こんにちは!釣りキチ隆(@takashyman)です!
なななな、なんと!
糸島の地磯で、大型の真鯛を釣っちゃいました!
本記事ではその内容をまとめます!
この動画を見て分かる事は、
- 糸島の磯で真鯛が釣れた時の状況とタイミング
- ヒットルアーとその時のルアーアクション
っていう感じでしょうか。
糸島の磯でも大物が釣れる1例として参考にして頂ければと思います。
また、本記事とほぼ同じ内容を動画にもまとめています。
動画では寸劇っぽくしているところもありますので、良かったら見てみて下さい。
でも、じっくり文字で読みたい方は本記事をこのまま読み進めてみて下さい。
もくじ
糸島の磯で真鯛が釣れた釣行時の状況の全容
- 釣行時間
・9時~12時半(※時期は11月下旬) - 天気(風、ウネリ、気温)
・曇りで、風が6、7m、ウネリは1mくらい。サラシも撃ちやすいくらいに程よくある感じ。
・気温は、帽子を耳まで隠してずっと被っていた感じだったので、13、4度前後かなと。 - 潮汐
中潮で7時半くらいが干潮で、14時前が満潮。
上げ潮が効き始めるあたりから満潮の潮止まり前までの潮の流れが効いている時を狙いに行く感じですね。
まぁ、魚がよく釣れる薄暗いマズメの時間帯ではないんですけれど、風もあって曇っていたので、可能性はあるかなと出向いたわけですね。
で、実のところは真鯛狙いではなく、ヒラスズキ狙いが前提となってます。
釣行時の状況の全容はこんな感じです。
糸島の磯で真鯛が釣れたタイミング
ここでは
- 釣り始めから釣れるまで
- 釣った時の模様
っていうように話してみます。
ここは少し長くなります。
ちょっと濃いめにまとめさせて下さい。
釣り始めから真鯛が釣れるまで
まず、釣り始めの1投目。
元々ヒラスズキ狙いだったので、サラシの切れ目、つまりは泡のあるところとないところの境目を通してみて…
どん!
クロダイきました。
…とするも、、少し沈黙が続きました。
で、ルアーチェンジやら色々試行錯誤する事、約50分。
次にヒットしたのは、どん!
クロダイ。
その約10分後、どん!
はいまたクロダイ。
いやー、実のところはヒラスズキを釣りたいんですけど、目の前に広がっているのはクロダイパラダイス。
そして、このクロダイをキャッチした時の他にも結構アタリはあった感じです。
そのアタリはトン、というようなものではなく、カン!というような鋭いアタリで、金属というか、石みたいなものが当たるような感じ。
つまりはヒラスズキではなく、口が固いクロダイのアタリだな、と思いました。
がしかし、この3匹目のクロダイをキャッチしてから、しばらくアタリもない沈黙が続きます。
そして約1時間くらいが過ぎます。
時刻は11時を過ぎたあたり。
満潮の潮止まりが14時前くらいだったので、流れが効いているであろう良い時間は12時までのあと1時間というところ。
って時に事件が起こります。
真鯛を釣った時の模様
僕が狙うのはヒラスズキ。
押し寄せてくる波が岩にあたって広がる白い泡、サラシ。
そのサラシは毎回同じ様に見えるものの、微妙な違いがある。
その違いによって、同じルアーを通すにしたって見え方も違ってくるはずだし、ルアーが通る場所も微妙に変わってくる。
それらの違いがヒラスズキのヒットに繋がるはず…
ただ投げ続けているわけじゃない…
…、と色々思いながらも期待を寄せつつキャスト…
そのサラシの泡と泡がない境目を、リールハンドル1回転1秒くらいの速さでゆっくりめにただ巻きをしてくる…
そしたら!
カン!
っっていうアタリだけで終わらず、グッとフッキング!
また、クロダイか…
っと思いきや!
えっ…!
ギャーーー!!!
っと、そんなに弱く設定はしていないリールのドラグが鳴る!
ヒットさせた魚、めちゃくちゃ走る!
っと同時に僕の脳内ポーン!
闘争ホルモン、アドレナリンの大分泌!
その魚のパワーに50cmクラスとかのサイズではないと判断。
最初の強烈な1ダッシュ、リールドラグもギァーっっと、半端ない。
っと同時に、
っと、なんとも言葉にしにくい感情が入り混じってます笑
と、そんなハイブリッドな感覚を味わったところで、多分5mくらいラインを出されたあたりで最初の1ダッシュが止まりました。
そして、その魚と僕とのファイト開始!
