僕は数年前から伊豆半島の地磯にてヒラスズキを狙う様になりました。
やり始める時はウェブで色々調べたり、書籍を読んだりして知識をつけたりしていました。
なかなか取り上げられてないバイブレーション
そんな情報収集の際に思った事。
何故なんでしょうね。
その時に見かけるルアーや取り上げられているルアー、そして実際にヒラスズキの口についているルアーは、ミノーを始めペンシルと、シャロー系のプラグがほとんどでした。
リップの長いミノーにしても水深2mくらいまで潜るものではないのでしょうか。
何故なんでしょう?
何故、ルアーを通すレンジがトップウォーターから水深2mくらいまでのルアーばかり取り上げられているんでしょうか。
2mより深いレンジのルアーは何故出てこないんでしょうか。
その取り上げられない理由に思う単純な事
僕もシャローでアタリを多くとっています。
その中でよくある事は、ポイントに入ってキャストし始めて直ぐに反応があるという事です。 僕も過去の釣行を振り返っても一投目で反応を得られる時も多かったです。
と、いう様に、そのシャローをヒラスズキは意識していて、共にやる気もある奴なのです。
だからアングラー側からしたら、反応がなければそのポイントの見切りを早くつける事ができ、そこで粘るならランガンした方がいい、となると思います。
僕自身もそう思います。
そして、これはサラシが広がっていて、ヒラスズキを釣るにはいい状況の時です。
でも、やる気のある奴ばかりでもない
釣りやすそうなサラシが広がっているとも限らない
そのポイントを見切る程、他に行く場所も知らない
前述したランガンスタイルは、ほんと、丁度良いウネリや風があり、サラシも程よくあり、ヒラスズキに釣りには状況の良い時の事に思います。
でも、僕みたいな内地在住の遠征系の釣り師にとってはそんないい状況に出会える事なんてあまりないと思います。天気予報とかである程度状況は事前に調べられますが、スケジュールのやりくりをしてやっと空けた時間を状況が良くなさそうだからといって、その空けた時間をズラすわけにも行きません。GWに遠征日程の予定をしたけど状況が悪そうだから一週間ずらそう、なんてなかなか許してくれる世間を持っている人も少ないのではないでしょうか。
でも、状況が悪そうでも、行きたいのです。行くのです、僕は。
でもそんな時に遠征先で待っているのが、思った通りの悪い状況なのです。
無風、ウネリ0.5m、べた凪、サラシ無し、などなど。
僕も、この状況に何度も遭っています。
繰り返しキャストする中で意識が行ったバイブレーション
そしてものすごい反応をしたヒラスズキ
行く先々でとことん空振りノーバイト。
挙げ句の果てにはサラシもないどころか、水の底の岩まで見える始末。
もう次、チェック出来る場所も少なくなってきた。
そんな時に登場したのがバイブレーションでした。
去年の夏、ノーバイトが続き、最後の最後に向かった真鶴半島での事。
「ヒラスズキと青物を求めて地磯巡り。伊豆から真鶴へ。ドラマがあった弾丸釣行2日目最終日後半。」
(fimo釣行記、参照)
この2尾は、実はバイブレーションで釣ったのです。
実は、バイブレーションは最後の最後まで投げる気が持てなく、もう手がないかと、ふとルアーボックスを見た時に意識が行ったのがバイブレーションでした。
底の岩スレスレ辺りだろうところをチェックした時の事。
時に大きなウネリも入ってきていましたが、画像の通り、あまりサラシの無い時のヒット。
そして面白い事に、このバイブでのヒットの前には散々シャロー系のミノーを何十回も投げていました。
単純に思う事がそれだけルアーを見せていたらスレているだろうし、よく耳にする「この場所は叩かれている」なんてフレーズがありますが、完全に度外視ですね。
はっきりと区別出来る「パターン」がヒラスズキにもあると僕が実感した時です。
ミノーやペンシルとは極端に違う反応を感じれたので。
居るのに、食わない。
でもそれはルアーにスレただけじゃなく、ルアーが合っていないという事もある、と。
その時使っていたバイブレーションはこれです。↓↓↓
Bassday(バスデイ)レンジバイブ70ES 15g イワシ
この時釣ったのはあまり大きなサイズの魚ではなかったので良かったですが、このサイズのバイブに標準でついているフックは、ST46の#8なので、ワンサイズ大きいものか太いものに変えた方がいいかもしれませんね。
去年の夏にこの釣果を出した時から、僕にとってヒラスズキ釣りにバイブレーションは欠かせないものとなりました。今となっては、サラシの中や下まで探る様になりましたし。
その為は他のサイズもこの辺りを持ち歩いてます。↓↓↓
Bassday(バスデイ) レンジバイブ80ES 23g イワシ
Bassday(バスデイ) レンジバイブ90ES 28g イワシ