フィッシンググローブってなぜ使うんでしょうか?
釣り雑誌や実際に使用しているアングラーを目の当たりにして、最初のうちはそんな疑問を僕は持っていました。なのでその疑問を持っていた時は、僕はほとんど素手で釣りはしていました。
何より、はっきり言って、素手の方が投げやすいですし、ルアーチェンジ等する時、やりやすいです。
でも釣りをやり続けて来た現在、もう僕にとってはなくてはならないものになっています。
それをまとめてみます。
フィッシンググローブの色々。
僕は現在、3フィンガーレスのものと、5フィンガーのものを使い分けています。
3フィンガーレスのもの。
これを使用する理由は、
- 素手だと寒い時
- 蚊に刺されるのが予測される時
- 怪我を防ぐ安心感を得たい時
- ちょっとカッコいいから
- ルアーチェンジは容易にしたい時
涸沼(茨城県)の様な遠浅の場所でシーバス釣りをする時はこの3フィンガーレスグローブをはめている事が僕は多いです。
涸沼では蚊もよく見かけるのもあり、暑い日でも使っていますね。ま、このグローブの背の部分で刺してきた獰猛な蚊が居た記憶がありますけど。
また、大きな理由にしている、ルアーチェンジを頻繁にしたい時、その動作も素早くしたい時が多々あるので、スナップを使っています。
そのスナップをいじる時は素手の部分の方が断然操りやすいです。
釣れないボウズが続いた時とかは、特にこういうところでスピードを稼ぎたくなるのです。プロの方の様な知識があるわけではないので、その分、出来る事はとことんやっておきたいのです。
そこまでやっても釣れなかったら、諦める事に納得がいくひとつの要因にする事も出来るので。
因みにエギングでも3フィンガーレスグローブは有効です!
参考品:(上記写真のグローブは既に廃盤デザインみたいなので、同メーカーの後継モデルと思われるものはこちらです。)
5フィンガーグローブ。
僕は、このグローブの効用を知るまではこのグローブをはめて釣りをする事には疑問がありました。
- ルアーチェンジがしにくいのでは?
- キャスト時に、ラインが擦れてしまうのでは?
と。
確かにそうなのかもしれません。
実際、キャスト時にラインが擦れてしまう(だろう)という理由により、細い(0.8号以下)PEラインを使用する時は僕はこのグローブは使ってません。
ほんとのところは分からないですが、精神的に使いたくないのです。
でも、そんな中でもこの5フィンガーグローブを使う理由は、
- 重いルアー(約25g以上)を遠くに投げたい時
- 怪我を防ぐ安心感を得たい時
これは正に手の損傷を防ぐ為なのです。
↑画像内のルアーには30gに近い重さのものもあります。
↑こちらの画像は伊豆での釣行時のものです。
このメタルジグは60gあります。
こういったものを頻繁に投げる事が予測出来る時は僕は必ずと言っていい程、5フィンガーグローブです。
何故、ルアーの重さが理由に入ってくるかといいますと、それは、繰り返し行うキャストにより、ある部分への負担が関わるからなのです。
2014年6月、伊豆へ釣りに行った時の事、去年から使い続けていたグローブが破れました。
この部分、ほんとに負担がかかるのです。
これが海水や雨とかの水分等で、ふやけた生の指先だったとしたら…
過去に僕は何度か皮をむいてしまった時がありましたが、その時はテーピングを施してその場を凌いだ事もありました。
僕の投げ方が悪いのかもしれませんが、ここはほんとによく破れます。
あ、このアングラーズデザインのグローブは優れものだと思っていますよ。
僕はかなりガサツにハードに使っていましたが、すごく保った方だと感じています。
なので、今は2つめ使ってます。
↑このリバレイのグローブは薄くてとても投げやすいのですが、僕の投げ方には合っていない様です。
そもそもそれ用に作っていないのかもしれませんが。
それともうひとつ、この5フィンガーグローブの利点があります。
それは、伊豆とかの磯の釣行での移動間に役に立ってます。
こんなところをよじ登りたい時。
磯の岩はザラザラな事が多いのです。
ちょっと体勢のバランスを崩したりして、素手でこの岩をゾリっとやってしまったら…
そんな時の為にも、このグローブひとつが絶大な効果を出してくれます。
※上記写真のグローブは既に廃盤との事なのですが、同メーカー内でこれに近いグローブがあり、そちらのレビュー記事がこちらにありますので、参考にしてみて下さい。
↓↓↓
例外。
それと他に、以前こんな事もやっていました。
キャスト時にラインを掛けるほうの指側を5フィンガー、その逆を3フィンガーレスというやり方です。
これは、重いルアーも投げるけど、ルアーチェンジとかも容易にしたい、という思いからです。
最近は5フィンガーグローブに慣れてきてしまったのもあり、これをやる機会もなくなりました。
がしかし、ここに本気を出す事が、その時の釣行をものにする為に必要と感じたなら僕は迷わずこれ、やりますけどね。
最後にひと言。
グローブの事、こうまとめてみると、なんだかんだ、素手の状態で出来る釣りはいいなって思います。
使用する理由あってのグローブなのですね。
その時の最高を追求する、これってほんと、面白いです。
この記事には続編があります。
続編はこちら↓
参考グローブ▼