こんにちは!釣りキチ隆(@takashyman)です!
「コアマン VJ16」のインプレです!
このルアーは主にシーバス、いわゆるマルスズキ釣りで使われているはず…
けど、ヒラスズキ釣りでめちゃくちゃ使えるルアーなんです。
僕自身、実際に釣らせてもらってます。
なので、本記事ではシーバス(マルスズキ)ではなく、ヒラスズキ狙いでの視点でまとめます。
本記事を読んで分かることは、
っていう感じです。
色んな方向からの写真、フックの装着例もまとめてます!
是非、参考にしてみてください!
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もくじ
「コアマン VJ16」のスペックと外観
「コアマン VJ16」のスペック
「コアマン VJ-16」のスペック
- 長さ:90mm
- 重さ:16g
- フック:がまかつトレブル13 #10
- ワーム:コアマン CA-02 アルカリシャッド
▼メーカーサイトページはこちら
https://www.coreman.jp/product/vj16/
「コアマン VJ16」の外観
後にも詳細の写真を載せていますが、ここでは横、上、下側の3箇所からの写真を載せます。
「コアマン VJ16」の特徴。3つの注目ポイント
- バイブレーションアクションするジグヘッドってすごい
- 小型の2フック仕様という事
- ワームは「刺すだけ」で装着可能
以下に詳細を書きます。
↓ ↓ ↓
1.バイブレーションアクションするジグヘッドってすごい
ジグヘッド&ワームの特徴といえば…
- 重りが付いててワームを遠くに飛ばせる
- ワームが使えるフックの中でもフッキング率が高い
- プラグにはまず出来ないナチュラルな動きをする特徴がある
- プラグで釣れないシブい時でも釣れるパワーを持っている
なんて、印象が僕はあります。
そこでそのジグヘッド&ワームである「コアマン VJ16」もその特徴があると思いますね。
でも、それだけじゃない。
「コアマン VJ16」はバイブレーション、つまりは振動するアクションをしてくれる特徴を持っています。
よく見てみると、ジグヘッドのオモリの上の部分がナイフエッヂとまでは言えなくても、それに近い形をしています▼
加えて付属のワーム「コアマン CA-02 アルカリシャッド」の形状も若干ナイフエッヂの様になっている部分がありますね▼
これらの形状によりボディがブルブルキラキラと振動するアクションをしてくれるんでしょう。
いやー、すごいすね…
こう完成品を見ちゃうとなんでもないのかもしれませんけど、これ、なかなか思いつかない事ではないでしょうか。
これだからこそ釣れる魚が居るのでは…と予測してしまうほどです。
2.小型の2フック仕様という事
「コアマン VJ16」に付属のフックのサイズは#10。
しかも、その付属のフックでも前後のフック同士が絡む、とフック同士の距離も近めです▼
まぁ、後ろ側のフック(テールフック)をワームに少し引っ掛けておけば、フックが絡みの問題はなくなると思います▼
ただ、主導権を握られるわけにはいかない釣り場の環境下である事の多いヒラスズキ釣りでは、この付属のフックでは強度的に対応出来ないと思っていた方がいいと思います。
つまりはより強いフックに交換が必要、と思うと共に、フック同士の距離が近いのでそんなに大きなフックは装着しにくい事が考えられますね。
3.ワームは「刺すだけ」で装着可能
「コアマン VJ16」は「コアマン CA-02 アルカリシャッド」のワーム1つが刺さってて、もう1つが予備で付属されています。
そして、そのワームの装着方法は、ほんと「刺すだけ」の様です。
この簡単に刺すだけで装着可能って、僕個人的には利点に思うポイント。
ワームって刺し方ひとつでアクションが変わってしまう事が考えられます。
例えば、ジグヘッドのフックにワームを刺す様なタイプの場合、毎回全く同じ様に刺すの、難しいですよね?(単に僕が刺すのが下手なだけかもですけど汗)
でも「コアマン VJ16」の場合は刺すだけ。
つまりは毎回同じ様に刺せる、つまりは実際に釣りで使う時も同じ様にアクションをしてくれる事に繋がります。
これは僕としては気持ちよく使える事になる、いいポイントだと思ってますね。
「コアマン VJ16」をヒラスズキ釣りで使ってみてのインプレ(使用感)
- フックとスプリットリングは交換が必要
- バイブレーションアクションはそんなに派手ではなさそう
- アクションは「平打ち」と「フォール」が良い感じ!
