釣行記「2015年10月、八丈島遠征釣行2日目、実釣編。本命捕獲!」で書きましたが、アカハタを僕は釣る事が出来ました。
そして、そのアカハタをその時の宿に持ち帰り調理しようとした時、そのアカハタを目の前に僕は大変な問題を抱えました。その時の事を書きたいと思います。
目の前にしたアカハタはこれ。
はい、めちゃくちゃ活きの良いアカハタです。釣ってから2時間は経っていません。
ここでどんな問題を僕がこの時に抱えたかが分かったあなたは知っている人ですね。
でも僕はこの時は知らなかったのです。
はい、この写真撮影時、このアカハタ、まだ生きていました。
はい、どんな問題を抱えていたか、分かったあなたは知っている人ですね。
はい、大変でした。
僕が抱えていた問題、
それは…
生きている魚の鱗は、とっても剥がしにくいんです!!!
僕は知りませんでした。この時、僕の周りにいた人で「生きたままの魚の鱗を剥がす人、初めて見た」とか「魚の鱗は死後硬直してないと剥がしにくいよ」とのコメント頂きました。
いやはや、僕は知らなかったです。
でも、この時結局は直ぐに調理しなきゃな感じだったので、それでも頑張って鱗は剥がしました。でも大変でした。
魚を〆る意味、痛感。
食べる為に釣った魚を〆て血抜きをする事は、その魚を美味しく食べるためだけの意味に僕は認識していました。
でも、「鱗」が関わっていたなんて…。びっくりでした。
ま、それも魚を美味しく頂くための事ですが、「鱗」にも関わっていたとは知りませんでした。
そう気付けたのも、この時目の前にした魚が生命力のあるアカハタだったからかなとも思いました。この時のアカハタは釣ってから〆ずにクーラーボックスへ入れていたのですが、1時間半過ぎてもアカハタは生きていました。その生きていた事をまな板に乗せた時に僕は気付きましたが、「なんと活きのいい!これは美味いぞ!」なんて数十秒間だけ思いましたが、なかなか剥がれない鱗に、魚を〆る事の意味を痛感した瞬間でもありました。
魚を〆るのは、単に血抜きをしておく為だけではないのです。
釣ったそのアカハタは蒸して食べました。
アカハタを乗せた皿を、少し水をはった土鍋の中に入れて蓋をしてガスで熱して蒸して、熱が通ったら白髪ネギを乗せて、他に鍋で熱したごま油を掛けてジュっと。そして胡椒を少し掛けて出来上がり。
細かい順番はうろ覚えですが、そんな感じで調理していましたね。僕ではなく、この時一緒に宿を共にしたメンバーの突き師の方が。
調理も学ばなきゃですね。
いやはや、鱗にはびっくりでした。