こんにちは!釣りキチ隆(@takashyman)です!
本記事ではアジングで僕がよく使っているジグヘッド「レンジクロスヘッド」を徹底インプレします!
僕がこのジグヘッドを使い始めて約1年3ヶ月が経つというところで、この記事を書き始めます。
たくさんのアジを釣らせてくれたジグヘッド。
豆アジも楽しませてくれて、なんとギガアジまで釣らせてくれたジグヘッド。
僕にとってアジングでは欠かせないジグヘッドです。
※それなので、見たいところに直ぐ飛べる「もくじ」を活用下さい。
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もくじ
「レンジクロスヘッド」のスペックと外観
「レンジクロスヘッド」のスペック
- ヘッドウェイト(g)
0.6 0.8 1.0 1.3
1.5 1.8 2.0 2.3 - フォール時に抵抗がかかり「スローフォール」が出来る様に設計されたウェイト
- フックサイズは全て『M[4号]』
- 刺さりが良いフローリンコート(フッ素加工)されたフック
- オープンゲイプのフック(針先が外側を向いている)
- カラー(ウェイトの素材?)
0.6〜2.3g[NS(※ニッケルシルバー?)]
1.0〜1.5gだけ[ケイムラグリーン][ケイムラブルー][KN(※ニッケルメッキ?)]というラインナップあり - 1パッケージ内の本体個数
0.6〜1.5gは5個、1.8〜2.3gは4個 - 1.8〜2.3gは重さ表示の刻印あり
※何の素材(カラー)かの情報がありませんでしたので、僕個人的な判断です。
以上のスペックは本記事投稿時現在の情報です。
「レンジクロスヘッド」の外観
1.5g、1.8g、2.3gです▼
スペックのところで後述しますが、1.5gまではグラム数は無刻印、1.8gから刻印されてます↑
ウェイトの形状、ジグヘッドの下側(アイとは逆の方)の面積が広いです。
これはフォール中に水の抵抗をより受けやすく、遅くフォールする様に設計されてますね。▼
シリーズ内、どの重さのものもフックサイズは同じ『M[4号]』です。
下の写真は、0.6、1.0、1.5、1.8、2.3gです。▼
「レンジクロスヘッド」のラインナップ、フックサイズは全部同じでウェイトが違うだけ。
把握しやすいですね。
「レンジクロスヘッド」のグッドポイント
- 流石の「スローフォール」が出来る様に設計された形のウェイト、アジによく効く模様!
- 「スローフォール」設計で、より重いウェイトが使いやすい!
(スローフォール設計されていないジグヘッド1gのフォールスピードでよくヒットしている場合、レンジクロスヘッドなら1.3gと重いものを使ってもその1g並のフォールスピードになっていると考えられます。それなので、より重いものを使えればキャスト時に飛距離が出しやすく、広範囲に探れます!) - フックの刺さりがすごく良い!細かいアタリでもよくフッキング出来る!向こうアワセでもよくノる!
- フックの強度が意外にある!尺アジはもちろん、ギガアジの実績あり!(後述します)
- ギガアジも釣れるフック強度がありながら、軽い0.6gモデルがあるのは頼もしい!
(キャロライナリグで遠投し、スローフォールという釣り方で大型アジを狙えますね。)
フォールスピードが遅いのであれば、より重めのものが使いやすい。
飛距離も出しやすいし、ロッドの操作感も感じやすいです。
2.3gはすごく使っていますね。
※上の写真は2.3gでの釣果です。
「レンジクロスヘッド」におすすめワーム
- レインズ 尺アジリンガー
- 海太郎 スパテラ 3インチ
- ジャッカル ペケリング 3インチ
- レインズ アジリンガー
- ダイワ クロスビームFAT 1.5インチ
- 34 キメラベイト 2インチ
- ダイワ フレアービーム 2インチ
※上の写真順に並んでいます。
レインズ 尺アジリンガー
(※上に掲載の写真とは載っているカラーが異なる場合があります)
僕がもっとも多く使っているワームです。(本記事投稿時現在)
大きめのサイズ、20cm以上のアジを狙うならこれです。
小さいサイズの豆アジが飲み込みにくい長いワームなので、色んなサイズのアジが居る中、大きめサイズのアジだけを狙う時、使いやすいですね。
因みに僕は尺アジ、ギガアジも釣ってます。(後述の釣果の項目で写真載せてます)
レンジクロスヘッドと相性が良いのかもしれません。
ウェイトの重さは2.3gを主に使っていますね。
