こんにちは!釣りキチ隆(@takashyman)です!
今回は主に岸(ショア)からのロックフィッシュ釣りでの根掛かり対策方法です。
毎年かなりの数の根魚を釣っている僕が、ボトム付近でルアー操作をしている時に役立てている内容です。
根掛かりしてロストしてしまったルアーはゴミとなって海に残りますので、ぜひ対策を!
また、本記事と似た内容を動画にもまとめています。
動画の方が理解しやすいところもあると思いますので、良かったら、動画も参考にしてみて下さい。
でも、じっくり文字&写真で見たい方はこのまま読み進めてみて下さい。
もくじ
ロックフィッシュ釣りでの【根掛かり対策】おすすめ5選!
1.フックの強度を弱くする
- 根掛かった時に、フックを伸ばせるかどうか。
- 買った時にルアーについているフックの強度を確認する。
(強度の強すぎるものがついていることが多い)
大きくても50cmくらいの根魚を狙うのに、80cmオーバーともガチンコファイトできる強度のフックは必要ありません。
使うタックルに合わせたフックの強度を選びましょう。
僕が根魚狙いでルアーにつけるフックの主な基準は、その時に使っているタックルで、そのフックが伸ばせるかどうか、で決めます。
もし、大型サイズ狙いで強度の強いフックを使う場合は、砂地に岩が少しあるくらいの根掛かりしにくいボトムの形状の場所だけで使いたいですね。
参考:
僕が根魚釣りで使っているラインシステムは、主にPE2号、リーダー12号。
そのラインシステムで実績のあるフックはこちら。
- トレブルフック(上記写真)
オーナー ST36#6 - シングルフック
オーナー S31#1 で自作したアシストフック
参考記事、作り方の参考動画あります。 - ジグヘッドフック
ダイワ シーバスジグヘッド
根掛かっても伸ばしやすく、でも40cmクラスならしっかり釣れる強度のフックと思っていますし、実際に何匹も僕は釣っています。
2.根掛かりしにくい特徴のフックを使う
- オフセットフックを使う。
- オフセットフックをワームにセットする時にフックの先端はワームの中に隠す。
- 大きな岩(瀬)などで、引きずるような釣り方をしたい時に有効。
前の項目で「フックの強度を弱くする」ことをおすすめしました。
でも、根掛かりが多発するような形状のボトムの場合、根掛かりするたびにフックを伸ばすことになり、釣りになりません。
例えば、大きな岩の近く。
ちょっとボトムから跳ね上げたくらいだと、ボトムから離れていないので、すぐに根掛かります。
そんな時に、根掛かりしにくい形状のオフセットフックは有効です。
そして、このオフセットフックに関しては、フックの強度の強いものでもいいかなと思っています。
必ずしも強くする必要はありませんけどね。
それで、このオフセットフックを使ったリグ(ワームを使った仕掛け)でおすすめなのは2種。
「スイミングリグ」と「直リグ」です。
リーダー等を結んで追加しなくてすむリグなので、ルアーチェンジも簡単ですよ!
オフセットフックを使った実績のあるリグの一例
▼直リグ(上記写真)
- ワーム
「エコギア バグアンツ4インチ」 - フック
「オーナー 岩礁メガトンフック 2/0」 - ウェイト
「ダウンショットシンカー」
▼スイミングリグ
- ワーム
「フルスイング 4インチ」 - フック
「オーナー 岩礁メガトンフック 4/0」 - ウェイト
「マグバイト バサロHD(40〜80g)」
「スライディンヘッド ヘビー」
3.太いラインシステムにしておく
- 太ければ太いほど根掛かり対策にはなる。
- 20cmのカサゴでもヒット後に穴の中に入られたら引っ張り出すのが大変だから、太めのラインシステムが有効。
- ヒット直後に根に入られないためにも、ドラグを滑らすことなくファイトできるライン強度が有効。
僕の場合、50cmクラスくらいまでの根魚狙いなら、PE2号、リーダー12号がメインのラインシステムです。
実際にこのラインシステムでかなりの数の根魚を釣っています。
因みにこのラインシステムは5キロクラスのヒラスズキや、7キロオーバーの青物とかも釣っているというくらい、結構強度のあるラインシステムと思えるところがあります。
50cmくらいの根魚を狙うにしては太すぎじゃね?
