こんにちは!釣りキチ隆(@takashyman)です!
※釣りキチ隆、初の案件です!
とはいえ、ギャラを頂いたわけではありません。
徹底インプレするという条件の元、AWAKE JAPANさんよりAWAKE ヘルメットを1つ頂いたのです。
でもそもそもの前提として、僕は気に入らないものの案件を頂くつもりはありません。
気に入ったから今回の案件を引き受けたのです。
僕とAWAKE ヘルメットとの出会いに関しては後述します。
本記事を読んで分かることは、
- 「AWAKE ヘルメット」の特徴とその捉え方の一例
- 「AWAKE ヘルメット」を使ってみての使用感
- 釣りヘルメットの必要性と不必要性
っていう感じです。
と思われる人もいるかとは思います。
けど、ヘルメットを被っててよかった…
なんていう僕の過去の事例があるんですよね。
僕が今こう生きていられるのはそのヘルメットがあったからかもしれない…という事例が。
実は僕は違うメーカーのものになりますけど、元々ヘルメットユーザーです。
(ヒラスズキ釣りのやり始め、2012〜2015年はよく被ってました)
近年はそんなハードな釣りをしなくなったので、そこまで被らなくなりましたけど、ヘルメットに関してはうるさいところがありますね。
なので、そんな僕の過去の経験も含め、釣りでヘルメットを被る必要性(被る事によるメリット)や不必要性(被る事によるデメリット)も交えてインプレをまとめてみます。
是非、ご一読を!
また、本記事とほぼ同じ内容を動画にもまとめています。
動画の方が理解しやすいところもあると思いますので、良かったら、動画も参考にしてみて下さい。
でも、じっくり文字&写真で見たい方は本記事をこのまま読み進めてみて下さい。
もくじ
「AWAKE ヘルメット」を製作した「AWAKE JAPAN」とは。
関真さん(https://www.instagram.com/makoto.awake/)が代表を務める「AWAKE JAPAN」。
そのサイトに掲げてある一文をご紹介すると、
Life is an adventure
未踏の地は存在した
人間を拒み続けた地には
見たこともない
壮大な自然があった
味わった事のない
心の高まりを感じ
僕らはAWAKEした
思えば僕も釣りによってのAWAKE(覚醒)によって、人生までもずいぶん変えられました。
釣りって良いなって改めて思わせてくれる一文です。
そんな一文を掲げながらアイテムを作られている「AWAKE JAPAN」。
僕が知ったのは数年前で、創業してからそんなには長くないみたいですが、これからもめちゃくちゃ楽しみなブランドです!
僕とAWAKE ヘルメットとの出会い…
実は、「AWAKE JAPAN」代表の関真(左)さんと、間を繋いでくれた重要な友人(右)と、僕(中央)の3人で釣りに行くという機会がありました。
その時に関真さんがAWAKE ヘルメットを被ってて、僕も被らせて頂いたりしました。
関真さんはミドルサイズでしたが、僕は頭がデカいのか当たるところがあったので、僕が被るならラージサイズですね、なんて話もさせて頂きました。
その時、僕は良いヘルメットだなと思っていました。
それでその後、関真さんより「ヘルメット差し上げますよ」との連絡が。
で、今回の案件となったのです。
「AWAKE ヘルメット」のスペックと外観
「AWAKE ヘルメット」のスペック
「AWAKE ヘルメット」のスペック
- ダイヤル式アジャスター付き
- ベンチレーション機能(水抜き穴)
- 素材
ABS(外側)
EVA(内側) - サイズ
ミドル:頭周り57〜61cm(目安)
ラージ:頭周り60〜64cm(目安) - 重量
539g([ラージサイズ]自己計測による) - 原産国:中国
「AWAKE ヘルメット」の外観
僕の手元に届いた時の模様、色んな方向からの写真を載せます。
まじまじ見るとワクワクしました。
「AWAKE ヘルメット」の実際の使用感(インプレ)
- 見た目、デザインがかっこいい!
- ダイヤル式アジャスターにより頭のフィット感、良し!
