こんにちは!釣りキチ隆(@takashyman)です!
2月前後と言えば、釣りは厳しい印象が強いですが、少しでも釣れる期待感を持ってフィールドに出向く事が出来たら楽しいものですよね。
そこで本記事では、そんな期待感や楽しさを持てる事を目的とした、2月前後のヒラスズキを狙う場合の考え方、についてまとめてみます。
もくじ
2月前後のヒラスズキ釣りでは、大型サイズをよく見かける…
上記の写真、2018年3月中旬に関東方面の地磯で僕の友人が釣ったヒラスズキです。
参考記事はこちら↓
「関東方面在住の釣友が見事な体格のヒラスズキを釣ったぞ!(2018年3月中旬)」
僕自身も以前、2月に伊豆半島の地磯で大型のヒラスズキを目の前まで寄せてバラしてしまった事があります。
そうなのです、寒さの厳しい時期、海水温も低くなるこの時期、2月はどうやら釣れるのは大型サイズが多そうなのです。
ヒラスズキ釣りにおいての2月の特性、「低水温」と「産卵」。
水温が低くなる2月は岸際の魚の数も全体的には少なく、魚の活性も下がる傾向。
海水温もまだ高かった1月初旬、そしてその1月下旬あたりからどんどん海水温が下がり、その低い海水温は4月上旬辺りまで続く、と言うのが例年ある傾向にあります。
気象庁のサイトでも確認出来ます。
https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/data/db/kaikyo/daily/t100_HQ.html
そして、その海水温の下降に伴い、その影響も受けやすい岸際の魚の数も活性も下がる傾向にありますね。
岸際で魚を見かけなくなるというか…
僕自身、この時期にヒラスズキ狙いで地磯に出向いた事がありますが、ボウズ、しかも何の反応もなく、ベイトも見かける事もなく終わってしまう事が多くありしました。
2月前後にヒラスズキは産卵で沖に行ってしまう、そんな情報もある。
僕は実際にその産卵しているの確認した事がないですが、この情報(ヒラスズキは2月に産卵という事)は多く見かけます。
釣るにはちょっと残念な情報ですね。
実はこの「低水温」「産卵」が大型ヒラスズキが釣れるキーポイント!
期間に開きがあると思えるこの産卵期が狙い目!
産卵って、実のところ、その時の気候や海水温、地域によって様々だと思います。
ヒラスズキ1体1体にも個体差だってあるでしょうし、それもバラバラだと思うんですよね。
それなので、この1尾は1月中旬に産卵に出向いたけど、この1尾は2月に出向く、なんて事が予測出来るので、その期間にも開きがあると断定出来ます。
つまり、全部のヒラスズキがその場から一気に100%居なくなる事は無く、少なからずとも残っている個体も居ると思うのです。
そしてヒラスズキに限らず、魚は、産卵期の前後はベイトを荒食いする傾向にあるとよく言われています。
産卵する為にたくさん食べて…
産卵後は体力を回復させる為にたくさん食べて…
と。
つまり、産卵にこれから行く個体、産卵から戻って来た個体は狙いやすいのです!
しかも産卵するくらいの個体、大型が多い!
水温が低いという事が大型魚狙いの好条件になる!
大きな魚体ならば、水温の影響はより受けにくいと判断出来ます。
それなので、水温が低いところまで入って来れるのは、水温の影響をより受けにくい大型のヒラスズキだけの可能性が高くなると判断出来ます。
そこで、釣り人が立つ地磯、岸際は水深が浅いところが多い。
つまり岸際は地表の気温や風とかの影響も受けやすいので、水温が下がりがちです。
が!、そんな水温が下がったところにも入って来れるのは、より大型のヒラスズキだけ、と判断出来ますよね。
つまり、水温が低く時期は、大型のヒラスズキだけ、が釣りやすいんだと判断出来るじゃないですか!
本記事まとめ。
- 産卵前後は荒食いする傾向にあり、狙いやすい!
- 産卵するくらいの個体、大型が多い!
- 大型魚は水温の影響をより受けにくい!
- 3.により、大型魚は行動範囲が広くなる!
- 3.により、大型魚は水温の下がりやすい浅場や岸際にも入って来れる!
- つまり、水温の影響を受けやすい小型魚は浅場や岸際には居ない可能性が高く、大型魚だけが狙える!
最後にひと言。
そう言えばなのですが、僕がシーバス(マルスズキ)を狙いに茨城県の某河口によく行っていた時がありました。
そこで出会ったアングラーが「シーズン始まりのここに入ってくる1発目の群はでかい。小さくて70(cm)くらいなんですよね」と言っていたのを思い出しました。
つまり、水温が上がりきらない時に移動出来る、入って来れるのは大型ばかりという事です。
とは言え、何だかんだ、釣り現場に行ってみないと分からないです。でも、そこに出向く前に少しでも期待感を持てたら良いなと思いまとめてみました。
また、何か気付いたらまとめてみます。