釣り事故関連

釣りでの事故で亡くなった釣り人のご遺族からの連絡。その死因を知って思った事。

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以上の記事の続きになるかと思います。

釣りでのある死亡事故を知り、以前、僕がこのブログに書いた記事があります。

【速報!死亡事故】2016年10月千葉県南房総の海で釣り人の死亡事故発生、非常に残念。この半年前に起きたばかりだったのに…

そしてこの記事を投稿した数ヶ月後、なんと、その事故で亡くなった釣り人(Sさんとします)のご遺族(Rさんとします)からFacebook経由で僕にメッセージが届きましたが、今記事では、その亡くなられた釣り人Sさんの死因を知って思った事をまとめます。

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僕は釣り人Sさんの死亡事故を知った時は、その死因に溺死か転落時に岩等にぶつかった時とかの傷害等によるものだろうと思っていました。でも実際は、かなり想定外の死因「心筋梗塞」でした。肺にもほとんど水がなく、身体も脛に少しに擦り傷だけ、との事でした。

僕はすごくビックリはしましたが、でも、どこか直ぐに納得するところがありました。

持病、病気、身体の異状等はいつでも発生する。
僕、今までの釣りでも思った事があるのです。
磯や堤防等、あと一歩踏み出せば海に転落、という様な場所で釣りをしている時に、突然の貧血や立ちくらみやめまい、視力の低下、強烈な眠気、手足のしびれ、あろう事か脳梗塞とかになったら、危ないどころか命がない事もあるな…、と。
まぁそうは言っても、さすがに脳梗塞はないだろうなとは思いますが、その可能性がゼロではない事ははっきり言えますね。

海は自然、人だって自然。
海では思わぬ波が来たりする、いわゆる何が起こるか分からない自然です。
でも、人の身体だって自然です。何が起こるか分かりません。

だからこそのライフジャケット。
万が一…、は釣り場では結構ある事に僕は思うのです。
釣りに出向けば、その万という数程の危険な場合や状況に直面するのなんてあっという間な回数に思います。その中の一の事故に出会う確率も低くないのでは…、と思うのです。
そしてそこでライフジャケットは、その万が一の事故に遭ってしまった時に生存率を大きく左右しているものに思います。海に転落して気を失ってしまった時なんかはライフジャケットの着用の有無で雲泥の差があるでしょう。

さすがに海辺で脳梗塞になって海に転落してしまったら、病院にたどりつくのも生きている事さえも困難には思いますが、せめて浮いていれば、命はなかったにしても、救助は出来ますよね。海に沈んでしまい、行方が分からなくなってしまうのとはすごく違いを感じます。
また、特に暑い真夏の釣りの中とかですと、不意な立ちくらみ等は結構ある事ではないでしょうか。そこで万が一海に落ちてしまった時に、まずその人を救ってくれるのは、ライフジャケットに思います。どんなに泳ぎの上手い人でも万全ではない身体の状態では自分の身は救いづらいのではないでしょうか。

だからこその同行者。
海で釣りをしていて万が一、誤って海に落ちてしまった時に、まず救ってくれるのがライフジャケットだとしたら、その次に大きな救助力を持っているのは同行者となるでしょう。まぁこれは同行者が居ればの話しになりますが。特に、海に落ちた時に気を失ってしまった時とかには同行者が居る居ないで生存率は大きく変わるだろうなと思いますね。

一方、単独行動の場合。僕自身単独行動の楽しさを知っていますので単独行動は否定はしません。でも単独行動をする時は、せめて誰かに行き先の明示をしておくのが良いかなと思います。また、そこまで力はないかもしれませんが、SNSにて明示するのもありと言ってはありに思います。まぁ、釣り場の公開は場合によっては避けた方が良い時もありますが。でも、行き先を明示しておけば、何かの事故に遭ったとしても、せめて行方不明終いになる確率はかなり下げられると思いますので、おすすめな事に思います。

1件の事故、大変残念な事故でしたが、それにより僕はたくさん学ばせてもらっています。
ご連絡して下さったご遺族のRさんには感謝しています。
まだこの事故の事、Rさんからのメールにより気付いた事があるので、記事を改めまとめます。