- ダイヤル式アジャスターの調整スピード、良し!
- ダイヤル式アジャスターによりインナーもある程度は選ぶことが可能!
- ベンチレーションの通気性、防御力、耐久性のバランス良し!
- ツバによる陽射し避け、偏向グラス効果も良し!
- ヘッドライトを着けていても頭が痛くならない!
- ウェアラブルカメラも形状によっては装着可能!
以下に詳細をまとめます。
↓ ↓ ↓
見た目、デザインがかっこいい!
身につけるもののカッコよさって無視できませんよね。
写真映えもしますし。
身につけてて心地いいです。
カッコよさにより感じる心地よさ、重要です!
ダイヤル式アジャスターにより頭のフィット感、良し!
このダイヤル式アジャスター、上の写真でも分かるかと思いますが、調整範囲としては結構広め。
かつ、後頭部の丁度いいところを締め付けてくれる感じです。
これにより遊びがなくなって、フィット感を高め、ヘルメットが前後左右にブレにくくなります。
こうブレない事により、安全性を高めている事にも繋がっていますね。
例えば、激しく動いたりした時にヘルメットが前にズレたりした場合、視界をさえぎったりしてしまう事も予測できますから。
また、ブレずに頭にフィットしてくれていれば、ヘルメットの重さをより感じにくくなり、ストレス軽減にもなる。
ブレにくくする、という単純な事でも、得られるメリットは大きいです。
より釣りに集中しやすくなる、とも言えますね。
ダイヤル式アジャスターの調整スピード、良し!
ツマミが掴みやすく、かつ回しやすく、サッと、カリカリカリッと即座に調整できます。
5フィンガーグローブをはめたままでもできました。
ヘルメットを被る時も脱ぐ時もスピーディで快適です。
ダイヤル式アジャスターによりインナーもある程度は選ぶことが可能!
ダイヤル式アジャスターで調整できるという事は、インナーも選べます。
僕なら、夏用に吸水速乾機能のある薄めのもの、冬用に耳まで隠れて保温性のある厚めのインナーを被りたいですかね。
▼薄めのインナーだとこんな感じです。
▼厚めのインナーだとこんな感じです。
まぁ、僕の場合はAWAKE ヘルメットのミドルサイズだと、被れなくないけどちょっと頭が当たるところがあったので、ラージサイズとなりました。
なので、割と余裕がある感じです。
という事もあり、薄め&厚め両方のインナーが被れる感じです。
サイズ感に関しては個人差があるので、僕と同じ様にインナーは選べないかもしれませんけど、薄めのインナーだけなら大抵の人は被れると思いますね。
ベンチレーションの通気性、防御力、耐久性のバランス良し!
このベンチレーション(水抜き穴)がなかったら僕はこのヘルメットを被る気にならなかったと思います。
ヘルメットを被る時なんて、激しく動く事が多いです。
そんな中、頭を密閉されてたら汗で蒸れ蒸れになりますよね。
夏の暑い時期なんて熱中症とかで逆に危険じゃないかと思うくらいです。
また、不注意で、波を顔面から受ける事もあるでしょう。
可能性はゼロじゃないはずです。
僕はあります。
というより、波にのまれてしまった事があります。
そんな時、この穴があれば水が抜けてくれるので、首とかへの負担軽減になっていると考えられますね。
この穴がある事のメリットは大きいと思います。
因みに、穴があれば防御力は下がる事が考えられますけど、AWAKE ヘルメットは頭を守ってくれる防御力は充分保持している感じです。
触ってみての感じはありますけどね。
加えて、ヘルメットに使われている素材も割れにくく、かつ耐久性もありそうな感じです。
あと、僕個人的にはこのベンチレーションの穴の形、位置も含めて、見た目&デザイン的に見てもカッコいいなって思いました。
ツバによる陽射し避け、偏向グラス効果も良し!
