釣った魚、もちろんの事、美味しく食べたいものです。
そこで、魚を食べるにも保存するにも、きっちり処理しなければならないのが「水気」です。
水気は大敵。
- 刺身にする場合、水気を多く含んでいたら、食べられたもんじゃないくらいの刺身になる。
- 水気を多く含んだまま保管したら、魚の身の痛みを早め腐る原因にもなり、当然食味も落ちる。
魚を捌く時、鱗や内蔵を取った後、水で洗う事になりますが、その洗った後の魚の水気はきっちり拭きとるべきなのです。
僕も釣った魚を自分で捌いて刺身で食べ始めた頃、この水気は大して気にしていませんでしたが、今思えばとんでもない事と認識しています。
とは言え、拭き取るも大変で問題もある。
- 直ぐに破けてしまうテッシュペーパー等ではお話にならない。
- 強度も吸水力もあるキッチンペーパーが有効だけど、使い捨て。かなりのゴミが出る。
- ハンドタオルは搾って繰り返し使う事も出来るけど、ハンドタオルは一度濡れたところは搾ったくらいでは吸水力がそこまで回復しない。
等々、たかが魚の水気を拭き取るという単純な事でも、なかなか問題もあるものです。
そこで、ある本で便利グッズを発見!
以前買った本「ウエカツの目からウロコの魚料理」に、魚料理をする際での便利グッズが幾つか載っていたのですが、そこに今回のテーマの水気を拭き取る便利グッズが載っていたのです。
その本の事はこちらの記事で紹介しています。↓
「魚料理のしくみがずらり。単なるレシピ本じゃない、魚を美味しく食べるならの超おすすめな1冊をご紹介。」
これです!
魚に被せてある黄色い布です。
まさかの車の洗車とかでよく使われているものです。
これ良いです!
- 耐久性のある素材!
- 紙系のペーパーの様にカスが出ない!
- 繰り返し使える!
- 吸収力がある!
利点だらけです。
1つ難点を挙げれば、吸収力があるので、魚の血とかもよく吸収してくれます。つまり、使用後に洗浄するのがちょっと手間だったりしますけどね。水を浸した桶とかを使って良くすすぐ事をおすすめしたいです。でもその難点をのぞけばかなりの代物ですね。まな板とかの水気を拭き取るのにも使えます。
最後にひと言。
写真に載せた黒鯛、水気は今回紹介したアイテムだけで拭き取り、最後にペーパーで包んで袋に入れて空気をホースを使って抜いてみました。
如何でしょうか?
それは完璧に水はとれていないものの、べちゃべちゃにはなっていないのは確認出来ると思います。仮に、刺身にする場合でもこれだけ水気を取れれば僕は充分に思っています。
頼もしい本から、頼もしい便利グッズに出会う事が出来ました。
是非試してみて下さい!