ラインを切られる不安を持ちながらも、僕はその魚を寄せ始めました。
その中、もちろんのこと、魚は抵抗します。
ひと泳ぎのパワーが強い。
その度にリールドラグがギーっと鳴る感じです。
いやぁ、是非とも釣りたい!
せめて、なんの魚なのか、姿だけでも見たい!
けど、過去の嫌な思い出も頭をよぎります。
僕はこれまでこの糸島の釣りで、大型の魚をバラすという悔しい経験を何度かしています。
その中には、姿すら見ることも出来なかった魚もいます。
だからこそ、できることは全力で!
とロッドの使い方を間違えているかもですけど、ロッドのグリップエンドを足の付け根に当てて、もう折れてもいいやっていうくらい力で、ロッドのバット部分に負荷をかけて、寄せました。
もうこんな時は、大切にするのはロッドじゃありません!
目の前にある1度しか流れない時間です!
でももちろんの事、魚も必死に抵抗します。
そのひと泳ぎはほんとパワフル!
でも、こちらも負けません!
船とかでの大物釣りでよく見かけるポンピングアクションで寄せる!
ロッドを上げて寄せて、ロッドを倒すと同時にリールを高速で巻く!、ってやつです。
そんな興奮のファイト。
長く時間がかかりそうか、と思いきや、割と思い描いた様に魚は寄ってきます。
時間にしてはヒットしてから数分、約3分くらいでしょうか。
もうこのやり取りも終盤です。
魚は岸から4、5メートルというところまで寄せられました。
巨大なクロダイなのか、それともヒラスズキ?
いやいや、ヒラスズキならエラ洗いをするだろう。
なら何だ?
クエか?
そんな色んな魚種を思い浮かべながら、最後のひと踏ん張り。
ヒットさせた魚も、そろそろ水面に浮き上がって姿が見える頃。
いったいこのデカい魚は何?
クロダイ?
ヒラスズキ?
クエ?
でも、見えたその魚は…
んです。
はい、いわゆる、真鯛、でした。
しかもデカい。
その大きさにちょっと怖さも感じました。
でも、ここからがまた大変。
なにせ、僕はその時、ネットやギャフなど、魚を取り込める道具を持っていませんでした。
あるのは左腰に携えているフィッシュグリップのみ。
さぁどうしよう…
…
…!
あそこしかない!
と僕はフィッシュグリップで掴めるであろうところまで真鯛を誘導し始めました。
場所によっては、岩と岩の間で真鯛をステイさせて、押し寄せた波と一緒に移動させたりしました。
…っと、そんなこんな、フィッシュグリップで真鯛の口を掴めるところまで移動させることができ、無事ランディング、となりました。
こちらが釣った直後のものになります。
長さは80cmというところで、持ち帰ってからの計測になりますが、約6.9キロありました。
※ここで注意喚起を1つ。
真鯛の噛む力はとてつもないので、親指を魚の口の中に入れて下顎を持ついわゆる、バス持ちとかは絶対にしないでくださいね。
多分、指潰されますので。
ということで、以上が真鯛が釣れたタイミングとして、釣り始めから釣れるまで、と釣った時の模様、でした。
糸島の磯で真鯛が釣れたヒットルアー「ダイワ セットアッパー97S-DR」とルアーアクション
ヒットルアーはこちら、ダイワ セットアッパー97S-DRです。
で、フックをジャンプライズ トレブルフックっていうものの4番、リングをハイパープレスリングっていうものの4番に変えて使ってました。
僕にとってはこのルアーでヒラスズキを狙うなら、よくやっているフックセッティングです。
で、ルアーアクションは、釣った時の模様で触れていますが、リールハンドル1秒1回転くらいの速さでのただ巻き。(リールハンドル1回転で約1mの巻き取り量のリールで)
それで、サラシとサラシがない境目を通してた感じなので、複雑な流れとかがある状態かなと予測もできます。
ただ巻きとはいえ、その中でもたまにフラつく様なイレギュラーアクションをしていたと思います。
元々ヒラスズキを狙っていたので、スローめなアクションにしてました。
僕にとっては、ヒラスズキが釣れる時はスローなアクションの時が多いので。
でも、ヒットしたのは真鯛。
そして、運良く、真鯛の口の横、閂の部分にフッキングしてたので、ルアーを粉砕されずに済みました。
先ほど注意喚起として記載しましたが、真鯛の噛む力はすごいので、もし、口の中にルアーが入ってしまっていたら、このルアーは粉砕されていたかなと思います。
なので、ガチで真鯛だけを狙うなら、ルアーを粉砕されてもフックとラインが繋がっている貫通ワイヤー式のルアーを使うのがいいんでしょうね。
糸島の磯で真鯛が釣れた時の使用タックル