このツバ、ナイスです。
長すぎず、短すぎず、丁度良い。
単純ですけど、このツバの有る無しの差は大きいですね。
日差しよけに役立ちます。
因みに僕は、荒れた状況下では偏光グラスは海水で曇って見づらくなる事が多いので、偏光グラスはかけない事が多いです。
けど、荒れていない時は偏光グラスをかけますね。
かけるとこんな感じ↓
それで、この時なんですけど、偏光グラス自体に日差しが当たると見づらくなりませんか?
(僕が使っている偏光グラスの性能によるものか、顔に合っていないかもですが)
そこでこのツバがある事で、偏光グラス自体に日差しが当たる事を結構防げるんですよね。
偏光グラスに日差しが当たる当たらないの差は大きいです。
見やすさが全く違うので、このツバがある事のメリットは大きいと思ってますね。
ツバの長さが長すぎない事の利点の一例
- ヘッドライトの光を遮りにくい。
逆に長いツバだった場合、ヘッドライトの光を遮ってしまうので、特に手元が照らしにくくなってしまいます。
けど、AWAKE ヘルメットのツバの長さは丁度良いところにあるなと思います。
ヘッドライトを着けていても頭が痛くならない!
当たり前ですけど、ヘッドライトはヘルメットに装着するので、それによって頭、痛くなりません。
そういうのも、例えばなんですけど、普通の帽子の上とかにヘッドライトを着けた時って、ヘッドライトのベルトの締め付けにより、頭が痛くなる事ありませんか?
あれ、結構嫌なんですよね。
そんな時に役立つ、ヘルメット。
まぁ、これはこのヘルメットに限った事ではないんですけど、利点の1つとしてピックアップしました。
それで僕の場合は、ヘルメットにヘッドライトを装着する時は、ヘルメットホルダーやギアータイとかで脱落防止してます。
因みにヘッドライトは「レッドレンザー H8R」を使っていて、めちゃくちゃ気に入ってます。
ウェアラブルカメラも形状によっては装着可能!
ウェアラブルカメラの形状にもよるとは思いますけど、ヘルメットホルダーやギアータイとかを使えば大抵装着できると思います。
(因みに写真のカメラはソニーHDR-AS100V)
前述のヘッドライト同様に、これもヘルメットに装着するので、頭が痛くなりません。
長時間の動画撮影とかならヘルメットを使うのも良いんじゃないかなと思いますね。
▼因みにヘッドライトとウェアラブルカメラ両方取り付ける事もできました。
ライトやカメラを取り付ける際、ベルトにゴムの様な素材がある場合は、長時間は付けっぱなしにはしません様に。
僕の場合の事例として挙げます。
カメラを取り付けるベルトを長時間ヘルメットに付けっぱなしにしていたら、ヘルメットの表面に跡が付いてしまいました。
付けっぱなしにしておいたベルトの内側がゴムの様な素材で出来てて、それによりヘルメットの表面が少し溶けてしまった様です。
まぁ、バフがけとかをすれば消えるレベルかなとは思いましたけど、気になる方はご注意を。
「AWAKE ヘルメット」の使用の際に僕が思う注意点
- 取扱説明書は読みましょう。
- ヘルメットは消耗品ということ。製品寿命は3年とのことです。
- ヘルメットを被っているからといって、頑張らないでください。
それぞれ深掘りします。
↓ ↓ ↓
取扱説明書は読みましょう。
買ったものとかの取扱説明書、読んでます?
