これ、爆釣した事あるんです。
舞台は加賀フィッシングエリアなのですが、昼過ぎの放流時、定番の赤金のスプーンを投げていてもあまり反応がよくない時がありました。でも、魚の姿はたくさん確認出来ます。おっかしいなと思いながら3、40分経ってしまいました。いわゆる「放流魚は終了」な感じです。でも魚はウヨウヨ見えるところがありました。
どうもおっかしいな、と試しにこのミノーを投げたんです。
はい、別世界となりました。
それまでスイ〜、くらいで泳いでいた魚が、ブンブン蜂の様にミノーに飛びかかってくるじゃないですか。
と、その間、2、30分程で20匹くらい釣れた、というとても記憶に深く残るほどの思いを僕はした事があるのです。ま、その思いが出来たのはその1度だけだったのですが。
因みにその時釣れたのは全部、ブラウントラウトか、それまじりの様な魚でした。申し訳ない事にその時の魚の画像が残っていないのですが、大きさは大きくても30cmほどのわりと小型な魚でした。
この時放流されていたのは、ほとんどそのブラウントラウトだったノでしょう。と、ブラウンってミノーによく反応するんだ、って僕はこの時知りました。
長いリップが特徴のミノー、目の前のボトムノッキングが面白い。
その時のミノーの動かし方は、フルキャストして、がーっと巻いてほぼボトムの方にもって行きます。そして、トゥイッチしてボトムにぶつけながら巻いてきます。それを繰り返しやってくると、目の前大体5、6メートルあたりからはそのミノーの姿も見えてきます。そんな見えるミノーに果敢に魚はアタックしていました。
このバイトシーンが見えるこの釣り方はホント面白いなと思いました。
因みにこの釣り方、2012年か2013年あたりの加賀フィシングエリアでは稀にイトウがバイトしてくる時もありました。今この記事を書いている2015年ではそのイトウアタックはほぼ見なくなってきてしまいましたが、もしあった場合、イトウではこのミノーはほぼ丸呑みされますので、お気をつけ下さい。
ついでにいうと、2015年の加賀フィッシングエリアのイトウは、10cm以上の大型のミノーで釣れる事が多いみたいですね。僕もその光景よく目にします。
僕にとっては、加賀フィッシングエリアではタックルボックス入っていないと不安になってしまう程のミノーの1つです。