でも1つ、ショップでも売り切れの時が多いのがたまにキズです…
(見かけた時、僕はバシバシ買ってます笑)
海太郎 スパテラ 3インチ
尺アジリンガーと同じ様な使い方になりますが、こちらはテールに平たい部分があるので、ただ巻き時でもアピールが強めな感じ。
その高アピールなところにアジが好反応を示す時はこれですね。
また、僕は尺アジリンガーをメインで使う事が多いのですが、それで反応が悪くなった時、ルアーローテーションさせる時に使ったり、いったん状況をリセットさせたりする時にこれを数投使ったりしてます。
ジャッカル ペケリング 3インチ
おすすめとしてピックアップしているワームでは中間の大きさです。
大きいワームだとフッキングしない…けど、小さいワームだと豆アジばかりがヒットする…
でも良いサイズのアジを釣りたい!って時に使いますね。
レインズ アジリンガー
長いワームで反応がない時はこれ。
マズメ時の時合の後とか、一気に食い気がなくなった時とかに、まだちょっとでも食い気があるアジを狙う感じで使います。
また、特に時合などがないナイトゲームとかでじっくり釣る時も役に立ってくれます。
ダイワ クロスビームFAT 1.5インチ
前述のアジリンガーと同じ様な使い方です。
でも、よりこちらのワームの方が硬め、というか耐久性がある感じなので、連発して釣れる様な時はこれを使いたいですね。
(柔らかいワームだとそれがよく釣れる要因にもなる事もありますが、早い段階でボロボロにされたり切れたりしちゃいます。)
34 キメラベイト 2インチ
このワームは軽めのウェイト、〜1.5gとかを使うのがおすすめです。
大きな特徴としては、ワームの下側に窪んだカップ状になっているところがあり、ワーム自体がフォール時に水の抵抗をより受けやすくなっているところ。
ザ・スローフォール用のワームです。
僕がアジリンガーとか小さいワームでもヒットしない…けど、僕の同行者が隣でこのワームでヒットする…
なんて事がありました。
明らかにワームで差を感じた時です。
(因みに僕はその時このワームを持っていませんでした)
それからというもの、このワームを常時持つ様になりましたね。
ダイワ フレアービーム 2インチ
このワームは細いので変なシルエットにならない為にも軽めのウェイト、〜0.8gとかを使うのがおすすめです。
1尾でもいいからどうしても釣りたい!
って時に役に立ってます。
飛距離が出しにくい設定になるので、あまり飛距離が必要のない、ナイトゲームでの常夜灯周りで使うのがおすすめです。
その常夜灯の明かりの明暗の境目とかの表層付近を通すと、そのボウズ逃れの1尾が釣れる事が多かったですね笑
「レンジクロスヘッド」におすすめラインシステム(セッティング)
「レンジクロス」におすすめライン
- コスパに優れ、ラインマーカーがあって見やすいハイブリッドライン▼
デュエル アーマードフロロ F+ Pro バス0.1号 - 本気で挑むPEライン▼
フィッシングファイターズ エアブレイド0.05号 - エステルライン▼
よつあみチェルムアンバーコード0.25号
本記事投稿時現在、僕は1のラインをメインに使っています。バス用のラインとされていますが、僕としてはマーキングが付いててスゴく使いやすいと思ってますし、無駄に長くない100mという長さも気に入ってます。
以前は2をだいぶ長い期間使っていました。
この2のPEラインはめちゃくちゃ高価なのでここぞという時にだけ使ってます。因みにこのラインでギガアジ仕留めてます。
エステルラインなら3に挙げたもの。ラインが浮きにくいので表層以下のレンジをじっくり探る時に使うのが面白いですね。
因みに、上記の全てのライン、ショックリーダーを使ってます。
「レンジクロス」におすすめショックリーダー
- 〜0.7号▼
バリバス スーパートラウトエリア マスターリミテッド SVG - 0.8〜1.2号▼
シーガー プレミアムマックス ショックリーダー - 1.5号〜3号▼
シーガー グランドマックス ショックリーダー
僕が使っているショックリーダーはより強度のあるもの(号数に対してよりlb値の高いもの)を使ってます。
実のところ上記の3種だと、3番目のシーガー グランドマックス ショックリーダーがその数値が高いです。
それならそれだけあればいいんですが、ラインナップは1.5号〜となっています。
それなので、それより細いリーダーなら、1と2に挙げたリーダーを使いますね。
3号以下とかの細いリーダーこそ、より強度のあるリーダーを使いたいです。