まぁ、スマホの使い方とかになると、かなりな文量になるので、その都度ググったりするのでも良いとは思います。
でも、このAWAKE ヘルメットの取扱説明書はこれ一枚。
じっくり読んでも10分かからないでしょう。
今回に限っては自分の身の危険を左右するかもしれないアイテムです。
そこに10分の時間を割くか割かなかったかの差は大きいんじゃないかと僕は思いますね。
僕自身、他の製品の説明書でも10分以内くらいで読めるものならしっかり目を通す様にしています。
その後にその製品と過ごす時間がより良くなる事が多いからです。
取扱説明書はしっかり読む事をおすすめしたいですね。
ヘルメットは消耗品ということ。製品寿命は3年とのことです。
付属の取扱説明書にも、製品寿命の記載があります。
使用開始から約3年で、使用頻度によってはさらに短くなるとの事。
要するに「ヘルメットは消耗品」だという事を頭に入れておきましょう。
ヘルメットって、損傷している事が分かりにくいものでもあります。
目に見えないところで損傷している事もあるのです。
強くぶつけてしまった時とかはもちろん、キレイに見える状態でも、3年間くらい使い続けたなら、思い切って交換しましょう。
ヘルメットを被っているからといって、頑張らないでください。
ヘルメットを被ると、気合い入ります。
というより、気合が入ってしまう。
そこでその気合い、心地良いものでもあるんですけど、危険な一面もあります。
危険な場所でも前に出たくなっちゃうんですよね。
そこは勇気を出して、グッとこらえて、前に出ない選択をおすすめしたいです。
頑張らないでください。
確かにヘルメットによって安全性を高められたとは思いますけど、イコールそれで危険な場所に行きやすくなった、という訳ではありません。
あくまで、危険に晒された時に怪我とかをしない確率を1%でも上げておく、くらいのもの。
釣り場においてヘルメットによる安全性ってそのくらいのものと僕は思ってます。
でもその1%が有るか無いかは大きいとは思いますけどね。
ただ、危険に挑みやすくなる程の力はほぼ無い、としておいた方が良いと思います。
【釣りヘルメットの必要性(メリット)】ヘルメットを被りたい釣り場、釣りスタイル、状況、ターゲット。
- 危険に晒された時に怪我をしない確率を1%でも上げておく事ができる。
です。
以上の事を踏まえながら、ここではこんな時ならヘルメットが役に立つのではないか、という参考例をまとめてみます。
▼ヘルメットを被りたい時
- 釣り場
・磯、ロックショアでの釣りに
・初めての釣り場、新規開拓時 - 釣りスタイル
・ヒラスズキ釣り
・青物釣り - 状況
・単独釣行
・ローライト時 - ターゲット
・大型魚狙い
・貴重な1尾
以上の項目それぞれ深掘りしてみます。
※ここではAWAKE ヘルメットに限った話ではなく、釣りで使えるヘルメット全般的に言える事も含めてまとめますけど、AWAKE ヘルメットをより役立てられる事につながるので是非参考にしてみてください。
釣り場:磯、ロックショアでの釣りに
ヘルメットを被るべき釣り場といえば、ほぼ磯でしょう。
日本ではロックショアとか呼ばれているのをよく見かけます。
(英語だと「Rocky shore」みたいですけど、和製英語?として成り立っているみたいですね。)
その磯で主に防ぎたい事といえば、「転倒」「落石」「倒木」の時の頭の防御として、ですね。
磯は特に地形や岩質が複雑な事が多いです。
岩の特徴だけみても、滑りやすかったり崩れやすかったりと様々。
そして、天候や潮の満ち引きにより、何度も通っている場所であっても、磯は毎回違う表情を見せる事がほとんど。
また、釣りをする釣り場だけでなく、釣り場に行くまでの磯道とかでも、転倒や落石や倒木の可能性はゼロではないはずです。
そんな万が一の危険に見舞われた時に怪我をしない確率を1%でも上げておく為のヘルメットですね。
釣り場:初めての釣り場、新規開拓時
まだ行ったことのない釣り場、そんな新規開拓の時もヘルメットは有効と思えます。
僕が気にするのは、足元ですね。
海藻とかが見えて、明らかに滑りやすいのが分かるところを通過するなら、予め気をつけながら進めます。
けど、一見、見た感じでは滑らなそうな岩が、スケートリンクの様に滑る時があるんですよね。
