僕は現在、海釣りで使うランディングネットでは、ランディングポールとネットの繋ぎ目に主に「昌栄 フレックスアーム VerⅡ ロックタイプ(カラーはチタン)」という金具を付けて使っています。
その金具の事、これまでに記事にも書いて来ました。
参考記事
それで、その金具は同じメーカーからもロック式と非ロック式の2タイプあるのですが、僕の実体験からロック式がおすすめかな、と思える事があるのでそれをまとめます。
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もくじ
フレックアームにはロック式と非ロック式の2タイプある。
写真の左側がロック式、右側がそうではない非ロック式タイプです。
どう違うのかというと、1枚目の写真の形(ネットを使う場合の形)ではどちらのタイプも同じくカチッとロックします。
が、2枚目の写真の形(ネットを畳んで格納している時の形)では、ロック式はカチッとロックして、非ロック式(右側)のタイプのものはカチッとはロックせずにネットの重みくらいの少しの力で1枚目の写真の形の状態へ動かせる様になっています。
この2つのタイプのそれぞれの表面的な利点としては、ロック式は移動時にも動く事ないので気に障らないという事。
非ロック式は軽い力でネットを開く事が出来るので、実釣時にネットを格納した状態で携帯していても、直ぐに使える状態にしやすい、という事が言えます。
そこで、非ロック式を使っている時に問題発生…
肝心な部分が塩噛みに…
非ロック式のものを使っていて、大変な事がありました。
ある釣行時、僕はいつもの様にネットをUの字に畳んで(金具は上の写真の状態)釣り現場に向かいました。
それで釣り現場に付いて、さて、ネットを直ぐに使える様にしておこうと広げようとしたら、どうしたものか、動かなくなっていました。
いつもなら軽い力で動かせるはずなのに、Uの字の状態で固まってどんなに力を入れようとも動きませんでした。
はい…
肝心な部分が塩噛みしてました…
どうやら上の写真の矢印でさしている部分が塩噛みによってか全く動かなくなっていました。
塩噛みを直すのにお湯や注油で悪戦苦闘…
結局その釣り現場ではそのネットを使える状態に出来ず、使わないままやり過ごしました。
それで、家に持ち帰って来て、整備に取りかかりました。
洗ったり、ブラシでこすったり、お湯に浸けたり、注油したり…、と思い付く事をやりました。
が、なかなか動きませんでした。
その後も、この金具の整備に気が向いては整備したりしていました。
そんなこんな3日目くらいに、やっっっとこ、動かせました。
これ、僕が、塩噛みの強烈さ大変さを痛感した初めての瞬間でもありました。
ロック式タイプも塩噛みさせた事があるけど、難なく直せた!
はい、非ロック式タイプだけならず、ロック式タイプのものも同じ部分を白く粉を吹いた様にさせてしまった時がありました。
はい、つまり、ロック式も非ロック式のものもどちらも僕は塩噛みさせた事があります。
でも、ロック式タイプの方が塩噛みの解除がしやすかったです!
ロック式はツマミを押して塩噛みを解除出来きました。
一方の非ロック式はツマミが無く、塩噛みの解除は困難を極めました。
↓
この非ロック式のものは、上の写真の矢印の先の付近の部分でその下の要のボタンみたいな稼働部を押し込む形になっている様です。
結局の所、ロック式のものと大差はないのかもしれませんが、これだと力が入れづらく、ボルトとか差し込んだりして強い力を入れやすい状態にしてやりましたが、他の部分を壊してしまいそうに思ったので、それはやめました。
もしかしたら、ロック式タイプのものも、ガッチガチに塩噛みしてしまったら、ツマミがあったとしても解除は困難を極めそうに思いますが、その場合でもそのツマミの有無の差は大きいと思います。
↓ ↓ ↓
説明書には使用後は真水で洗浄、と注油してくれとの事が書いてありました。
いやー、思えばランディングネットって、使えば海水が引っ掛かるどころか浸けちゃう事がほとんどですからね。
僕のメンテのズボラさが浮き彫りになった感じです。
本記事のまとめ
フレックスアーム、2タイプありますが、どちらを使いたいか明確な理由がないのであれば、ロック式がおすすめですね。
非ロック式の様にパッと直ぐに使える状態にしやすいのは良い利点でもありますが、ロック式もそこまで大変ではありません。
それに、釣り現場に着いたらネットは開いて使える状態にしておけばいいのですからね。
また、この金具は、使う用途的にも塩噛みしやすいパーツと考えられるので、その事を考えると、塩噛みを解除しやすい作りと思えるロック式の方が良いかなと。
いずれにしても塩噛みさせない事ですね。
使ったら、整備はしましょう。
塩噛み、錆なんかよりも怖いかもです!