こんにちは!釣りキチ隆(@takashyman)です!
僕にとっては初めて買ったオフショアジギングロッド「ダイワ ブラスト 61MHS・V」。
初購入のオフショアジギングロッドではありますが、僕の釣り歴は20年以上。
その釣り経験を活かし選んだ事になります。
つまりは明確な購入理由がないと買いません。
それで実際にこのロッドで釣りもしてきました。
だいぶ特徴も捉えましたし、現時点では買って良かったロッド!
となっています。
という事で本記事では、このロッドを買った理由から実際の使用感まで詳しくまとめてみます。
これからオフショアを始める方、始めるに当たって僕と同じ様に初めてオフショアジギングロッドを買おうとしている方の参考になれば嬉しいです!
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もくじ
「ダイワブラスト61MHS・V」を買った5つの理由
- 僕はダイワのヘビーユーザー。当然の事チェックする意識も高い。
- 長さは6フィート前後。オフショアジギングだけ出来ればよし。
- オフショアでの釣りを、今後続けるかも分からないからそこまで高級なものは要らない。
- 初のオフショアジギングロッドとはいえ、何度もロッドアクションするから軽さは気になるところ。
- 初のオフショアジギングロッド、オールマイティに青物から根魚まで狙えるものが欲しかった。
以下に詳細を書きます!
1.僕はダイワのヘビーユーザー。当然の事チェックする意識も高い。
僕はリールと言えばダイワばかり使っています。
また、ロッドに関しては、ショアジギングやエリアトラウト(管理釣り場)でもダイワのロッドをよく使っていますし、その他ルアーはもちろんアクセサリー類も数多く使っています。
良い製品多いですから。
となれば、さてロッドを買うか…となればダイワ製のロッドは当たり前にチェックしますね。
って事で僕は、以下のダイワのオフショア用ロッドの4シリーズに意識が行きました。
※クリックするとメーカーサイトページに飛びます。
2.長さは6フィート前後。オフショアジギングだけ出来ればよし。
僕が欲しかったのはオフショアジギングが出来ればいい短いロッド。
プラグとかを投げる長めのキャスティングロッドはショアジギング用のロッドを使えば良いと思っていました。
ロッドは長ければ良いってもんじゃないんです。
まして、オフショアなんて船の上では長い事はデメリットも多くなりますからね。
ロッドは短ければ短い程、軽くなり、アクションするのも楽になります。
そこで、僕が良いんじゃないかなと思っていたロッドの長さは6フィート前後。
そのくらいの長さならロッドアクションもしやすいだろうなと思ったのです。
※因みに、前述した4種のダイワのジギングロッドはほぼ6フィート前後となっていました。
3.オフショアでの釣りを、今後続けるかも分からないからそこまで高級なものは要らない。
オフショアなんて、費用もかかりますし、時間とかにも制限もある釣りなので、そういつもは行けません。
1人では出来ない、わりと特殊な釣りです。
そんな釣りですから、やり始めてもハマるかどうか分かりません。
それなので、ロッドを新しく買ってもそんなに出番がない可能性もあります。
それならば、タックルの高級感を楽しむ事より、まずオフショアジギングを楽しむ事が出来れば良いんじゃないかと。
それに、どんな釣りなのか、どんな船で釣りをすることになるのか、実のところは不明も多い。
そんな不慣れなところで、高級なロッドを持っていくのもなぁ、と思うところもありますね。
それなので、そこまで高級なロッドは要らない感じです。
なので僕は、ダイワのオフショアジギングロッド4シリーズの中から、
以上の2つにしぼりました。
4.初のオフショアジギングロッドとはいえ、何度もロッドアクションするから軽さは気になるところ。
これは僕の釣り歴が20年以上、というところがあるからかもしれません。
釣りをするにあたって、ロッドの重さは気になるところなのです。
ましてや、今回の釣りはオフショアジギング。
ジッと動かず待っている釣りではありません。
ロッドをガシガシ動かす釣りです。
やはりそこで気になるのがロッドの重さ、なんですよね。
