こんにちは!釣りキチ隆(@takashyman)です!
本記事では、カマスの干物(一夜干し)の作り方をまとめます。
カマスはたくさん釣れちゃう事もある魚なので、釣った翌日くらいまでに食べきれないなら、干物にしておくのはおすすめです。
カマスの干物は冷凍保存したものでも充分美味しいので。
つまり…
是非覚えておきましょう!
もくじ
カマスの干物(一夜干し)の作り方
活きの良い「本カマス」を入手する。
カマスはカマスでも「本カマス」がおすすめ!
カマスには、本カマス(アカカマス)とヤマトカマス(ミズカマス)と呼ばれている2種類あって、この2種がすごく似ているのです。
おすすめな見分け方は、背ビレと腹ビレの位置。
本カマスの背ビレは腹ビレよりも後ろにあって、ヤマトカマスは腹ビレよりも前にあるとの事です。
で、本カマスの方が美味いとの事。
因みに僕は本カマスしか釣った事がないのでヤマトカマスの食味は分かりませんが、ネットでの情報や友人からの声を聞いても本カマスの方が美味いという情報が濃厚です。
という事で、新鮮な本カマスを入手しましょう。
釣った場合は、しっかりと血抜きを。
それで、カマスの身は結構柔らかいですし、痛みもわりと早いので、クーラーボックスでの冷却はしっかりしておくのをおすすめします。
鱗を取って内臓を取り、流水で洗い、水気を取って腹開きにする。
頭が割りやすい大きい個体のものは頭を割った方が良いです。
頭も食べやすいので。
でも小さい場合は無理して割らなくても大丈夫です。
また、背開きでも良いんでしょうけど、僕は開いた後に洗わなくて済む背開きにしています。
(背開きの場合、開いた後に内臓を取る事になるので、洗う必要があるのでは…と思っているのです。まぁこの後に塩水に浸けるから問題ないとは言えますが…。因みにスーパーとかで売っているのは背開きが多いですけどね。)
塩分濃度7〜10%の塩水に30〜60分浸ける。
塩分濃度7〜10%、浸ける時間30〜60分、と開きがあるのは「お好みで」が関わっているからです。
僕はこのカマスはご飯のオカズにしたかったので、塩分濃度は濃いめの10%で40分くらい浸けました。
この濃度や浸ける時間で食味が変わってくるので、その中で自分好みを見つけて見て下さい。
もちろん、使う塩でも変わって来ますので合わせて試して見て下さい。
血と水気をよく拭き取る。
ここで血が残っていると、血の部分が腐るとの事を聞きますので、しっかり拭き取っておきましょう。
干し網を使い、風通しが良いところで、ひと晩(12時間くらい)干す。扇風機も可。
風が吹いているなら外で、風がなかったり、雨が降っていたりして外で干すのが困難だったら、室内で扇風機にあてておくのでも出来ます。
(実際に扇風機でやってみたところ、出来ましたので。その際、換気扇がある部屋が良いですね。)
これで干して、身を触ってベタつかなくなったら完成です。
あとはグリル等で焼いて食べるだけ!
僕はグリルで焼く場合、腹側を強火で数分焼いて弱火で数分、裏返して背中側を強火で数分焼いて弱火で数分、最後に強火で30秒くらい焼いて火を止めて、余熱で1分、っていう感じで焼き上げる、という様な感じの焼き方に行き着いています。
が、焼き方に関しては現在研究中。
また進展ありましたら、この記事に追記したいと思います。
美味い!アジの干物より美味いかも!
ほんと美味い…
干物の定番とも言えるアジの干物より美味い…
僕はアジよりカマスの方が断然好みです。
夕食にはもちろんの事、朝飯からこんなの食えたら最高ですよ。
冷凍保存も可能!
干物にしたものは袋等に入れて冷凍保存も可能です!
焼く時は、その冷凍したまま焼き始めてOK!
(焼き加減は生の状態とは変わってきます)
長い期間、美味しい思いが出来ますよ!
干物おすすめグッズを是非!
小型の魚が捌きやすいナイフ。
干し網は大きめがおすすめ。
本記事のまとめ
カマスの干物(一夜干し)の作り方
- 活きの良い「本カマス」を入手する。
- 鱗を取って内臓を取り、流水で洗い、水気を取って腹開きにする。
- 塩分濃度7〜10%の塩水に30〜60分浸ける。
- 血と水気をよく拭き取る。
- 干し網を使い、風通しが良いところで、ひと晩(12時間くらい)干す。扇風機も可。
- あとはグリル等で焼いて食べるだけ!
- 美味い!アジの干物より美味いかも!
- 冷凍保存も可能!
- 干物おすすめグッズを是非!
是非試して見て下さい!