(上の写真の石は見た目は滑らなそうでしたけど、結構ツルッツルで、フェルトスパイクシューズでも引っかからず、ザーっと滑ってしまいました。)
その時、もし、転倒して頭とかを打ってしまったら大変です。
何度が行ったことのある釣り場なら、「あそこ滑る岩があるんだよなぁ」と予測しながら通過できますけど、初めての場所ってどんな事があるか分かりません。
僕の場合は「意外に滑る岩」によく出会うんですけど、それに限らずどんなものが待ち受けているか分かりません。
そんな時のヘルメットですね。
釣りスタイル:ヒラスズキ釣り
ヒラスズキって、荒れた時によく釣れますよね。
つまりは荒れている時に出向くことがほとんど。
荒れている時というのは、雨風強い時がほとんどになると思うので、落石や倒木の可能性も高くなっているはず。
加えて、普段乾いてて滑らないところでも、雨とかで濡れたら滑りやすくなっているということもよくあります。
それにヒラスズキ釣りって、ランディングが大変な時が多く、ファイトしながら岩場を移動したりすることも少なくありません。
当たり前に危険に晒される確率が高く、故に怪我をしない確率を少しでも上げておく必要があります。
おそらく一番ヘルメットを被るべき釣りスタイルだと僕は思ってます。
釣りスタイル:青物釣り
青物はそんなに海が荒れていなくても釣れる魚でもあります。
なので、釣り場としては安全性が高い条件の環境を選べます。
けど、7kgオーバーとかそれ以上の魚を狙う場合、こちら釣り人が使うタックルもそれなりにゴツくなりますよね。
そんなゴツいタックルを使っての魚とのファイト。
ものすごい力をかけてやりとりすることになります。
そんな中、イージーな環境の釣り場とはいえ、滑りやすい岩があったり、もげてしまう岩があったりしたら…
すごい力を使っている中に転倒することは、かなり危険な事と予測できます。
魚を狙っている時より、ファイト時の怪我予防としてヘルメットを被っておきたいですね。
状況:単独釣行
単独釣行の特性として「助けを呼べない」ことがあります。
そこで、僕が注目したいのは頭。
頭って、身体の中でも特に重要な部位と言えます。
例えば、転倒して強打とかしてしまった時、気を失ってしまったりする確率が高い部位とも言えるのではないでしょうか?
(僕は気を失ったことはないですが)
頭以外のところであれば、もし身動きが取れなくなる様な怪我をしてしまったとしても、スマホ電波圏内であれば、助けは呼ぶことができます。
でも、気を失ってしまっていては、それもできません。
だから、やはりここでも危険に晒された時に怪我をしない確率、ここでは気を失わない確率を1%でも上げておくべきだ、と言えるのではないでしょうか。
僕は単独釣行が多いです。
僕がヒラスズキ釣りをやり始めた2012年くらいの時も、ほぼ単独釣行でした。
だからこそか、僕はそのやり始めの時くらいからヘルメットを着用していました。
ライフジャケット、磯靴、とそれに続くくらいの装備アイテムとしてヘルメットが位置していましたね。
状況:ローライト時
ローライト時、つまりはマズメ時など薄暗い時です。
ヒラスズキ釣りを始め、青物釣りでも、このローライトの時間に釣りをしている人、もしくはその時間帯に移動している人、多いのではないでしょうか?
暗い時というのは視界も狭く、通い慣れた場所でも細かくはその場の地形を認知できていない確率が高い状態にあると言えます。
「思わぬ穴」とかに足を取られ、転倒してしまう確率も高まっているはず。
加えて、釣れる確率の高い時間帯でもあるので、同時に魚とのやりとりに気を持って行かれやすく、怪我をする確率も高まっているはず。
僕の場合は転倒してしまうことは少ないにしても、ちょっとはヨロけたり滑ったりしてる事が多いな…という印象がこのローライトの時間帯にはありますね。
なので、このローライトに加えて荒れている時とかは特にヘルメットの必要性があると言えるのではないでしょうか。
ターゲット:大型魚狙い
大型魚狙い、つまりはゴツいタックルを使うことになりますよね。
故に大きな力を使う。
つまりは、その大きな力を使うことに集中力を持っていかれるので、その場の足元などの状態確認がおろそかになりがちです。
これは青物釣りのところで解説してますけど、青物に限らず、大型魚を狙うなら、装備も固めておきたいですね。
ターゲット:貴重な1尾
待ちに待った連休…
せっかく遠くまで来たこの遠征の地…
ボウズでは帰りたくない!