- 「コアマン CA-02 アルカリシャッド」の動きも保ちも良し!
- 適応レンジは5mくらいまでかなと
- シブい時こそ強い!!!
って感じです。
↓ ↓ ↓
1.フックとスプリットリングは交換が必要
主導権を握られるわけにはいかない、つまりはパワーファイトの傾向にあるヒラスズキ狙いでは、付属フック&スプリットリングでは弱いと判断しています。
なので、主に以下のフック&スプリットリングに変えて使っています。
▼1フック仕様
▼2フック仕様
※上記写真のフックセッティングです
このフック設定で実際にヒラスズキを釣る事が出来ています。
因みに、ファイト時に安心だったのは大きめの1フック仕様でしたけど、魚に対してプレッシャーになってしまう感じで、ヒット率は低い感じでした。
2フック仕様の時の方がアタリも多く、ヒット率も高かった印象です。
2.バイブレーションアクションはそんなに派手ではなさそう
僕としての実感は、リトリーブ時、手元にブルブル振動が伝わってくる様な感じは少なかったです。
まぁ、僕が使ったタックルやフックセッテイング、もちろんの事、僕の手の感度の鈍さとかによる影響は充分考えられますけど、僕としては、振動は弱めかな、と思いました。
目の前で動かしてみた感じは、ローリングに近いアクションかなぁというところです。
でもしっかり小刻みに動いてはいます。
しかも割とゆっくり目の移動スピード&リトリーブスピードでも、小刻みにアクションしてくれている感じですね。
キラキラとフラッシング的なアピールは強く出ている感じはありました。
3.アクションは「平打ち」と「フォール」が良い感じ!
シーバス(マルスズキ)狙いで、バイブレーションアクションを持つルアーでは「速巻き」をする事が有効な時があります。
でも、サラシでのヒラスズキ狙いではその「速巻き」はそんなに有効ではない印象が僕は強いです。
けど、バイブレーション機能が活きる時があるんですよね。
それは「平打ち」アクションするということ。
ブルブル震えるバイブレーションアクションをするという事は、ロッドアクションをチョンってやった時に大抵ルアーが横を向いたりして「平打ち」してくれます。
この「平打ちアクション」はサラシでのヒラスズキ狙いには有効な印象が僕には強いです。
もちろんバイブレーションアクションをする「コアマン VJ16」もこの「平打ち」する機能を持っていますね。
それに加えて装着しているワームの「コアマン CA-02 アルカリシャッド」がナイス。
このワームのテールはほんとよく動いてくれて、「フォール」させている時も動いています。
この「フォール」させている時も動いてアピールしてくれているところがキモ。
因みに僕の場合はこの「フォール」させている時にヒットする事、多いんですよね。
これら「平打ち」と「フォール」両方の機能を持っている事は、サラシでヒラスズキのヒットに導く強力な要素と僕は思っています。
4.「コアマン CA-02 アルカリシャッド」の動きも保ちも良し!
