釣り服装・装備関連

【釣りウェットスーツにおすすめ】「awake SRF WET」ロングズボン&ジャケット[インプレ・レビュー]

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こんにちは!
釣りキチ隆です!

この度、ロックショアブランド「AWAKE JAPAN」のウェットスーツ、「SRF WET ロングズボン」と「SRF WET ジャケット」を入手しました!

本記事で徹底的にインプレッションをまとめます!

記事を読んで分かることは、

ロングズボン」と「ジャケット」に関してのこと。

  • 製作した「AWAKE JAPAN」について
  • スペック&機能、注目ポイント
  • 使用感や着用感
  • 着用例
  • 釣果

っていう感じです。

僕が、釣りでウェットスーツを着るようになったのは、2012年くらいの時のこと。
磯でヒラスズキ釣りをするようになった時。
それからこの記事を書き始める今、約11年が経とうとしているところですね。

そこで、これまでの釣りを振り返ってみても、磯で一番安全性が高い装備はウェットスーツかなというところです。

例外として、厳寒期で全く濡れない釣りをするのであれば、ウェットスーツよりは防寒性かつ透湿性のある装備にした方がいいことも考えられます。
(ウェットスーツは通気性がないため、寒い時に汗をかいて陸上にいた場合は、体温を奪われることが予想されるので、寒さ回避の安全性は下がると言えるところがあるからです。)

ですが、その例外を除けば、ウェットスーツの安全性は断トツです。

因みに、ウェットスーツを着る理由や利点に関しては、こちらの記事を参考にしてみてください。
ウェットスーツの防御力、機動性、体にフィットさせることの必要性について書いています。

そんな、釣りで着るウェットスーツに関して、いちいち細かいところを実感してきた僕が、新たにウェットスーツを入手したのです。

着始めて2ヶ月というところですが、とても効果を感じています。

実際に魚を何匹も釣っていますよ!

釣果も記事中に含めたりしながら、進めていきますので、ぜひ最後まで見て行ってください!

「SRF WET」(セルフレスキューファーストウェットスーツ)を製作した「AWAKE JAPAN」とは…

関真さんが代表を務める「AWAKE JAPAN」。

そのサイトに掲げてある一文をご紹介すると、

Life is an adventure

未踏の地は存在した
人間を拒み続けた地には
見たこともない
壮大な自然があった
味わった事のない
心の高まりを感じ
​僕らはAWAKEした

これ、好きです。

僕は「AWAKE」を「覚醒」と捉えています。
釣りって、その「覚醒」を生む。

その「覚醒」は人の人生も左右します。
僕自身、釣りによって人生までも大きく変えられてますからね。

そして、もう一つ掲げていることがあります。

「Self Rescue First」
自己の安全確保が最優先

今回レビューするウェットスーツの名前の頭文字「SRF」にも使われています。

釣り人の安全性を高めることにすごく注力されているブランドです。

そのためのワークショップもおこなっていますね。

そんなブランド「AWAKE JAPAN」が製作した「SRF WET」です。

とても頼もしいですね!

「SRF WET」(ロングズボン&ジャケット)のスペック&機能、注目ポイント

僕が入手したのは「ロングズボン」と「ジャケット」の2種。
一緒に書きます。

◎スペック&機能はこちら

▼「ロングズボン

  • 生地厚 2.0mm
  • 片足グラフィック
  • 膝パッド
  • ダブルファスナー
  • 滑り止め
  • ストラップ

▼「ジャケット

  • 生地厚 1.5mm
  • 片腕グラフィック
  • 背中バックプリント
  • フロントジップ

▼2種共通の機能

  • 3レイヤー構造、かつ伸縮性のある生地
    →表面:ストレッチジャージ
    →ラバー素材:石灰石クロロプレンラバー
    →裏面:撥水裏起毛
    ※膝パッドやグラフィックの裏面はストレッチジャージとなります
  • サスティナビリティ
    →生地の主原料が石灰石なため、耐候性があり長持ちする
  • 肌への安全性
    →生地の主原料が石灰石な場合、多量の添加物を必要としなく、アレルギーを引き起こすリスクが少ない
  • 細かいサイズ展開
    →S,M,ML,L,XL,XXL(+2万円でフルオーダーもあり)
  • made in japan

「SRF WET」の詳細、カタログ&サイトページはこちら

僕の注目ポイントは以下の5つ。
理由も添えてまとめます。
  • 伸縮性
    →動きやすさ(機動性)に関わるからとても必要!
    →脱ぎ着のしやすさに関わるからとても必要!
  • グラフィック
    →落水時のために発見してもらいやすい自然界にないカラーで安全性を向上させている!
    ※目立つからと言って、全身真っ黄色とかは気が引けるところですが、一部のうえに意味あるデザインは胸張れます。
  • ダブルファスナー(ロングズボン)
    →用を足したい時に、これがないことは想像したくない!
  • フロントジップ(ジャケット)
    →脱ぎ着しやすい!暑くなったらすぐに脱げる!
  • 石灰石クロロプレンラバー
    →動きやすければいいかなというところ「サスティナビリティー」「肌への安全性」って惚れる!
    →実のところ高価な装備。だから、耐候性があり長持ちすることはありがたい!