使うノットは「電車結び+ハーフヒッチ」、「ノーネームノット改」、「パロマーノット」
電車結び+ハーフヒッチ▼
・エステル+リーダー太さ関係なく
・PEライン+リーダーの太さ1.2号まで
ノーネームノット改▼
・PEライン+リーダーの太さ1.2号まで
パロマーノット▼
・スナップとの結束
[エステル+リーダー]の場合、エステルとリーダーを電車結びしたら、エステルの方だけ3回くらいハーフヒッチする感じです。
[PE+リーダー1.2号まで]では、PEとリーダーを電車結びしたら、スッポ抜けない様にPEのハーフヒッチを8回くらいやってます。
リーダー1.5号からは「ノーネームノット改」。
リーダーの太さでノットを変えるのは結束強度に差を感じる為です。
1.2号くらいまでの太さのリーダーだと、電車結び系でもノーネームノット改どちらも同じ感じの結束強度です。
でもリーダーが1.5号の太さになると、ノーネームノット改の方が結束強度がある感じなんですよね。
もちろん、ノーネームノット改は面倒なノットなので、急がなきゃならない時は太くても電車結びでやっちゃいますが、時間がある時は1.5号以上のリーダーを使う時はノーネームノット改でやってます。
スナップとの結束のパロマーノットに関しては、こちらのYouTube動画を参考にしてみて下さい▼
パロマーノット参考動画はこちら
「レンジクロスヘッド」におすすめスナップ
※↑のレンジクロスヘッドは2.3gです。
▼
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1.ダイワ D-スナップ ライト ブラック SSS
スナップの口のところの反発力強めで、強度あり。
2.デコイ ラウンドスナップ #000
リーダーとの結束部分が小さく、ジグヘット装着部分が広いバランスの良いと思われる形。
3.ヤリエ イージーラインスナップ #000
「2」よりさらに小さい感じのブラックカラー。軽く小さいウェイトを使う時に使いたい。
4.スミス SPスナップ #000
4つの中でいちばん小さい感じのシルバーカラー。ジグヘッドのウェイトの色と合わせるならこれ。
本記事投稿時現在、僕がメインで使っているのは以前から使っている「2」です。
ですが「1」が見た目&強度的にも良さそうなので、使う機会が増えてます。
「レンジクロスヘッド」の他のジグヘッドとの使い分け
上の写真、2番目から下記にその使い分け方をまとめます。
(いちばん上はレンジクロスヘッド2.3gです)
フロードライブヘッド
今回紹介のジグヘッドの小さいフックバージョンのもの。
使用感等をあまり変えずにフックサイズだけ小さくしたい時、アジの活性が下がっている時や、アタルけど乗らない時に有効。
デコイ デルタマジック
アジがダートするもの意識が強い時はこれ。
ティクト アジスタ
丸い形状のウェイトでフォールスピードをより速めたい時。
アジが金色の針に好反応を示す時。
アジの活性が下がっている時の、このシリーズのSSサイズの小さいフックはとても有効。
アルカジックジャパン ジャックアッパー
針先が少し内側を向いている為、根掛かりしにくくボトムを中心に狙う時は使いやすい。
おすすめのアジングジグヘッド、こちらにまとめてますので、良かったら見てみて下さい!
↓ ↓ ↓
「レンジクロスヘッド」におすすめロッド
ジグ単での釣りは、魚からの小さなアタリだけでなく、水の流れ、ジグヘッドが水を押す抵抗感などなど、細かい微妙な反応が手元に感じれてこそ面白くなります。
そこで上の写真に挙げたロッドはおすすめ。
このロッドのルアーウェイトは、jighead〜3.0gとなってて、レンジクロスヘッド(0.6〜2.3g)にぴったり!
僕はこのロッドをメインで使っています。
よかったら下記の記事を参考にしてみて下さい。
「レンジクロスヘッド」のおすすめな使い方
- レンジキープでのただ巻きしながらたまにアクション(トゥイッチ)
- 中層やボトムに落としてから巻き上げながらたまにアクション(トゥイッチ)
- 巻き下げorテンションフォールしながらたまにアクション(トゥイッチ)
- 意識したい3つのポイント
- アジング動画でチェック!
そして、その使い方をする際に意識したい事、それを実践している動画があります。
以下に詳しくまとめます!
1.レンジキープでのただ巻きしながらたまにアクション(トゥイッチ)
釣り始めはまずこれを表層からですね!