全項目で言いましたが、リトリーブ中はもちろんの事、フォールさせている時にもアクションしてくれる「コアマン CA-02 アルカリシャッド」はほんと魅力的です。
でも魅力はそれだけじゃない。
割と耐久性があるというか、保ち、もいいです。
気になるところを言うと、ワームのテール部分をみても、リトリーブ中は当たり前にアクションし、フォール中もアクションしてくれると、常に動いているわけです。
なので、そうワームで常に動いている部分があるという事は、ワーム装着部分に負担がかかりやすいのでは…
というところがある。
が!、僕個人的には「割と保つなぁ」という印象。
アクションさせて消耗&摩耗するというよりは、岩とかにぶつけたり、魚からのアタリがあった時に消耗&摩耗して痛む感じがありますね。
5.適応レンジは5mくらいまでかなと
シルエットが小さい上に重量が16gなので、割と深いところでも使えるかなと思うところはあります。
けど、よく動くワームが付いているので、その抵抗も加わって、そこまで深いところは沈めるまでに時間がかかるので、効率悪いかなと思うところがありますね。
なので5mくらいまでのレンジまでを探るくらいに考えておいた方が僕は良いと思います。
もしそれ以上の深いレンジを探るなら「コアマン VJ16」より重い「コアマン VJ22」や「コアマン VJ28」を使うのが効率が良いかと。
でも、ヒラスズキを狙う場合、主にヒットするレンジは深くても5mくらいまでの時がほとんどだと思うので、大抵は「コアマン VJ16」で済むんじゃないかなと思いますね。
6.シブい時こそ強い!!!
ほんとこれ、
です。
プラグとかで反応なくても、これに変えたらヒット、なんて時がありました。
また、何度も投げ続けてヒット、なんて時もありました。
シブい時、それは…
- サラシが薄い時とか
- 先行者に散々叩かれまくった時とか
- 流れがない時とか
- 水温変動が大きい時とか
- 産卵期とかのヒラスズキの射程範囲が狭い時とか…
などなど。
それらの厳しい状況の時こそ「コアマン VJ16」が役に立つ時がありました。
主な使用タックルはこちら(2022年5月現在)
- ▼ロッド
ジャンプライズ ツーリミット105モンスターバトル - リール
ダイワ21 セルテートSW6000XH - ▼ライン
PE2号200m - ▼リーダー
フロロカーボン8〜12号
ヒラスズキ釣りで「コアマン VJ16」のおすすめな使い方(主なヒットパターン)
- フックは#4の1フック、または#8の2フック仕様がおすすめ!
- 高速巻きはしない方が良い時が多い
- ミドルレンジのサラシの中を平打ちアクションを交えながらリフト&フォール
- フィーディングスポットに平打ちアクションを交えながらテンションフォールさせる
- 推奨されているワームより少し大きい「デカカリ」を使うのも有効
↓ ↓ ↓
1.フックは#4の1フック、または#8の2フック仕様がおすすめ!
前述しましたが、ヒラスズキを釣るのに「コアマン VJ16」に付属のフックでは弱いと思えるので、強めのフック&スプリットリングに交換するのをおすすめします。
▼1フック仕様はこちら
この1フック仕様で使う時は、フックはワームに引っ掛けておいた方が、リーダーに絡みにくくなる傾向にあるので、そうすることをおすすめします▼
▼2フック仕様はこちら
因みにこの2フック仕様の場合、フック同士を絡みにくくさせる為に、テールフックはワームに引っ掛けておいた方が快適です▼
大型を狙うなら1フック、ヒット率を高めるなら2フックという感じでしょうか。
因みに、上記に挙げた2フック仕様とほぼ同じ設定で友人が70cmオーバーのヒラスズキを仕留めてます。(※僕はまだ60cmクラスまでしか釣った事がありません)
もちろん、これで確実とはいえません。
ランカーサイズを抜き上げようものならそれはフックが伸びてしまう事も充分考えられます。
僕としては、2フック仕様に関しては上記のフック設定以下の強度は使いたくない感じです。
また、バンバン釣れる様な状況に出くわしたなら、1フック仕様の#3番とかにフックサイズを上げる事をしたりしますかね。
2.高速巻きはしない方が良い時が多い
ヒラスズキ狙いで高速巻き…
僕はこれまで、他のルアーでもその釣り方でヒラスズキを釣った事がありません。
なので、僕の経験からの話になってしまいますけど、ヒラスズキを狙うなら、あまり効果的な釣り方とは思っていません。