釣りで着用するウェットスーツの要なところはきっちりおさえてますね。

「SRF WET」 (ロングズボン&ジャケット)の使用感・着用感

  • 柔らかく、かつ伸縮性抜群!
  • フィット感抜群!
  • 気温15〜19℃前後が快適
    ロングズボン&ジャケット着用時
  • ダブルファスナーは絶対必要!

僕が特に感じたのは以上の4つです。

以下に詳細を書きます。

因みに僕の身長は168cm、体重57kgというところで、ロングズボンとジャケット共に「MLサイズ」です。

柔らかく、かつ伸縮性抜群!

脱ぎ着しやすい!

上の写真、ロングズボンを履いてから、靴下を履いたところです。

左足の方、ロングズボンをかなりまくってますよね。
つまりは、かなり引っ張っているということ。

縫い目の部分も含め、とてもよく伸びるんです。

このロングズボンを履いたまま、靴下だけを履き替えたい時とか、超便利です!

加えて、脱ぎ着もしやすい感じですね。

この生地の伸縮性の高さはかなりの利点に思いました!

そして…

動きやすい!肘&膝を曲げやすい!

膝をグッと曲げてしゃがみやすいです。

肘も同様に曲げやすいので、ロッド操作とかもやりやすいというか、邪魔になる感覚がほとんどありません。

つまりは、とても柔らかいんです。

ロッド操作もしやすく、釣りに集中しやすいですね。

フィット感抜群!

波&風&雨の影響を受けにくく、釣りに集中しやすい!

ここ最近、僕は上下レインスーツを着ることが多かったんです。

そこで、このウェットスーツを着たところ、その違いに驚きました。

風とかの抵抗がレインジャケット着用時とは段違い!

身体にフィットしていて、細身のシルエットでいられることの効果を改めて確認しました。

気温15〜19℃前後が快適!
(ロングズボン&ジャケット着用時)

写真は土砂降りの中の釣りの模様。

頭や手とかも、ずぶ濡れになっている状態なのですが、全く寒さを感じませんでした。

気温は17℃前後だったかなというところです。

因みに15℃以下だと、濡れていなくても寒さを感じ、逆に20℃以上だと小走りするとちょっと暑いかなという感じです。

なので、15℃以下なら、この上にレインジャケットを着たりして、20℃以上ならジャケットは脱いだ方がいいのでは?と思いました。

ダブルファスナーは絶対必要!

想像してみてください。
この下からも空けられるダブルファスナーがないウェットスーツを着ている状態で、磯で尿意を感じてしまった時のことを…

どうするんですか?

いやいや、結論は出てます。

用が足せる状態までウェットスーツを脱ぐしかありません。
めちゃくちゃ面倒です。
寒い時なんて脱げたもんじゃありません。

これがあるかないかで、釣りの快適さが大きく変わるのも予想できます。

これがあれば、飲み物も飲みやすくなりますよね。
僕の場合、このダブルファスナーによって、大好きなコーヒーを飲むことができています。

もはや、これがないことは考えたくないです。

▼「SRF WET」(ロングズボン&ジャケット)だからこその利点・メリット

生地が柔らかく、伸縮性が高いこと

保温性があったり、ダブルファスナーなどの機能があるウェットスーツは他にもあると思います。

ですが、生地の柔らかさと伸縮性の高さは、他のウェットスーツにはない「SRF WET」だからこその利点ではないかと思っています。

こんなに引っ張って大丈夫かな?っていうところまで引っ張っても大丈夫だったので。
注:僕の場合ででのことなので、過度に引っ張ることはおすすめしませんが。

「柔らかい&伸びる」と、単純な利点&メリットですが、ほんと得られる効果は絶大です!

※得られる効果
→動きやすい
→ロッド操作がしやすい
→脱ぎ着がしやすい

「SRF WET」(ロングズボン&ジャケット)の着用例・おすすめな使い方

僕の装着例

  • ロングズボン+好みの上衣
    →足元だけ濡れる可能性のある時
  • ロングズボン+ジャケット
    →気温15〜19℃で波風強い時
  • ロングズボン+ジャケット+レインジャケット
    →気温15℃以下のちょっと寒い時
  • 足元の装着例

ハーフパンツの着用がおすすめです
→お尻付近の摩耗軽減できて、ポケットが使えます

以下にそれぞれの詳細を書きます。
↓ ↓ ↓

ロングズボン+好みの上衣
→足元だけ濡れる可能性のある時

「細身で伸縮するレインパンツ」として使える感じです。

足元がちょっと濡れるくらいの場合のパンツは、僕はゴアテックスとかのレインパンツを履いて釣りをすることが多かったですが、断然こちらの方が動きやすいです。

不意にくる波の影響とかも受け流しやすいですね。

※だからといって、いくらでも波を受けられるということではありませんので、過信せず、前に出過ぎず、、安全な立ち位置を選んでください。

ロングズボン+ジャケット
→気温15〜19℃で波風強い時

爆風時でも、風にあおられたりせずに、より快適に釣りをする格好なら、これ!

