先日、数日間にかけて「メイン」「サブ」「ボトム」「遠投&トゥイッチ」と加賀フィッシングエリアにて使用する4本のタックルに対しての思いを書きましたが、その中の「メインライン」の事を、僕が加賀フィッシングエリアに初めて行った20年以上前の事から書きたいと思います。
もし、ブログとかやられている方でしたら、ご自身のブログにでも、釣りを始めた時とか使っていた釣具の思いや、その時に感じていた事を書いてみると、また今の釣りの世界が変わるかもしれません。
僕はこの記事を昔を思い出しながら書きましたが、その懐かしい思いが、今後向かう釣りのフィールドの世界観を変えてくれそうな、そのフィールドから感じられるものを変えてくれそうな、そんな予感を感じましたね。
ちょっと、また次、釣りに行く楽しみが増えました。
さて、
これは僕の場合です。
管理釣り場「加賀フィッシングエリア」での僕のメインラインと過去と現在。
僕が初めて行った時から現在まで、それは約20年以上の期間になります。
ざっと書きますと、
小学6年〜中学生1年
3号(おそらく12lb)ナイロンライン(イエロー)
↓
3号(おそらく12lb)ナイロンライン(ブルー)
↓
1.2号(おそらく5lb)ナイロンライン
中学1年〜29歳
1.2号(おそらく5lb)ナイロンライン
(中学2年の時使っていた物とほぼ同じです)
29歳〜現在
PE0.4号+0.8号ナイロンorフロロカーボンリーダー
↓
PE0.3号+0.8号ナイロンorフロロカーボンリーダー
↓
0.5号2lbフロロカーボンライン
↓
0.4号2.5lbナイロンライン
と言ったところでしょうか。
釣りに行ければ楽しかった、小学6年〜中学生1年期。
ナイロン素材しか、知りませんでした。そもそもナイロンの特徴も知らない時。
この時の僕に買ってもらえそうな価格のリールには3号の黄色のラインが巻いてある事がほとんどでした。
でもやはり、釣れない時間が重なれば、少ない釣行回数の中でも、黄色の糸は目立つよなとか思います。そして同じ3号の糸が300m巻き数百円(曖昧な記憶ですが)で売っているのを発見し、それを買ってもらい使っていました。
が、今度は3号は太すぎだな、と小学生の僕でも思えたのでしょう。中学1年の時にはもっと細いラインを買ってもらったりしていました。(またまた曖昧な記憶ですが)
確か、1.2号100m巻き1000円くらいの当時の僕にとってもとても高価だったという印象が強いです。
フライにどっぷりハマり、ブランクもあった、中学1年〜29歳期。
中学生の時はよく自転車で加賀FAに行った事もありました。
お小遣いも少しもらえる様になって、1.2号のナイロンラインがメインとなりましたね。
でもこの時はルアーというよりフライの方が釣れる、とフライメインでルアーがサブ的なものになっていましたね。フライで釣れなくなったり、振り疲れるとルアーを投げていたりしていました。でもこの時のルアーでかなりヒット率の高いルアーがあると、友人と盛り上がった事もありましたね。そのルアーの事に関しては改めて書きたいと思います。
ただ、フライの方がよく釣れて、加賀フィッシングエリアといったらフライが釣れる、という認識がこの頃の僕にはありましたね。なのでルアーといったら、1.2号のナイロンラインで充分だったのかもしれません。
と、高校からギターにハマり、釣り自体が生活の表に出て来なくなりました。
シーバス釣りから目覚めたルアー釣り、29歳〜現在
音楽に傾倒し、釣りから離れていたのは高校時代から2007年くらいまでの間でした。
が、その2007年、友人のきっかけにより海釣りを始める様になり(サビキ釣りや投げ釣り)、その翌年2008年、涸沼でのルアーでのシーバス釣りから、ルアー釣りの面白さに気付いてしまいました。
それからというもの、シーバス釣りだけでなく、今までやっていたルアー釣りにも目覚めます。
シーバス釣りだけでなく、僕が学生時代に行っていた「加賀フィッシングエリア」にも意識が行き、足を運び始めたら、少しの期間で管理釣り場の面白さにも気付いてしまいました。
さて、ここからがルアーマンらしい?事が書けるかもしれません。
2007年に再開した釣りにより、「PEライン」の存在とその力を知りました。それまでは「PEライン」なるものの存在すら知りませんでした。
