こんにちは!釣りキチ隆(@takashyman)です!
本記事では、アジの神経締めは鼻からでも出来る事を知るに至るまでの経緯から実際のやり方、それによるメリット等をまとめます。
アジの神経締めは鼻からでも出来る事を知るに至るまでの経緯。
アジを釣る機会が増え、より美味しく食べたいと思う様になる。
糸島に移住してから、アジングをする機会が増えました。
(よかったらこちらを見てみてください→「アジング釣行記」)
そこで釣ったアジは持ち帰る事がほとんどです。
そこで当然の様に思う事があります。
それは、
です。
神経締めを意識し、実際に出来る事を知る。
で、僕がこの度意識したのが「神経締め」。
ATP(※)を保存する効果があると言われています。
※魚のうま味成分の元はATPという成分が分解されて作られると言われています。ですがそのATPは魚が暴れると減少する様です。そこで神経を締めて身体の動きをきっちり止める事によってATPを保存するという訳ですね。
因みに、脳締めでも身体の動きは止まりますが、脳締めだけでは数分経つと痙攣し始める事が多く、その痙攣がATPを減少させているのでは…と僕は把握しています。
でも!
その釣れるアジ、よく釣れるのは15cm前後の豆アジサイズなんですよね。
それ故に神経も細いので、神経締めも難しくなります。
って事で僕は、色々やりくりし、その豆アジサイズのアジにも丁度良い神経締めワイヤーを見つけました。
こちらにその参考記事があるのでよかったら見てみて下さい。
↓↓↓
っと、まぁアジも神経締めが出来る事を知った訳ですが、ここまでで知った神経締めは頭に穴を開けてやるものでした。
そこで当たり前に思う事…
です。
で…
いちいち頭に穴を開ける手間を省く為、鼻から出来ないかやってみたら、意外に簡単に出来た!
鼻からワイヤーを入れ、神経が通っている背骨付近をこちょこちょやっていると、アジがビクッてなるところがあり、これはいける!とそのまま神経締めする事が出来ました。
と、割とあっさりアジの神経締めが鼻から出来る事を知ったのです。
鼻からのアジの神経締めのやり方
神経締めをするまでのおすすめの手順
- こめかみ辺りを刺して脳締めをして身体の動きを止める。
- エラ付近の膜を切って血抜きをする。
- 神経締め。
鼻から神経締めのコツ
- ワイヤーの先端は少し鋭利にしておく。
- ワイヤーを鼻から刺した後、出来るだけ頭の左右中心を通していく。
- 背骨の神経の位置は側線の位置で確認する。
僕が使っているワイヤーは少し尖らせています。↓
実際の模様を写真と共にまとめます。
背骨にある神経は魚の側線に沿って入っているので、鼻からワイヤーを入れ、出来るだけ頭の左右中心を通す。↓
それで目の裏辺りを通過させたら、魚を横に向けて側線の位置を確認しながら背骨の付け根付近までワイヤーの先端を持っていきます。
それでワイヤーが背骨の付け根、神経の穴の入り口に触れる事が出来れば、魚がビクっとなります。
そしたら尾びれの方までワイヤーを入れて、よく出し入れして神経を締めるだけです。
因みに、鼻の穴にワイヤーを入れる時は少し力を使いますが、入れた後、神経が通っている背骨の穴(ビクッとなるところ)を探す時はほとんど力は必要ないので、刺すよりは触れる感じで探してみましょう。
鼻から神経締めのメリット
鼻からの神経締めによるメリットはなんと言ってもこれです。
↓↓↓
- 頭に穴を開ける手間を省ける
数が釣れる事の多いアジです。
少ない手間でサクサク神経締めが出来るのに越したことはないですね。
もちろん、鼻からの神経じめがうまく行かない時もあります。
でも、決まった時に感じられる手軽さは大きいので、僕は100発100中を目指したい…
また新たなコツ等を見つけましたら、ここに追記しますね。
おすすめ神経締めワイヤーはこちら
このワイヤーで18cmの豆アジを締める事が出来るのを確認しています。
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