ヒラスズキの釣り方・知識

【ヒラスズキリールのおすすめな選び方】サイズ、PEライン、性能等を徹底解説!

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どうも、釣りキチ隆(@takashyman)です。

僕が磯やサーフで狙う主な魚の1種、ヒラスズキ。

本記事では、ルアーでのヒラスズキ釣りの重要アイテムの1つ、リールの選び方についてまとめます。

※僕はほぼダイワサイズのリールしか使った事がないため、大きさのサイズはダイワ社製のサイズ表記とします。

また、新しい製品もリリースされる事から、修正時現在のものとします。
※本記事は2022年11月に修正しました。

ヒラスズキ釣りの特徴からリールに思う事。

  • ヒラスズキ釣りは荒れた磯で波しぶきを被る事も多く、防錆性が必要。
  • ヒラスズキは岩(根)の近くでヒットする事が多く、主導権を取られない様にも強いドラグ力が必要。
  • アップダウンの激しいウネリのある状況でのランディングの機会も多い為、それに追従するスムーズなドラグ性能も欲しい。(抜き上げられるサイズの魚ならまだしも、大型の魚の場合はウネリが下がった時にはラインが出て行く状態が望ましい。フルロックはおすすめ出来ない。)
  • ドラグも強めな状態がほとんどなので、リールに掛かる負担は大きく耐久性が必要。
  • 駐車場等から釣り場までが険しく遠い事がほとんどなので、耐久性に不安があるリールは持って行く気にならない。
  • ヒラスズキはショートバイトする事も多いので、その判断の為にもリールの軽さは欲しい。
  • 超デッドスローリトリーブでヒットする事もある事から、ハンドルの回転性能のスムーズさは欲しい。
  • デッドスローリトリーブする事もある事から、スプールに巻かれているラインには気を使っておかないとバックラッシュする。デッドスローでルアー回収後フルキャストすると高確率でバックラッシュする。
  • ヒラスズキ釣りは強風時や荒れた海での使用が多く、ただでさえ過酷な状況なので釣り人の集中力を保つ為にも、軽さと回転性能は欲しいところ。
  • 1日1バイトで終わる事も多いヒラスズキ釣りなので、リールの性能は、釣果を左右するレベルに思う。
  • つまり、リールのポテンシャルは、ヒラスズキをヒットさせる前もヒットさせた後も重要項目と考えられる。

高防錆性、高耐久性、軽量、高い回転性能など…

なかなか求められる要素は多いです。

ヒラスズキ用リールのサイズは2500〜4000番(ダイワサイズ)か。

  • リールサイズが小さい→軽い、糸巻き量が少ない、感度重視、サーフ等釣り環境の良いところ向け、耐久性が弱い傾向にある。
  • リールサイズが大きい→重い、糸巻き量が多い、大型魚向け、魚に主導権を握られたくない系、磯向き、耐久性が強い傾向にある。

以上の事を踏まえると、3000番前後で、小さくても2500番、大きくても4000番が使いやすいと僕は判断します。

※ダイワLTサイズなら「LT3000〜LT(SW)6000」でしょうかね。

僕なら3000番か4000番サイズのどちらかです。

因みに僕はサーフなら3000番、ゴロタ石や根が点在するサーフとかでは4000番、磯なら専ら4000番のサイズが好きです。

2500番は使えなくないと思えますが僕には小さいかなと。また、4500番はちょっと大き過ぎですね。

ちょっとややこしいダイワの新企画サイズのLTサイズ

また、近頃ダイワは新企画のサイズ(LTサイズ)のリールを出したので、サイズ&糸巻き量両方を確認する様にしましょう。

僕は専らダイワ社リールのユーザーなので少しまとめておきます。

  • サイズ感の例(メーカーも全く同じではなく目安、サイズ感としています)
    LT2500→従来の2500番
    LT3000-C→従来の2500〜2500R(※)
    LT3000→従来の2500〜3000番
    LT4000-C→従来の3000番
    LT5000-C→従来の3000〜4000番
    LT6000→従来の3500〜4500番
  • 糸巻き量も「D(深溝)」「S(浅溝)」で変わってきます。
    LT3000D→PE1.5号300m
    LT3000→PE1号200m
    LT3000S→PE0.8号200m

(※)2500Rは3000番ボディに2500番サイズのローターとスプールが搭載されたモデルです。

LTサイズの事、詳しくはこちら↓
https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/reel/spin_rl/LT_LightTough/index.html

ヒラスズキ用リールで使うPEラインとの組み合わせと実用例。

※PEラインとの組み合わせ方はヒラスズキ用PEライン関連記事も合わせて参考にしてみて下さい。

組み合わせるPEライン、太さ1.5〜2.5号、長さ150〜200mは欲しい。

  • 使うPEラインは、太さ1.5〜2.5号、長さ150〜200mは欲しい。
  • バックラッシュの可能性を下げる為にラインを巻ききった時、MAX糸巻き量から50m減くらいの糸巻き量が望ましい。
    例:
    ×「MAX糸巻き量1.5-200→1.5号200m」
    ◯「MAX糸巻き量1.5-200→1.5号150m」
  • 2500番に僕が思う糸巻き量の限界は、1.5号150m。
  • 3000番に僕が思う糸巻き量の限界は、2号200m。
  • 4000番に僕が思う糸巻き量の限界は、2.5号300m。
  • MAX糸巻き量から50m減を考えての参考使用例
    糸巻き量「1.5-200」の2500番→PE1.5号150mのみ使用
    糸巻き量「1.5-200」の3012番→PE1.5号150mのみ使用
    糸巻き量「2-250」の3000番→PE1.5号150〜200m、PE2号150〜200m
    糸巻き量「2.5-300」の4000番→PE2〜2.5号200m
    糸巻き量「3-300」の4000番→PE2〜2.5号200〜300m

※注:巻き付けの強さによって量感は違うので、あくまで目安として下さい。

ヒラスズキリール、僕の場合の実際の実用例。

糸巻き量「1.5-200」の3012番にPE1.5号150m
サーフでは主にこの設定を使いたいです▼

糸巻き量「3-300」4000番サイズに2号200mか2.5号200〜300m
磯ではこの設定が多いですね▼

と言う感じです。

他、こういった地磯では、前述した内容にある「2.5号300m」を使う時は、沖の青物もついでに狙いたい時とかに使ってますね。

因みに↑の写真の様にスプールエッヂから少し凹んだくらいの糸巻き量が好きです

リールの性能&機能、採用されているパーツに思う事。

  • ルアーを高速回収したい時が多いので、ハイギヤがおすすめ。
  • 低価格なリールでも高性能になるラインローラーやハンドルノブ、スプール周りなどのベアリング追加のチューンナップは可能な限り実施する事を推奨。
  • 僕としてはダイワ社のマグシールドの機能は気に入ってます。
  • ダイワ社の高機種モデルに採用されているハイパーデジギヤはマジですごい!
  • スペアスプール、特に遠征釣行では所持しておきたい。

高性能なリールは高価で、ハードな釣りでは気が引けるかもです。

でも、過ごせる時間は1度きり…

可能な限り高性能なものを使いたい!

と僕は思ってます。

自己責任になりますが、ベアリングチューンは安いリールでもかなり高性能に出来るので、出来る限り実施したいですね。