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文字や文章はそんなに書いてありませんが、たくさんの情報が載っている本があります。
その本を読んだ時、本から仕入れられたり出来る情報はその時に自分が持っている経験によって、変わってきます。
本を読めば読む程、その本から情報は仕入れられると思います。ですが、あるところで読んでも目を通しても情報の仕入れが止まってしまう事もあると思います。
その時が、実際自分が持っている経験値というか経験知というか無意識とかなんでしょう。
ではその本からもっと情報を仕入れられる様になるにはどうしたらいいのか。
それは現場での経験に他ならないと思います。
僕自身その本と共に、実際の現場の経験を積む事によって、その本から仕入れられる情報が増える事を僕は目の当たりにしています。
「なに〜ぃ、そうだったのか!」と気付いたり、「もしや、こういう事なのかもしれない」ともっと現場で試したくなってしまう事は珍しくありません。
それが自分独自の情報を仕入れる技術、いわゆる本の読み方を築いていくと僕は思っています。
本を読んだ内容を基に実際に現場で試す。そしてその現場での経験がその本を読む技術に繋がる。
というサイクルに僕はすごく楽しさを感じています。
空撮系の釣り場ガイドです。
ソルトで僕が釣行の多い場所、伊豆。その本なんて、気になるところは結構多くマーキングしてます。
房総半島は今まで一度しか行った事がない上、まだ行く予定もないのであまりマーキングしていませんね。
そして、上記とは少し感じの違う本。
最初に掲載した、伊豆の空撮の本だけしか載っていない場所もあるのですが、こちらの本にしか載っていない場所もありました。
そしてこちらの本での良いところは入釣ルートまで画像と説明付きで掲載してあります。
こういった情報をあらかじめ把握しておけるのは、それが遠征先なら何とも心強く、計画も立て易いかと思います。
実際、僕は伊豆に行くときはこの2冊を持って行く事が多いです。
ですが!、そうは言っても紹介させて頂いた7冊、僕の読解力が不十分なのか、駐車スペースから釣り座まで25分とか記載してあっても、道に迷い1時間以上もかかった事もあります。こんなとこ怖くて下りられないよ、という事もありました。
そして実際釣れたデータなのか、その現場で釣れる魚種まで細かく記載してあります。それを基に僕もその魚種に的を絞り実際現場に行ったりしまてますが、全く掲載していない魚種に出会えたり、という事は珍しくありません。
もちろん、全く、魚に出会えなかった、という事も珍しくありません。
そして、もちろんこの本には副作用がある事を僕は自覚しています。
この本だけを頼りにしてしまうと、自分で場所を開拓する、という事を忘れがちになってしまうという副作用です。
そんな事を踏まえてこの様な本とは付き合っていくのも考えのひとつではないかと思います。
とはいえ、そんな事を思っても、相手は自然です。
世の中にある情報をたくさん仕入れフルに使っても魚には出会えない、という事は稀ではありません。
ですから、こういう本はいくらでも読んで良いと思います。
そして、こういう本が世の中にある事が分かれば、釣り場ならば、こういう本にも掲載していないところを見つけ出す手だてにもなると思います。
現代は情報にあふれています。
そのたくさんある情報からどの情報をどう読み取り、自分の何の経験とどう繋ぎ合わせて行くのか。
そしてその情報と経験をどうアウトプットしていくかはその人独自のものになって行きます。
そんな楽しみもある釣りは本当に楽しいです。
でもそんな事を全力でやっても魚に会えなかったりします。
そして、釣れたりもします。でも釣ったからといって満足出来ないのです。また、求めてしまうのです。
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入手困難になっているものもありますね。
まだ一度しか行った事のない房総半島の空撮を見てみても、僕がよく行く伊豆での釣行に役立つときがあります。
今のところ、僕がよく気にするのは、地形と潮流です。同じ様な磯の形をしているのに、何故釣れる魚が違ってくるのか、とか考えたりするのも面白いです。この本を見ながら、グーグルマップとかも一緒に見たりします。
それはこの日本を知るという事にもなりますね。