冬期の釣りの現場で「手」の寒さ対策は誰もが問題に感じている事ではないでしょうか。
僕もそのひとりです。
でも問題ひとつを解決しようとすると、それに対しての問題が出てきてしまうのがほとんどだと思います。例えば単純話し、寒ければ分厚い手袋をすればいいと思いますが、それではルアーの付け替えがやりにくいどころか、キャストもままならないですよね。
問題は、その寒さを防ぎながらも、ルアーの付け替えが容易で、キャストもしやすくなければならない事。
ルアーの付け替えが容易なのは、なんと言っても素手。
管釣りでは1キャストごとにルアーチェンジも稀ではないと思います。1秒でも早くルアーチェンジしたいのにやりにくさなんて感じていたくありません。やりやすいのはやはり素手です。でもボーボー風が吹く中で素手なんかでいたら寒いどころか痛くなります。
そんな思いを持っていた中、僕が出会ったものがあります。
あくまで、現時点ですが、僕はこれに意識が傾いています。
2015年の年明け、エリアフィッシング(加賀フィッシングエリア)に行きましたが、これ、すごく良かったです。
ナックルウォーマーってやつですかね。
僕が購入したものはカイロを入れられるポケットが付いています。
レギュラーサイズのカイロも入ります。
でもレギュラーサイズのカイロも入るのですが、それにより重くなり、キャスト時とかに違和感を感じる事もありましたので、カイロを入れたのは朝夕だけでしたね。
あと、これにプラスして、手首の内側の衣類の袖の部分にもカイロを貼っていましたけどね(でも低温ヤケドには注意が必要です)。
そしてこのウォーマーの良いところ、他のメーカーのこの手のウォーマー系ではなかなか見かけない「三つしかない指掛け」です。僕の手が小さいからかもしれませんが、ヒモにゆとりがあり締め付けを全く感じません。締め付けが無いという事は、血流を妨げず保温しやすいという事です。
そして、この時のエリアフィッシング釣行では、他にもグローブ(↓)を持って行きましたが、
これらは試すだけとなり、結局はカイロが入るウォーマーに落ち着きました。
エリアフィッシング、やはり、ルアーの付け替えが激しいのです。素手が一番ルアーの付け替えがスムーズに感じます。
風とかに対しての保温力はタイタニュームグローブが一番に思いましたが、ルアーの付け替えが困難に感じてしまいました。シーバス釣りとかの様に大きなルアーを扱うならこのタイタニュームグローブも大いにアリと思いますが、舞台は管釣り、管釣りならではの使用するルアーの小ささ故に感じる事なのではないかと思いました。
出来るだけ素手でいたいのです。そんな時のこのウォーマーは効果絶大でした。
このウォーマーはエリアフィッシングではかなり重宝しています。