という気持ち、釣りをする前から心のどこかにあると思います。
そんな中、一向に魚が釣れない時間が重なると…
「どうにか、1尾、釣りたい!」
っていう気持ち、強くなりませんか?
はい。
つまりはそれに集中力を取られ、通常よりは怪我をしやすくなっていると言えます。
そんな「貴重な1尾」を求める…
というより「貴重な1尾を求める状況になってしまう」ことが予測される釣行こそ、怪我をしない確率を1%でも上げられるヘルメットを被る事が活きてくるのではないでしょうか。
ここまで、ヘルメットを使いたい時をピックアップしてみましたが、それぞれの項目が重なっている時ほど、ヘルメットは有効に思います。
例えば…
- 単独釣行で、行った事のない磯、荒れれてヒラスズキ狙い。
なんていう時は、是非とも被りたいですね!
【釣りヘルメットの不必要性】ヘルメットを被る事で考えられるデメリットとその対策。
ここではヘルメット不必要性という事で、ヘルメットを被る事によるデメリットとその対策をピックアップしてみます。
▼ヘルメットを被る事で考えられるデメリット
- 重い事、暑くなりやすい事
- 視界をさえぎる可能性がある
▼デメリットの対策
- 機能性に優れたヘルメットを使う。
- インナーを活用する。
- ズレるという特徴を把握しておく。
※ここでもAWAKE ヘルメットに限った話ではなく、釣りで使えるヘルメット全般的に言える事をまとめますけど、AWAKE ヘルメットがどういう位置にあるヘルメットなのかも分かると思いますので、是非参考にしてみてください。
デメリットと対策をそれぞれ深掘りします。
↓ ↓ ↓
ヘルメットを被る事で考えられるデメリット
- 重い事、暑くなりやすい事
- 視界をさえぎる可能性がある
デメリットとしては以上の事をあげました。
それぞれのデメリットから予測する事をまとめます。
▼重い事、暑くなりやすい事で…
- 体力や集中力が奪われやすくなると考えられる。
ヘルメットって、布製の帽子と比べたら、明らかに重いですし暑くなりやすいですよね。
夏の暑い時期だと長時間被っているのは大変です。
暑くて釣りどころじゃなくなり、逆に危険も考えられますね。
▼視界をさえぎる可能性がある事で…
- 単純に危険。
大抵のヘルメットって、激しく頭を動かしたら、ズレませんか?
その時、前にズレたとしたら、当たり前に見えなくなりますよね。
そのくらい手ですぐ戻せばいいじゃん…と思えなくもないんですけど、その手で戻す一瞬の手間が発生するかしないかの差は大きいです。
岩とかよじ登っている時に手が塞がっている状態だったとしたら、そのひと手間をかける事が危険になる時もありますからね。
まぁ、これは布製の帽子とかでも考えられる事ですけど、より重量のあるヘルメットはその可能性が高いかなと思います。
デメリットの対策
- 機能性に優れたヘルメットを使う。
- インナーを活用する。
- ズレるという特徴を把握しておく。
デメリットの対策としては以上の事をあげました。
それぞれどんな意味があるかというと…
- 機能性に優れたヘルメットを使う。
→ズレ&重さ、暑さ対策 - インナーを活用する。
→ズレ&重さ、暑さ&蒸れ対策 - ズレるという特徴を把握しておく。
→ヘルメットを選ぶ基準を持てる
密着度を高められる「サイズ調整機能」があれば重さ対策になります。
より頭にフィットさせてブレない様に出来れば、重さを感じにくくできますからね。
また、「通気性機能」があるヘルメットなら、暑さ対策にもなりますね。
そして、インナーを使えば、頭とヘルメットとの隙間をより埋める事ができ、よりフィット感を高める事ができるので、ズレ&重さ対策になります。
加えて、吸水速乾機能のあるインナーであれば、暑さ&蒸れ対策にもなりますね。
ヘルメットはそもそもズレやすく、それが危険である事を把握しておけば、サイズ調整等が重要な事と同時に、どういうヘルメットを選ぶべきかが見えてくると思います。