細身のシルエットでいることの効果を存分に感じられます。

泳いで瀬渡りとかをする時はこの格好になると思いますけど、泳ぐことに使わなくてもメリットを感じられますね。

また、気温20℃以上だと暑くなる印象がありますけど、ジャケットのフロントジップ機能により、すぐに脱いだりできるので、ある程度は体温調整できます。

ロングズボン+ジャケット+レインジャケット
→気温15℃以下のちょっと寒い時

ウェットスーツにレインジャケット、かなり保温性が上がります。

やっぱり、ウェットスーツだけで陸上で過ごしていると、体温が奪われるんですよね。
爆風の時は特に。

僕がこの格好をする基準としては、気温15℃以下。
この気温以下になると、僕の体感としては寒く感じるので、その状況になることを予想した時は、レインジャケットを着ます。

これは個人差があると思いますので、釣行時に温度計を持ち歩いたりして、基準を見つけることをおすすめしたいですね。

足元の装着例

考えられるのは、2種。

  • ドライ系(濡れない)
    →防水ソックス
  • ウェット系(濡れるのが前提)
    →ズレないソックスを履きたい

下記にそれぞれの詳細をお見せします。

▼ドライ系(濡れない)

僕は「ウォーターフライ 防水ソックス(上記写真)」か「モンベル ゴアテックスソックス(暑い時はこっち)」を着用しています。

そして着用時にポイントがあります。

シューズが水が抜けないタイプの場合は、できればロングズボンは外側にしておくとシューズ内に水が溜まらず歩きやすいです。

写真にあるシューズは「リアス リーフブーツ フェルトピンタイプ」なのですが、水が抜けないタイプです。

なので上の写真のように、シューズの足首周りはロングズボンで覆っている状態であれば、雨の時とかもシューズの中に水が入ってきません。

記事内では、下の写真のような履き方をしているものがありますが、これはおすすめしません。

晴れの日とか、全く濡れないのであれば問題ありませんが、雨の日とかだと、水がウェットスーツを伝ってシューズの中に入っていくのです。

水が抜けるタイプやローカットシューズなら問題ないかもしれませんが、水が抜けないミドルカットシューズの場合は水が溜まっていき、すごく心地悪いです。

身をもって体感したので、お知らせしておきます。

ウェット系(濡れるのが前提)

濡れるのが前提の場合、僕は「モンベル KAMICO ウォーキング ソックス」を好んで履いています。

沢登り等で使われていたりものする「KAMICO」と呼ばれている素材が使われています。

ずり落ちたりしにくく、シューズの中でもズレにくいので、マメとかとかできにくい感じで、とても気に入っていますね。

着用時の関連おすすめアイテム

本記事の掲載写真の撮影時に着用していたインナーやソックスなどの一例です。

▼インナーの上下

[テスラ] スポーツタイツ ショート メンズ
TESLA(テスラ)

▼ハーフパンツ(水着系です)

▼浸かったりせず、ドライ系でいくならの防水ソックス

▼濡れるのが前提。浸かったり泳ぐなら、ずり落ちにくいソックス

モンベル KAMICO ウォーキング ソックス

▼足首周りの機動性抜群のフェルトピンタイプブーツ
※本記事内で着用しているものは前モデル「FFW-6100」になります

参考:「SRF WET」を着用しての釣果

「SRF WET」を着始めてから出会えた魚をズラりと載せます。

▼ヒラスズキは何匹も釣っています。

▼真鯛とのパワーファイトもガッツリできました!

▼土砂降りの中に釣れたブリ。

▼ブリにヒラマサと捕獲!

▼着用し始めて2回目の釣行という時に釣った9.5kgのヒラマサ。
ヒットしてから30mくらい岩場を移動してのランディング。
きっと動きやすさが後押ししてくれてたと思います。

魚とのやりとりに集中させてくれたからこそ釣れたと言える魚もいたのではないか、と思ってます。

本記事のまとめ

SRF WET」は、ウェットスーツを着るからこそ得られる快適さがあることを知らせてくれました。

実のところ、どんなに優れたウェットスーツでも、脱ぎ着が大変で面倒な一面もあります。
けど、着たことで得られる快適さがあるならば、そんな少しの面倒は逆に乗り越えるべきじゃないんかなと思わされました。

より快適な状態で、魚と向き合う時間…
とても楽しいです!

その時間、ぜひ味わってほしいですね!

僕は今後もバシバシ魚を釣っていきますよ!

お読みいただきありがとうございます!

釣りキチ隆(@takashyman)でした!

▼本記事で紹介のAWAKE JAPAN関連リンク