もくじ
包丁研ぎ初心者におすすめの3種!
出番の多い「#8000/#3000」(写真左の砥石)
#8000はほんとよく使う。
刃物って、切れなくなってから研ぐより、日常的にちょいちょい研ぐ方が僕は好きです。切れなくなってからだと、目の荒い砥石から研がなければならなかったりと、かえって時間が掛かる感じがします。
包丁を2、3日使ったら、ちょちょいとこまめに研いでおきたいものです。
そこで役に立つのがこの番手の砥石です。
因みに僕は上記掲載の砥石はアマゾンで買ったのですが、これと同じメーカーのものはもう見当たらなくなってしまいました。が、「両面砥石#3000/#8000」と検索すると出てくると思います。
また、#8000て、かなり細かい方に思うのですが、僕が所持しているこれはそこまで細かくないかな、という感じです。つまり、シャーシャー良く研げる感じなのです。でも僕の感覚では充分なくらいちゃんと切れる様になります。
これは初心者にもおすすめです。
逆にもっと荒い#3000とか#4000とかで切れる様にする方が難しいのでは?と僕は思うのです。
なので、#3000とか#4000とかで頑張って切れる様にするなら、この#8000でやった方が簡単だと僕は思います。
僕が研ぐとこんな感じです↓
細かく見れば小傷も結構あり、鏡の様にはなっていないです。
が、これでも充分切れますね。
裏側の#3000は?
ちょっと刃こぼれして「#1000」で研いだ後に使うのと、冒頭の写真の真ん中の砥石の#4000側を平らにする時に使います。
砥石を平らにする時&ちょっと刃こぼれに出番の多い「#4000/#1000」(写真真ん中の砥石)
砥石を平らに出番の多い#4000。
前述した「#8000/#3000」の砥石両面を平らにするのに使います。
砥石を平らにするのはとても重要な事です。
厳密には同じ砥石を2個用意して同じ番手の砥石で研ぐのが良さそうなのですが、それはそれで時間が掛かるのもあり、僕は違う番手のものでもやっちゃってますが、特に大きな問題は感じていません。
因みに「#8000」はよく使う砥石だけあって、よく減ります。なので、平らに修正する機会も多いのですが、そこでこの「#4000」で平らにするのが丁度良く、故によく使ってます。↓
こんな風にして平らにしています。
また言っちゃいますが、ホント、包丁を研ぐのに砥石を平らにしておくのは重要です。
裏側の#1000は?
硬いものを切ったり、包丁をこじったりして刃こぼれする時もあるでしょう。
その、ちょっと刃こぼれしてしまった時に、#1000の出番です。
例:刃こぼれ→#1000で刃こぼれ箇所が無くなるまで研ぎ→#4000で整え→#8000で仕上げる。
と、こんな使い方だとより早く済ませられます。
結構刃が欠けてしまった時の「#800/#240」(写真右の砥石)
包丁をシンクの上に落としてしまったりして、刃が欠けてしまったりする事もあるでしょう。
その時に#1000くらいの砥石では修正するのが大変だったりします。
そこで「#800/#2400」くらいの番手の砥石があると便利です。
また、前述したちょっとの刃こぼれでよく使う「#1000」側の砥石を平らにするのにも「#800」側が使いやすいので、そこでの出番もありますね。
僕は直ぐに使える様に水に浸けてます。
この砥石は水に数十分浸けてから使うものなのですが、使う前にいちいち水に浸けるのも面倒なので、僕はプラスチックの箱に水を張って浸けっぱなしにしています。
まぁ、定期的に水は取り替えていますけどね。
因みに余談ですが、天然砥石は逆に劣化してしまうみたいなので、水に浸けちゃダメみたいです。
使い方まとめ
- 砥石(セラミック系)は使う前に水に浸けるか、浸けておく。
- 砥石を平らにする時は近い番手の砥石で。
- 研ぐ時の砥石は平らに。
- ちょちょいと日頃よく使う「#8000」
- ちょっとの刃こぼれに「#1000」
- 大きく修正する「#800/#240」
- #1000以下で包丁を研いだら→#3000→#8000と仕上げるのがおすすめ。
関連品まとめ
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ほんとは砥石を固定する為に、シンクに固定する台を木材とかで作った方がいいのですが、僕はこれを台にしてやってます。↓
最後にひと言
いくら切れる良い刃物でも、使えば切れなくなります。
良い刃物を持つ事も重要ですが、その良い刃物を持つ為にもこの研ぐ事は是非とも身に付けておきたい事です。
もちろん、僕自身勉強中です。
因みに僕はこれ以外の砥石、天然砥石等も持っていますが、まずこの3つがあれば何とかなるかなというものをピックアップしてみました。
参考になれば嬉しいです。
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