以上のデメリットとその対策を考ると、サイズ調整ができる「ダイヤル式アジャスター」と通気性機能の「ベンチレーション」があるAWAKE ヘルメットは良いなって僕は思ってます。
釣りでヘルメットを被るか被らないかの判断基準
僕個人的には、磯(ロックショア)で釣りをする場合、何が何でもヘルメットを100%被るべき、とは思っていません。
もちろん、被らない場合はそれなりに条件がありますけど、状況に応じて選んでもいいかなと思ってます。
僕の場合の判断基準はこちら
▼被る時
- ヘルメットのデメリット「重い&暑い」という事よりも、メリット「危険に晒された時に怪我をしない確率を1%でもあげておく」が上回っている時。
→前述しましたが、主にヒラスズキ釣りや大型魚狙いの時です。
▼被らない時
- ヘルメットのデメリット「重い&暑い」が、明らかに大きいと判断できる時。
→磯での釣りであっても、アジングやエギングとかのライトゲームなら被らなくてもいいかなと思います。(※ただし条件あり)
以上の事を深掘りしてみますが、ヘルメットを被る時の事は、ヘルメットの必要性の項目で詳しくまとめたと思いますので、ここでは被らない時の事を以下に深掘りしてみます。
↓ ↓ ↓
※ヘルメットを被らない時に意識しておきたい事。
そこまで激しく動く釣りでもない、アジングやエギングなどのライトゲームでは、ヘルメットの重さとかが気になり、釣りの集中力を奪われやすいと考えられます。
僕としてはデメリットの方が大きくなるなと思うところがありますね。
なので、そういうライトな釣りなら被らなくてもいいかなと思います。
でも、ただ単純にライトゲームだから被らなくていい、っていうわけではありません。
僕が意識している事があります。
- 被らない選択をする代わりに行動に反映する。
です。
これ、単純に言えばより注意しましょうという事なんですけど、具体的な行動を2つあげてみます。
- より危険度の低い釣り場を選ぶ。
- 足元は滑るものと捉え、移動する時は出来るだけ手で何かを掴みながら移動する事を心がける。
です。
もちろん、以上の事はヘルメットを被っていても実行したい事ですけど、被らないならより意識を高めて実行すべき事かなと思います。
僕の場合、以上にあげた事をする様になって極端に怪我が少なくなりました。
確かヒラスズキ釣りを始めた2012年、それから2017年くらいまでは、ほんと毎年の様に怪我をしていました。
骨折したり、足の靭帯を損傷してしまったり。
でも以上の事をする様になってから、思えば大きな怪我はしていないです。
まぁ、たまにコケたりはしますけどね。
因みにこれは僕の場合の行動内容で、あくまで一例です。
その内容は人によってそれぞれ違うと思いますけど、「気をつけよう」と曖昧に意識するだけでなく、じゃあ具体的にこうしよう(岩を掴むとか)と、明確にしておく事をおすすめしたいです。
【参考】釣りヘルメットが役に立った事例
磯で波にのまれた時
僕、波にのまれた事、あるんです。
その時の動画があります。
これは完全に僕の不注意ですね。
どこが不注意かというと、
そもそも釣りができる状況ではないと判断できなかった事
ですね。
ウェットスーツを着て、ヘルメットを被っているからといっても、この状況では釣りをすべきではありません。
今の僕なら、この状況では釣りをしない判断をするでしょう。
この時は「これだけの装備してるから安心だ!という事」が悪い方向、つまりは「危ないけど釣りできる!という様」に働いてしまったのかもしれませんね。
因みにこの時、僕はロッドを持っていられず手放してしまいました。
(ロッドは折れませんでしたが、リールは回転不良になり、ハンドルノブが折れました。)
それで、この時の事を思い返すと、ヘルメットは意味あったなと思ってます。
(この時に被っていたのは、プロテックのエースウォーターというヘルメットです。)
この時僕は波にのまれて、ゴツゴツとした岩場をグルングルンと2回転くらいしたと思います。
ゴツゴツとした岩場を、ですよ。
それでこの時は幸い、グローブが破れたくらいで済みました。
