もくじ
暑くなってくると海辺に出てくる磯ブヨ(イソヌカカ)

これ、僕が実際に刺されているところ、せっかくなので写真に撮りました。
因みに、伊豆半島の某磯での事です。
以前、どこかで海には蚊(ヤブ蚊)は居ないと聞いた事があり、やった!海では痒くならないんだ!と思っていました。
そして実際に痒みをもたらす生物に磯では出会った事がなかったので、確かにそうだなぁと思っていました。
が、僕がこいつに出会ってからはその考えは一気になくなりました。
こいつ、ヤバいです。
超厄介な奴です。
磯ブヨ(イソヌカカ)の厄介な6点
- 集団で行動している
- 動きが早い
- しつこく追ってくる
- 波の音でほとんど聞こえないのか羽音に気付かない
- 刺された事に気付かない
- 刺された後におそってくる痒みは猛烈な上、3、4日続く
僕自身、何度かやられています。
これらの6点は直ぐに浮かびました。
磯ブヨ(イソヌカカ)に刺された事による痒みの特徴。
刺された翌日くらいから症状が現れる事が多かった。
です。
厄介な点でも「刺された事に気付かない」とあげましたが、刺されたている時、ほとんど感覚がないのです。
それで釣行から帰って来た時だったり、1日の釣りが終わって温泉に浸かろうかという時に、刺されていたところが赤くなり猛烈な痒みが出てきます。
因みに冒頭の写真を撮っている時、刺されててもほとんど感覚がなく写真撮影も余裕に出来た程でした
が、その翌日、猛烈な痒みが…
そりゃもう大変でしたよ…
※地域によって、毒性の強弱はある様です。
静岡県の伊豆半島で刺された時は痒くて仕方がない程でしたけど、新潟県の佐渡島や、福岡県の糸島で刺された時は痒みは弱かったですし、長引きませんでした。
磯ブヨ(イソヌカカ)の対処法3点。
肌を露出させない!
虫除けスプレーを使う。
1:肌を露出させない!
やはりこれに尽きると思います。
物理的に肌を刺されない様にするのは僕自身いちばん効果を実感しています。
となると、着用する服は長袖になりますね。
夏場に長袖かよ〜、と思う気持ちも分かりますが、長袖なら日焼けも防げるので涼しくなれるところもありますよ。
僕は夏場でもとことん長袖です。
でも、ところどころに小さい穴があいている様なメッシュ系の素材は避けた方がいいです。
磯ブヨは、その小さい穴ひとつでも見つけて刺してくるので、メッシュ以外の素材か、メッシュでも2枚重ね着で着用すると良いでしょう。
また、長袖を着ていても、手首のグローブとシャツの1センチくらいの隙間でも磯ブヨは当たり前に見つけて刺してくるのできっちり隠す事をおすすめします。
今現在僕は、耐磯ブヨの長袖シャツとして繊維のラッシュガードを主に着用しています。
が、かなり防げても100%ではない印象なので、他にも良い物がないか探しているところではありますが。
そこで注目しているのが「フリーノット」の製品です。↓
他、顔をすっぽり隠せるメッシュのヘッドネットとかも良さそうです。(耳の裏とかを刺してくる磯ブヨがいますので)
2:虫除けスプレーを使う。
磯ブヨはどう猛なので、スプレーしてても刺してくる奴は中にはいます。
でもスプレーをしたのしないのでは、かなり効果の違いを感じますね。
そして、虫除けスプレーの中でも、強そうな「医薬品」が良さそうです。
でも薬剤も強い物を使っていそうなので、直接肌にかけるのではなく、主に足元とか服の上からとかかけるのが良いですね。
3:刺されてしまったら、ポイズンリムーバーや塗り薬で処置を…
リムーバーと塗り薬での処置、実のところを言うと…
- 直ぐに痒みがおさまる訳ではないけど、長引かない感じがする。
です。
僕の場合の事になりますが、刺されて痒みが出た時、「アスピブナン APV1100000」毒抜きをして(透明な体液?が出たくらいです)、「【指定第2類医薬品】ムヒアルファEX 15g」を塗りました。
が、直ぐに痒みはおさまりませんでした。
でも、使わないよりは良かった印象がありますね
何もしなかったら3、4日続く痒みが2日くらいで引いたかな、と。
僕の場合はですけどね。
毒抜き(ポイズンリムーバー)や痒み止めは所持しておくのをおすすめします。
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磯ブヨに刺された時ではありませんが、この毒抜きの事をまとめた記事がありますので、良かったら参考にしてみて下さい。
↓↓↓
「【虫さされ対策】初、ポイズンリムーバー使ってみた。アリです!!!」
最後にひと言。
虫対策にも釣り人は賢くならにゃならんのです!
魚と存分に向き合う為にも万全な対策を施して釣り場へ向かいましょう!