因みに上記のイラスト、左側がルアーをキャストした方向で、右側が釣り人側。
ただ巻きしながらレンジキープ、そしてたまにロッドをあおってアクションさせる感じです。
そのやり方で表層からボトムの方までチェックする感じですね。
2.中層やボトムに落としてから巻き上げながらたまにアクション(トゥイッチ)
※左側がルアーをキャストした方向で、右側が釣り人側です。
ルアーをキャストして、着水したら場合によってはラインスラッグを回収、ルアーをフォールさせる(テンションフォールorフリーフォールは任意)。
それから巻き上げながらヒットを誘う釣法です。
アジが斜め上に上がって行くものに対して反応がある時、意識が強そうな時に。
また、アジが一定のレンジにいない時や、表層からボトムの方まで色々動き回っているであろう時に効率が良いのではないかと僕は思ってます。
3.巻き下げorテンションフォールしながらたまにアクション(トゥイッチ)
※左側がルアーをキャストした方向で、右側が釣り人側です。
という事を利用しながら広範囲に探る方法です!
ルアーをキャストして着水させ、ラインスラッグを回収、その後はゆっくり巻くか、リールは巻かずにテンションフォールさせながら、かつたまにロッドアクションさせながらボトム方向へ落として行く釣法です。
4.意識したい3つのポイント
※左側がルアーをキャストした方向で、右側が釣り人側です。
- aで意識する事
ロッドを振り上げる長さや強さ&速さ、回数をアジが反応してくれであろうものに調整する。 - bで意識する事
フォールさせる距離、リールハンドルを止める時間、振り上げたロッドを前に倒したりしてフォールスピードをアジが反応してくれるであろうものに調整する。 - cで意識する事
aのアクションをさせてから次のaのアクションをさせるまでの時間、距離をアジが反応してくれるであろうものに調整する。
これはレンジキープの時だけではなく、巻き上げ、巻き下げの時も意識して調整したい事です。
5.アジング動画でチェック!
この動画内では前述の釣り方でやってます。
是非、参考にしてみて下さい!
「レンジクロスヘッド」での釣果
豆アジ(〜20cm)
↑は2.3gのウェイト。
で、20cm未満、釣れてます。
2.3gなら飛距離を出しやすいですし、操作感も感じやすい、故に楽しいです。
やはりこのジグヘッドの特徴の1つである「スローフォール」が効いているのでは?と思いますね。
中アジ(20cm〜)
このサイズが連続して釣れると楽しいです。
レンジクロスヘッドのフック強度でも割と余裕にやりとり出来る感じですね。
尺アジ(30cm〜)
尺サイズでも、そんなに主導権握られる事なくやりとり出来ました。
フックの掛かり所によってはフックを伸ばされる事もあるんでしょうけど、大体は飲まれるので、僕の場合は伸ばされた事はないですね。
主に使うウェイトは2.3gです。
ギガアジ(40cm〜)
やっちゃいましたよ。
このギガアジを釣った時はかなり走られましたが、そんなに時間をかける事なく、1分ほどでランディング(ネット)出来ました。
この時使っていたウェイトは2.3gです。
メバル
水面引いてきてバコン!と出て来たメバル。
表層を引いて来やすいのも、沈みが遅い「スローフォール」が出来る形のウェイトによるものですね!
ヒラスズキ(45cmくらい)
まさかのヒラスズキ。
いいところにフッキング出来ていたからか、キャッチする事が出来ました。
アオリイカ
これはびっくりしましたね。
ちゃんとフッキング出来ていたのも、フッ素加工された刺さりの良いフックのおかげだったと思います。
「レンジクロスヘッド」インプレまとめ
- 「レンジクロスヘッド」のスペックとが外観
- 「レンジクロスヘッド」のグッドポイント
- 「レンジクロスヘッド」におすすめワーム
- 「レンジクロスヘッド」におすすめラインシステム(セッティング)
- 「レンジクロスヘッド」におすすめスナップ
- 「レンジクロスヘッド」の他のジグヘッドとの使い分け
- 「レンジクロスヘッド」におすすめロッド
- 「レンジクロスヘッド」のおすすめな使い方
- 「レンジクロスヘッド」での釣果
(※↑をクリックするとその項目に戻ります)
本記事は以上の内容でまとめました!
僕にとって、使用期間も長く、たくさん思い入れのあるジグヘッド。
それに伴い、書く内容も長くなりました。
いかがでしたでしょうか?
ほんと、最後までお読み頂きありがとうございます!
是非、実際に使ってみて下さいね!
本記事で紹介のジグヘッドはこちら▼
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