そして2008年にやり始めたシーバス釣り、もちろん使うラインシステムは「PEライン+リーダー」でした。
そこでこの記事の舞台の「加賀フィッシング」です。
シーバス釣りにてPEラインの力の「細いのに強度がある」という事はもちろん、僕が学生時代に行った「加賀フィッシングエリア」でも活きてきました。
ルアー釣りの楽しさに気付いてからの7年間のラインシステムの変化
「加賀フィッシングエリア」にて
加賀フィッシングエリアでは初めてのラインシステム「PE0.4号+0.8号ナイロンorフロロカーボンリーダー」
このラインシステムを使い始める前までは、加賀フィッシングエリアといえば「1.2号ナイロンライン」です。そんな僕がこのラインシステムを使い始めた時は、それはめちゃくちゃ面白かったのを覚えています。
飛距離も以前のラインシステムよりハンパ無く飛び(当たり前ですが)、強度も申し分なかったです。そして伸縮をほとんどしないPEラインの特徴から、魚からの反応が手元に直に来る感じがたまらなかったです。
また、その伸縮しない特徴から、この時期に「ボトム釣り」を覚えましたね。
やっぱり細くしたくなった「PE0.3号+0.8号ナイロンorフロロカーボンリーダー」
0.4号のPEラインでも充分楽しかったのですが、やはり、釣行を重ねると切り詰めたくなります。
そこで手にした「0.3号PEライン」。
一番気になったのは「強度」(リーダーとの結束強度も含む)だったのですが、これに関してはあまり0.4号と差を感じませんでした。
そして、0.4号と飛距離の違いも実感してしまった為、これを手にしてからは加賀フィッシングエリアでは0.4号のPEラインは使う事はなくなりました。
と、このラインシステムの期間はとても長かったです。
因みに、何故にリーダーは変わらず0.8号に固定しているかといいますと、結束強度が絡んでいるからです。リーダーを0.6号とかに細くした時もありますが、当時販売していたリーダーですと、結束部で切れる事が多かった為、釣れない時に稀に使うくらいでした。
釣りの腕試しでもあった「0.5号2lbフロロカーボンライン」
これまでは「3lb」より弱い強度のラインは使う気になれませんでしたが、釣行回数を重ねると次に行きたくなるんですよね。
そこで手にした「0.5号2lbフロロ」。
フロロの特徴として、紫外線や水による劣化が無いという事から、長持ちするだろうし、コストもかからないだろうという考えもありました。
でも、ここで知るのです。
「リーダーを結ばなくて済む手軽さ」を。
「魚とのやりとりの面白さ」を。
でも、やはり、僕の腕が下手なのか、ラインを切る事が多かったのでこの時期は短かったです。
ラインも150m巻きの物を2つ使ったくらいで次に行きました。
現在のメインライン「0.4号2.5lbナイロンライン」
フロロラインを使っている時に、釣具店であるナイロンラインを目にしてしまうのです。
「3lb0.5号」とか「2.5lb0.4号」とかを。
それを目にするまでの僕のライン強度の認識は「3lb」といえば「0.8号」でした。
これを僕が目にした時はワクワクしましたね。このライン強度の進化は釣り人の釣りを変えてしまうくらいの事にも思います。
そしてもちろん手にした「2.5lb0.4号」。
このメインラインに関しては先日も書きました。
「管理釣り場、加賀フィッシングエリア(加賀FA)でナイロンラインがメインの理由。弱点もあるけど面白い!」
といっても、これは使用頻度が多いという「メインライン」としての事に限っての事です。
なので、「PEライン+リーダーのラインシステム」は、強度の違う物に変えていますが、使用頻度が少なくなっただけのサブ的になっていますが、現在もきっちり使っていますけどね。
こんな経緯を経て現在使用するタックルに至った訳です。
そしてこれは現時点の2015年3月の事です。
僕のこれからの釣行によっては、変わってくる事もあるでしょう。
そしてその変化は、釣具メーカーの製作技術の進歩も大きく関わっている事に思います。
この先もどうなるんでしょうね。
楽しみです。
そして、その進歩するであろうものを使って僕自身もどんな奴に変わるかっていう事も、楽しみです。