記事で紹介したものはこちら▼

関連品はこちら▼