って思うところでしょう。
でも、僕の実感としてはこれ以上細いラインは使いたくない感じです。
ヒット直後に根に入られないためのパワーがある太さ、でも、40g前後のルアーの飛距離もそれなりに出せる、ととても気に入っている太さのラインシステムです。
まぁ、80cmクラスの根魚、スジアラとかを狙うなら、PE5号リーダー22号とかを使いますけどね。
狙う魚の大きさ、使うルアーの重さとフックの強度のバランスを考えてラインシステムを選びたいです。
実績のあるラインシステムの一例
▼50cmクラスまでの根魚狙いで実績のあるラインシステム
- PEライン
「エックスブレイド アップグレード X8」2号 - ショックリーダー
「エックスブレイド FC アブソーバー Slim&Strong」12号45lb
4.ルアー着底直後はできるだけ早く跳ね上げる
- ルアーをボトムに着底させていても意味がない。根掛かる確率を上げているだけ。
- ルアーがボトムに着底直後に直ぐに操作できるような体制をとっておく。
- ルアーキャスト後のボトム着底時だけなく、その後のルアー操作中も何かに触ったら跳ね上げる。
ルアーがボトム着底したら、すぐにロッドは跳ね上げたいです。
根掛かる確率を上げているだけなので。
もしかしたら、ボトムに寝そべっているルアーを食ってくる魚はいるかもしれませんけど、それは例外的ですし、僕はそれで釣れたという感覚、記憶もなく、実績がありません。
だから、ルアーをボトムに着底させていることはデメリットでしかないと僕は思っています。
そして、ルアーがボトム着底後に直ぐに操作できるようにしておきたいです。
僕の場合はリールのベールは動かす方向を決めて、リールを見なくても操作できる状態にしているくらいです。
重たいメタルジグとかを使う時は、特に集中したいですね。
また、ルアーキャストして、最初のボトム着底した時だけでなく、その後もルアーが何かに触ったりしたら、跳ね上げたいです。
加えて、跳ね上げても何かに触っているようなら、それは大きな岩というか根、なので、跳ね上げながら巻き上げた方がいいですね。
とにかく、ルアーが何かに触ったら、できるだけ早くボトムから離す努力をしてください。
5.感度がいいロッドを使う
- ロッドの感度が良ければボトム着底が判断しやなる。
- ロッドの感度が良ければボトムの形状を把握しやすくなる。
- 張りのある高弾性ロッドはボトム着底などの感覚をつかみやすい。
ルアーをキャストして、フリーフォールでルアーがボトムに着底するのを待つ。
そして、そのルアー着底の瞬間が分かりやすいのが感度がいいロッドです。
先ほど、ルアー着底直後は出来るだけ早く跳ね上げるって話をしましたけど、ロッドの感度が良ければ、即座に跳ね上げられるのも分かりますよね。
よって、感度がいいロッドは根掛かり対策の1つとなります。
加えて、そのルアー着底の時、フワッと着底したのか、ジャリジャリする感じがあるか、トンっなのか、ゴチん、なのか。
ブリブリゴリゴリするのか。
岩か、砂か、海藻か、ゴロタか、テトラか、平なのか、山なのか、谷なのか…
色んな想像をしますけど、そんな色々な想像しやすいのが、感度がいいロッドです。
感度がいいほど、手元で感じられる要素の違いが分かりやすいからです。
ロッドの感度の測り方は、釣具屋さんで店員さんに協力してもらって、ロッドのティップを店員さんの喉に当てて声を出してもらった時に、どれだけ手元で振動を感じられるか、っていう測り方があるみたいなんです…
けど、実際には、釣り場で使ってみないとわからないことが多いです。
なので、もし2本ロッドをお持ちでしたら、実際に使ってみて、手元で感じられる要素の違いを把握しようとしてみてください。
それで、このロッドの方がわかりやすいなぁ、とロッドを選び抜けるようにしていったらいいんじゃないかと思います。
因みに、僕が根魚釣りで主に使っているロッドは主に2つ。
「ヤマガブランクスバリスティックヒラ11MH TZNANO」と「ジャンプライズツーリミット105モンスターバトル」です。
※以降、「バリヒラ」、「モンバト」と略します。
どちらも感度の良さを僕は感じていますけど、全く感触が違いますね。
色んな情報を細かく感じ分けしやすいのが、バリヒラ。
このロッドは先調子で張りがあって反発力の強い高弾性です。
パリッとしているので、その分、ルアーからの情報もパリッと伝えてくれる感じです。
一方、モンバトは中調子でよく曲がりバラしにくい中弾性。
バリヒラでトンって感じられる感触が、このモンバトだとヌンって感じになるんです。
けど、モンバトでも砂地のフワっとした感じや岩にごチンと当たった感じだとか、違いは明確に感じ分けられると僕はとらえています。
そしてモンバトだと、ロッドの真ん中辺あたり、ベリーと言ったりしますけど、その部分もしっかり曲がる中弾性。なので、魚をバラしにくい特徴があります。
アカハタとかは、ボトムから離せば、割とすぐに諦めてくれますけど、キジハタやクエは、水面近くまで浮かせても頭を振って暴れることが多いので、そこでバラさないようにするには、モンバトの方が利点があるかなと思ってます。
ルアーがボトムに触ったかどうか、それをより明確に手元に伝えてくれるのは、感度がいいロッドです。
で、感度が良ければ、ボトムの状態も判断しやすく、それを利用した楽しい釣りもできる。
それで、ボトムの状態を判断しやすい、軽くて張りのある高弾性のロッドを使って、コツを掴んできたら、よく曲がる中断性のロッドでよりバラさない釣りに展開していく。
っていうような進み方を僕はおすすめしたいです。
【ヒラスズキロッドおすすめ】ヤマガブランクス バリスティック ヒラ11MH TZ/NANO徹底インプレ(レビュー)!
根魚釣りに必ずしもおすすめできるロッドではありませんが、かなりの数の根魚を釣っているロッドです
本記事のまとめ
ロックフィッシュ釣りでの【根掛かり対策】おすすめ5選
(※↑をタップするとその項目に戻ります)
根掛かりしてロストしたルアーはゴミとなって海に残りますので、対策はぜひしていただきたいです。
そして、今回紹介したことをやるだけじゃなくて、今回の内容をあなたご自身で広げて行ってほしいと思っています。
また、本記事とほぼ同じ内容の動画もありますので、よかったら見てみてください。
お読みいただきありがとうございます。
釣りキチ隆(@takashyman)でした!
■本記事で紹介したもの
▼ルアー
▼リグアイテム
▼フック
▼その他(ロッド、リール、ラインなど)