そこで思うんですけど、もしこのグローブが破れるくらいの打撃を頭に受けていたとしたらどうでしょう…
いや、もしかしたら打つけていたのかもしれません。
と思うと、ヘルメットを被ってて良かったなと思うのです。
もしこの時、被っていなかったら、もしかしたら今ここでこの記事を書いていなかったかもしれませんね。
まぁこの時の事故要因は、そもそも釣りができる状況ではないと判断できなかった事ですけど、自然では何が起こるか分かりません。
予期せぬ波に備える為にも、ヘルメットを被る事には有効性があると思います。
落石の直撃事故事例
伊豆七島は新島での事例です。
落石がヘルメットに直撃…
事故に遭われたのは、小久保さん。
(掲載許可いただいてます)
いやぁ…実に痛そうです。
その時の小久保さんのツイートも残ってます。
↓
シークレットに行く人は落石に注意しましょう
死ぬかと思いました。 pic.twitter.com/M0BNrjUujr— 小久保雅章 (@kokubomasaaki) 2017年7月23日
ちょっと凹んでる。 pic.twitter.com/kPwb87vyNQ
— 小久保雅章 (@kokubomasaaki) 2017年7月23日
ヘルメット以外の場所だったら骨折してただろうなーと思うとホント運がいいとしか思えない。
— 小久保雅章 (@kokubomasaaki) 2017年7月23日
実は僕もそこを歩いた事があります。
なので、もし今後ここに行く機会を持てた時は、落石が届きそうな状況の場合はヘルメットを被って行こう…って思いました。
釣り環境の良いイメージのあるサーフですけど、サーフだからといって、ノーヘルメットでも100%安全とは言えないんですね。
まぁ、この新島のサーフの様に落石があるサーフって特殊ですけど、サーフだから安全っていうイメージで決めつける事なく、出向く釣り場の状況をみて、装備を選び抜きたいなと思いました。
僕の事例は不注意による要因が大きいですけど、小久保さんの事例は「まさか…」の事に思います。
でも、僕のこれまでの経験からの話になってしまいますが、釣りにおいては「まさか…」って結構ある印象が強いです。
「まさか…」そんな事が。
その「まさか…」の為にも、是非、ヘルメットを役立ててみてはいかがでしょうか?
本記事のまとめ
- 「AWAKE ヘルメット」を製作した「AWAKE JAPAN」とは。
- 「AWAKE ヘルメット」のスペックと外観
- 「AWAKE ヘルメット」の実際の使用感(インプレ)
- 「AWAKE ヘルメット」の使用の際に僕が思う注意点
- 【釣りヘルメットの必要性(メリット)】ヘルメットを被りたい釣り場、釣りスタイル、状況、ターゲット。
- 【釣りヘルメットの不必要性】ヘルメットを被る事で考えられるデメリットとその対策。
- 釣りでヘルメットを被るか被らないかの判断基準
- 【参考】釣りヘルメットが役に立った事例
(※↑をクリックするとその項目に戻ります)
近年、僕は釣りでヘルメットを被らなくなっていました。
そういうのも、荒れている時でさえ、波をほぼ喰らわずに済むところを選定して釣りをする様になったのもありまして。
でも、今回の案件を頂いたのを機に、見直そうかなと思いました。
僕も40歳を超えていますし、きっと身体機能も衰えているはずですから。
自然という何が起こるか分からないものが相手。
だからこそ、少しでも効果がある準備、装備はしておくべきですね。
そこで今回ご紹介のAWAKE ヘルメットは釣りにおいて、満たしてくれる機能が多いものじゃないかなと思います。
ロックショアで使える機能に優れたカッコいいヘルメット!
気になった方は是非、チェックしてみてください。
本記事冒頭にも載せましたが、是非、動画も参考にしてみて下さい!
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
参考になるところが少しでもあったなら嬉しいです!
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