それで僕は、ある決め手により、前述した2シリーズから以下の1つに絞りました。
その決め手はこれです↓
- キャタリナ:J61MHS・Eの自重「205g」
- ブラスト:J61MHS・Vの自重「200g」
- ヴァデル:J60MHS自重「250g」
長さもルアーウェイト等もほぼ同スペックのロッドなのですが、自重に差が。
ヴァデルとブラストの差が50gありましたが、ブラストとキャタリナの差はほとんど無し。
「ブラストの自重はブラストより1ランク上のキャタリナとほぼ同じ」なのです。
これでキャタリナが160gとかだった「頑張ってキャタリナにした方が良いかも…」と思ったかもしれません。
が、僕としては「1ランク上のものとほぼ同じ自重」という事がかなりの決め手になりましたね。
5.初のオフショアジギングロッド、オールマイティに青物から根魚まで狙えるものが欲しかった。
オフショアジギングをやり始めの僕です。
それはもちろんの事、大物を狙いたいですが、小型魚も楽しみたいです。
そこで、あまりガチガチなロッドだと、ヒットした魚が小型だと、あのプルプル感が少なくなりますし、バラしやすいです。
とはいえ、ベニャンベニャンな柔らかいロッドだと、水深のある場所で使いたい重いジグが使い物になりません。
そこでこれをスペックで判断するならジグウェイト(ルアーウェイト)の数値です。
ここにメーカーサイトページのブラストシリーズのスペック表を引用します。
僕が求めるジグウェイトは…
水深100m以上の場所なら200gクラスのメタルジグを使いたい。
根魚と言えば60gクラスのメタルジグでヒットした事が多く、60gに対応しているロッドで引きも楽しめた(ショアでの釣りで)。
つまり、60g〜200gのジグウェイトのロッド、となります。
で、プラス、10kg級の魚も狙いたいから「60g〜出来るだけ重いものに対応しているもの」と導きました。
それで僕は「ダイワ ブラスト 61MHS・V」を選びました。
これはこのシリーズで一番ゴツいものになりますが、僕が狙いたい魚の根魚から青物までと、僕が使いたいジグの重さに近く対応しているものと判断したのです。
「ダイワブラスト61MHS・V」の外観
ロッドは2ピースでグリップ側とブランクスに別れている感じです。
それなので、ブランクス部分は別れていないので、ほぼ1ピースのスペックを持っていると言えると思いますね。
因みに1ピースであれば、その分軽くなり、感度もよくなる感じです。
↑根元のガイドは大きめです。
これならラインもするする出て行くでしょうし、より大型のリールも対応しやすくなっていると思います。
↑ティップ側はわりと小さい感じがしました。
でも、ティップガイドが小さい事は、メリットもあると予測出来ます。
オフショアジギングでは1日に何百回もしくは千回以上ロッドを激しく動かすので、このティップ周りに糸が絡む可能性が少なくありません。
そこでガイドが小さい事により、より糸絡み等のトラブルが少なくなると判断出来ます。
まぁ、小さすぎるのも問題ありなので、その丁度良いところを出す為の大きさに思いました。
それとガイドには「FUJI」の刻印がありましたね。
形状を見ると、これは「Kガイド」と呼ばれているガイドの形をしていると思います。
このクロスした感じの模様が見られるブランクスですが、ダイワのメーカーサイトには「ブレーディングX」とあります。
因みに、この「ブレーディングX」は「バットセクション最外層を」との記載がありますが、ティップの方までこのクロス状になっている様に見えますね。(ティップの写真で確認できると思います)
これは細くても高い強度を保持しているものとなっているようですが、実際のところは分からないですね。
まぁ、僕が思うところは、何かかっこいい…くらいです。
「ダイワブラスト61MHS・V」の実際の使用感
- 「ダイワブラスト61MHS・V」の適合リール&ライン。
- 僕個人的には、ジグウェイトは60〜250g。
- 柔らかい感じがあるものの軽快にロッドアクション出来る。
- 小型魚も楽しめる!
- 中型魚も問題なく上げられる!
- 大型魚…まだ釣果はないけど可能と判断!
- 仕舞寸法が133cmと短めだから遠征時にコンパクトで運搬しやすく便利!