- ロッド
ヤマガブランクス バリスティックヒラ11MH TZ/NANO - リール
ダイワ 14 キャタリナ 4000H - ライン
よつあみ エックスブレイド アップグレードX8 2号200m - リーダー
シーガー プレミアムマックスショックリーダー 12号
こちらは僕がヒラスズキ狙いで主に使っているタックルです。
ラインとリーダーの太さに関しても、これまでに一番多く使っている設定ですね。
そしてロッド「ヤマガブランクス バリスティックヒラ11MH TZ/NANO」に関して。
今回真鯛を釣ってみて、あんなに力をかけても大丈夫なんだなって、改めてこのロッドのポテシャルを感じさせられました。
素敵です。
感謝です。
ありがとうございます。
糸島の磯で真鯛が釣れた釣行での全釣果
実は真鯛を釣った後に、54cmくらいのヒラスズキを釣ることができました。
それで、これらの魚が釣れた時間を潮汐と照らし合わせてみます。
- 9:06 クロダイ
- 9:54 クロダイ
- 10:10 クロダイ
- 11:16 真鯛
- 11:33 ヒラスズキ
これらキャッチ出来た事だけでなく、魚からの反応、アタリがあった感じも合わせて振り返ると、やはり、潮の動き始めや潮の動きが緩み始めたあたりは、ヒット率だけでなく魚からのアタリも多い傾向にあったかな、と思います。
その、潮の動き始め、緩み始めが釣れる、って事、つまりは干潮や満潮から2時間前後くらいが釣れる、とよく耳にする情報通りになったかな、と思いますね。
そして、これら5匹。
脳締め、血抜き、神経締めをきっちり決めて、全部持って帰りました。
全部で約12キロ。
はい。
帰りの磯道、超~大変でした。
フィッシュキャリーバッグに入れて持って帰りましたけど、自衛隊の訓練、思い出しましたね。
糸島の磯で真鯛が釣れた釣行で僕が思った事
僕が思うところは5つ。
- 真昼間でも、風が吹いてて曇っているとやっぱり良い。
- 潮がよく動いている時はやっぱり良い。
- 干潮、満潮から2時間前後はやっぱり良い。
- 毎回違う形をするサラシ、何度も投げてみる価値はある。
- 糸島のショアからでも真鯛が釣れるんですね。
こんなところでしょうか。
ほんと、今回の真鯛。
デカかった。
そしてビックリでした。
真鯛が釣れるなんて思ってもいなかったので。
因みに今回の真鯛(マダイ)は僕にとって今のところ糸島でキャッチした魚では最大サイズですかね。
前に80cmのブリを釣ってますけど、それは重量が5キロないものだったので、今回の6.9キロの真鯛の方が大きいサイズだった、と言っていいと思ってます。
糸島での釣り、ショアからだとそんなにデカいのは釣れないんじゃないかと印象を持っている方も居ると思います。
以前の僕がそうだったので。
でも、そんなことはなかったですね。
今回の真鯛により、その印象は大きくひっくり返されました。
もちろん、元々糸島ではそんなに大型の魚が釣れる確率は高くはないとは思います。
けど、だからこそ、天気や潮汐などを見て、釣れる確率が高くなる要素が重なっているタイミングを見計らって釣りに出向きたいものです。
今回は、風が吹いてて曇りという事、中潮という事、サラシがあった事、満潮の約2時間前、という4つの要素が真鯛が釣れる確率を上げてくれたかなと判断してます。
なので、これに「マズメ時」という要素を追加出来たら、更なる釣果アップに繋げられるんじゃないかなと思いますね。
そんな要素が重なっているタイミングはいつか、と、天気や潮汐を見て、自分の生活スケジュールと相談して釣行計画を立てたいです。
本記事のまとめ
- 糸島の磯で真鯛が釣れた釣行時の状況の全容
- 糸島の磯で真鯛が釣れたタイミング
- 糸島の磯で真鯛が釣れたヒットルアーとルアーアクション
- 糸島の磯で真鯛が釣れた時の使用タックル
- 糸島の磯で真鯛が釣れた釣行での全釣果
- 糸島の磯で真鯛が釣れた釣行で僕が思った事
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以上、今回は、糸島の磯で真鯛80cm6.9kgを釣った時の事をまとめました。
糸島の釣りでの何かの参考に、もしくは糸島での釣りにより期待を持てる要素が増えたなら嬉しいです。
本記事冒頭にも載せましたが、是非、動画も見てみて下さい!
最後までお読み頂きありがとうございます!
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