僕がアカハタを釣った時の釣法を書きたいと思います。
参考釣行記「2015年10月、八丈島遠征釣行2日目、実釣編。本命捕獲!」
使用ルアーは80gのメタルジグ。
釣った時の釣法
フルキャストして、リールのベイルは戻す事無く、ルアーはラインのテンションを掛けない様に落とすフリーフォール。ラインを見ながらルアーが着底した事が確認できたら直ぐにリールのベイルを戻してロッドをしゃくってリフト。そのまま3回くらいしゃくったら、またリールのべイルを返してルアーをフリーフォール。あとは繰り返しです。
この時ボトムからルアーをしゃくり上げる距離は4、5mというところでしょうか。
その繰り返しの中、3回目くらいの着底の時に、同じ様にするにリールのベイルを戻してロッドをしゃくったら重かった、すなわちヒットした、していたという感じでした。
ルアー着底確認後、直ぐに跳ね上げるのが重要そうです。
おそらく、アカハタは落ちてくるルアーを見て着底した時か着底する直前にバイトしてきたんじゃんじゃないかと思うのです。と、いう事は、釣り人からルアー着底の判断が出来た時=魚のバイト中、という事も充分に考えられます。
という事は、ルアー着底時にもたもたしていたら、メタルジグなんてくわえている魚は直ぐにでも違和感を感じルアーを口から放してしまうでしょう。
それに、ルアーが底に着底している時は、無駄な時間にも思います。特に底で寝そべっているだけのメタルジグを果敢に食ってくる魚なんてそうは居ないと思いますし。なので1秒でも無駄な時間を過ごさない為にも、ルアー着底後は直ぐにアクションに移行した方がいいと僕は思います。
これはきっと根掛かり回避になっている事にもなると思うんですよね。
この釣法がやりにくい時の解決策。
この釣法は強風が吹いていたら難しいです。それはルアーの着底したかどうかの判断をしづらいからです。ルアーをフリーフォールさせる場合、僕はラインを見てルアー着底の判断をしますが、強風が吹いていたら判断しにくいです。
でも、その場合は、ラインにテンションを掛けたままフォールさせるカーブフォールがおすすめです。ラインにテンションを掛けていられるので、ロッドの穂先でも着底を確認する事が出来ます。
でも、ほんとに風が強い時はそれでも判断しづらいです。その時はジグを重くするのも手です。ジグを重くすれば着底の判断はより明確になります。
でも、それも出来ない程の強風な時もありますけどね。その時は諦めましょう。
使用ルアー「TGベイト」がおすすめな点。
素材に鉛よりも1.7倍も重いという情報もあるタングステンという素材で作られているこのメタルジグ。
という事はその重さ故にシルエットを小さく出来ているという事です。これは沈みも速いです。着底を待つ時間も短縮できて、素早い展開&状況判断が出来る事にもなります。
しかもそのシルエットが小さいという小型なところは、アカハタを狙うのには最適な事ではないでしょうか。
ま、僕はこの時はカンパチを狙っていたのですが、そのルアーが小型だという事もあり、アカハタもヒットして来たのでしょう。青物狙いで青物が釣れない時、狙う魚種を増やせる意味でも、こんな小型かつ重いメタルジグは重宝しますね。
タックルボックスに1つは是非!