「ダイワブラスト61MHS・V」の適合リール&ライン。
- 適合リール、僕個人的にはダイワ4000〜4500番。
- 適合ライン、僕個人的には、PE2.5〜4号。
といったところ。
僕はショアでの釣りでも使っているダイワ4000番台のリールを使いましたが、問題なく使えました。
が、水深100mとかになると、海底まで落としたメタルジグを巻き上げるのが大変だったので、もう1サイズ大きい(ダイワ4500番)リールが良いんじゃないかと思いましたね。
それと適合ライン ですが、ロッドのしなやかさから思うと、スペック表記載(3〜4号)の太さよりはもうちょっとだけ細い2.5号からいけるんじゃないかなとは思いました。
一方、太い方は、ティップのガイドが小さめなところから、4号くらいまでの太さに留めていた方が良いんじゃないかなと思いました。
まぁ、100lbのショックリーダーも使ったりして問題がなかったので、太いPEラインも大丈夫だとは思います。
が、あまり太いとガイドとの摩擦部分が増えて軽いメタルジグとかが使いづらくなると思いますので。
僕が思う適合ラインはPE2.5〜4号。
レギュラーで使うのは3号、といったところでしょうか。
僕個人的には、ジグウェイトは60〜250g。
軽い小さなジグはスレた魚にすごく効く時もあるから外せない…
水深100m以上の場所とかなら、重いメタルジグじゃないと使い物にならない…
って事で僕は60gから250gのメタルジグを使いましたが、充分対応してくれましたね。
でもジグウェイトを超えている重さのメタルジグを使う事はほんとはおすすめしません。
破損も考えられますので使用は自己責任でお願いします。
柔らかい感じがあるものの軽快にロッドアクション出来る。
ロッドは先調子でも胴調子でもなく、バット部分からティップ部分まで全体が滑らかな弧を描く感じです。
レギュラーアクションてやつでしょうかね。
とは言え、しっかり張りがある感じです。
ロッドを振り上げた時はロッド全体が曲がりますが、戻ろうとする反発力もあり、直ぐに戻ってくれます。
で、短さ&軽さ故にティップもブラブラしにくい感じで扱いやすかったですね。
小型魚も楽しめる!
八丈島で釣ったサバ。
ちゃんとヒットしたのも分かりましたし、サバの細かい動きにも追従している感じでした。
まぁ、船の上に上げた際にフックアウトしてしまいましたが、こういった小さいサイズの魚も釣れましたし、その引きも楽しめました。
これなら30〜40cmの根魚とかも充分楽しめそうです。
中型魚も問題なく上げられる!
八丈島で釣ったヒレナガカンパチ。
2キロあるかないかくらいだと思いますが、グイグイ問題なく引き上げられました。
その引き上げている時のファイト中、カンパチが頭を振っているであろうブルブル感もしっかり感じられましたね。
ロッドもしっかりその動きに追従している感じでしたよ。
大型魚…まだ釣果はないけど可能と判断!
前述のカンパチはわりと余裕に引き上げられました。
これを思うと時間をかければ10kg級も大丈夫じゃないのかなと判断しています。
是非釣り上げたいものです!
仕舞寸法が133cmと短めだから遠征時にコンパクトで運搬しやすく便利!
2つにバラした状態なら約133cmでコンパクトなので、持ち運びやすいです。
これをソフトケースに入れてハードロッドケースに入れれば、船での移動も安心。
飛行機での預け荷物でも出せる長さに仕舞えます。
それと、このくらいの長さなら、宅配サービスもより安く利用できますね。
コンパクトな事はとても利点です。
でもコンパクトとは言え、ブランクス側はほぼ1ピース。
しっかり性能は保持されている感じです。
「ダイワブラスト61MHS・V」のおすすめポイント
- 重めのメタルジグも対応。急流&深海ポイントもイケる!
- 小型30cmクラス〜中型3kgクラスを楽しめて、大型魚10kgクラスを狙える!
- 正しく、オールマイティなオフショアジギングロッド!
- 1〜3の理由により、これ1本でオフショアジギングが充分楽しめる!
- 同メーカーの1ランク上のシリーズのロッドと自重はほぼ同じスペック!
初めて買うオフショアジギングロッドなら充分な利点を持ったロッドに思いますよ!
オフショアおすすめジギングロッド「ダイワブラスト61MHS・V」インプレまとめ
浅場から深海ポイントまで探れて、大型魚を狙いながら小型魚も楽しむ…
それらを1本のロッドで済ませたら快適です。
そんなオールマイティロッドこそ、ハマるかどうか分からない初心者にもおすすめですね。
それでもし、その釣りにハマったら、今度はもっと突き詰めたロッドを探していけば良いわけです。
それで、その時このオールマイティロッドは予備ロッドとして機能させれば良いのではないかと。
※直ぐに陸に戻る事が出来ないオフショアでの釣りでは、必ず予備ロッドは持参しましょう。(因みに僕はショアジギング用のパックロッドを持参する事が多いです)
初めて買ったオフショアジギングロッドではありましたが、僕のやりたい釣りに応えてくれている感じで、上手く選べたなと思ってます。
これを買う前の自分にも胸を張って、「これにしとけ!」って言えますね。
以上、利点満載のロッド「ダイワ ブラスト 61MHS・V」インプレ、まとめてみました。
これからもオフショアに行けた時はこのロッドを使って釣果を上げられる様に頑張ります!
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