共に「コアマン VJ16」に使うワーム「コアマン CA-02 アルカリシャッド」の保ちは良い印象はあるとはいえ、高速巻きばかりしていたらワームの痛みも早くなる事が考えられるので、有効な使い方とは言えないかなぁ、と思います。
後述しますが、やはり「平打ち」と「フォール」のアクションを活用する使い方がおすすめですね。
3.ミドルレンジのサラシの中を平打ちアクションを交えながらリフト&フォール
※↑矢印の部分はフォールさせている時にロッドをチョンと動かしてアクションさせている感じです。
サラシが水面だけでなく、水中の数メートル下とかまでモワモワしているなら、是非ともこのミドルレンジのサラシの中を平打ちアクションを交えながらのリフト&フォールはやりたいです。
で、僕の場合は大抵、フォール中にヒットする事が多い。
加えて、プラグとかで反応がない時など、シブい時こそこれで釣れる事が多かったです。
また、この釣り方で何度も同じところをやってみてヒットする事もあります。
でもそれは押し寄せて来る波は毎回違い、それによるサラシの形も違うからだと思います。
つまり、サラシの形の違いによって、同じ様にルアーを通してもヒラスズキからは見え方が違うからじゃないかな、と思える。
だからそれを考えると、出来るだけ大きな波が押し寄せてきた時とか、違うサラシの形をしているな、という時に投げるべきと言えるんじゃないかなと思いますね。
とは言え、ミドルレンジを探れるミノーとかもあるわけですけど、それよりは「コアマン VJ16」の方が僕は断然ヒット率が高い印象です。
4.フィーディングスポットに平打ちアクションを交えながらテンションフォールさせる
ほぼリールを巻かずに、ロッドをチョンとたまに動かしながらテンションフォール…
釣り場から水中をみた時、ぼんやり根らしきものが見える時や、サラシの形状から根らしきものがあるだろう…、なんて時やってみてください。
また、足元の岩や、キャストして届く岩から、50cm未満のレベルとかの際どいところを、平打ちさせながらのテンションフォールでチェックするのも是非。
↓
根や岩の近くはヒラスズキにとってフィーディングスポット(ベイトを食べる場所、食べやすい場所)になっている事が多いです。
なので、この釣法は「平打ち」も「フォールアクション」もしてくれる、「コアマン VJ16」ならではの釣法と思いますね。
5.推奨されているワームより少し大きい「デカカリ」を使うのも有効
ある釣行にて、「コアマン CA-02 アルカリシャッド」を切らしてしまい、たまたま手元にあった「コアマン CA-06 デカカリシャッド」(写真上側のワーム)を装着して使ってみたんです。
そしたら、思いのほか好反応!、なんて時がありました。
- より大きめのシルエットでアピールさせたい
- より大きめのフォールアクションさせたい
などなど、ちょっと変化を加えたいという時に有効かなと思います。
たまたま使う事になってしまったセッティングでしたが、しっかり釣る事が出来たので、一例としてピックアップさせて頂きました。
ワームの使い方に関しての動画もあります。
よかったら参考にしてみてください!
「コアマン VJ16」の釣果
▼1フック仕様
▼2フック仕様
▼2フック仕様+デカカリ
「コアマン VJ16」のインプレまとめ
- 「コアマン VJ16」のスペックと外観
- 「コアマン VJ16」の特徴。3つの注目ポイント
- 「コアマン VJ16」をヒラスズキ釣りで使ってみてのインプレ(使用感)
- ヒラスズキ釣りで「コアマン VJ16」のおすすめな使い方(主なヒットパターン)
- 「コアマン VJ16」の釣果
(※↑をクリックするとその項目に戻ります)
本記事は以上の内容でまとめました。
シブい状況でのヒラスズキ釣りを一変させる…
そんなポテンシャルを「コアマン VJ16」に僕は感じてます。
また、ご存知の方も多いとは思いますが、どういうわけか、すごく入手困難なルアーともなっています。(本記事投稿時現在)
売っていてもすごく高価になっている事が多い。
転売は勘弁ですね。
なので僕は、定価、もしくは定価近くで売っているのを見かけた時に購入しています。
早く落ち着いて欲しいと願ってます。
釣り場でめちゃくちゃ使いたい人(僕)がココに居るんですから。
…と、まぁ、他の視点から見てもパワフルなルアー「コアマン VJ16」、インプレをまとめてみました。
参考になるところがありましたら、嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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