タックルインプレ(総合)

青物、ヒラスズキ、シーバス、根魚等を1ヶ所の釣り場で一気に狙う時に特によく使っている1つのルアー釣りタックル設定がある。

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1ヶ所の釣り場で色々な魚が狙える時って少なくない。

一ヶ所の釣り場で一気に色々な魚が狙える時も少なくありません。

流れがあればブリやヒラマサ等の青物、サラシがあればヒラスズキ、何もないところでもシーバス、ボトムを探ってみればキジハタやアカハタ等のロックフィッシュ(根魚)と。

僕自身、青物を釣った場所でヒラスズキやシーバス、ロックフィッシュを釣った事があります。

そこで、釣り場にそれ専用のタックルをいくつも持参?いやいや面倒でしょ。

青物、ヒラスズキ、シーバス、根魚、と仮にこの4種の魚を取り上げてみても、魚体の大きさももちろん違いますし、ヒットする場所や魚の引き具合も様々です。

なので、それらの魚専用タックル、ロッドとかは結構特徴細かく作られていますよね。

 

でも!

だからと言って、それら専用のタックルをごっそり現場に持って行くもの考えものな時があります。

いや、考えものな時の方が多いでしょう。

簡単に行ける釣り場とかは何かと人も多いものなので、故に釣れる釣り場はそこまでの道のりが行きづらい険しい道だったり、結構な移動距離(徒歩)が必要だったりする場所が多いです。

そこで、そんな険しく長い道のりをえっちらおっちらタックルをごっそり持って行くのは大変です。

 

そこで、僕が行き着いている1つのタックル設定があります。

こんな感じです。

 

このタックル設定の理由。

ロッド:高性能なヒラスズキロッドが有効!

僕が使っている「ヤマガブランクス(YAMAGA Blanks) ロッド バリスティック・ヒラ 11MH TZ/NANO」はやはりそれなりに高価なのです。

が、高性能なロッド故に、軽くて操作しやすく、感度が良くて魚のバイトも感じやすく、大型の魚もねじ伏せるパワーも持っています。

これはヒラスズキ狙いに特化したロッドでもあるのですが、そのロッドの特徴はヒラスズキだけでなく色々な魚に対処してくれるものにもなっていますね。

軽いとはいえ張りのあるロッドなのでジギングもしやすく(11Fもあるのにです!)青物もねじ伏せるパワーを持っています。

それに感度も抜群なので、ヒット直後に根に潜るロックフィッシュとのファイトにも充分対応してくれるものに思います。

▼僕が使っているロッドインプレ(レビュー)記事はこちら
【ヒラスズキロッドおすすめ】ヤマガブランクス バリスティック・ヒラ11MH TZ/NANO徹底インプレ(レビュー)!

 

リール:長時間使うならギリの重さ&大きさ、4000番台(ダイワ)のリール。

僕は「ダイワ(Daiwa) 14 キャタリナ 4000H」を使い始めて2年位になるのですが、これに行き着いてます。

例えば来れより1つ大きい4500番はデカ過ぎ重過ぎて長時間は使う気になれません。

が、この4000番台のリールなら長時間使うならギリの重さ&大きさのリールに思ってます。

またこれより小さいリールで3000番台のリールを持っていますが、それだと太いラインが長く巻けない事と少し非力に思ってます。

そして3000番と4000番の中間で3500番のリールがありますが、僕にとっては重さと大きさの差が小さく感じられ、中途半端に思ったので、長時間使うならギリな重さ&大きさの4000番台のリールに至っています。

そしてこのリール、とにかく耐久性がすごいので、わりと扱いが雑な僕にとってはすごく向いているリールに思ってます。

確か、リールのギヤの部分にとても剛性のある金属が使われている様で(ハイパーギヤ)、未だ新品の時と違いが分からないくらいの回転性能を保っていると僕は感じています。
現在は結構モデルチェンジされてきて、もっと良くなっていると思います。
ダイワ スピニングリール 16 キャタリナ 4000H

 

PEライン:強度&飛距離がグッドな2号!

細ければルアー飛距離が出しやすく、横風とかの影響も少なく出来る事から操作もしやすいのですが、太ければ、魚ともファイトしやすく、ルアーが根掛かりした時も回収しやすいです。

そこで僕は太さは2号に落ち着いています。時に2.5号、極稀に3号を使う時がありますが、レギュラーは2号ですね。

過去に7キロくらいのブリを釣った事がありますが、その時に使っていたPEラインが2号で充分にやり取り出来た事も選ぶ理由にもなっています。
参考記事「青物狙いのPEラインを考える。ショアで90cm前後のブリをキャッチした時のラインシステムを振り返って。

また、近頃のPEラインはメーカー又はメーカー内でもシリーズによっては強度に差があります。

そこで僕は太さの割には結構強度があるなと思っている「よつあみ(YGK) ライン G-soul X8 UPGRADE 200m 2号」を好んで使っています。

 

リーダー:12号が色々丁度良い!

太ければルアーの飛距離や動きに影響し、魚へのプレッシャーになります。

でも太ければ、魚の歯やファイト時の根ズレにも対処、またルアーが根掛かりした時の回収率を上げられます。

そこで行き着いた12号のリーダー。

ルアーの飛距離、そして15g〜くらいならルアーへの動きの影響は感じてません。そして魚へのプレッシャーはある太さではあろうと思ってはいるものの、

  • 青物は比較的ルアーを速く動かす事が多いから太くも大丈夫と判断。また、気合いの入っているやつだけ釣れればいいという思いもある。
  • ヒラスズキは主に薄暗いマズメ時やサラシを狙うからこのくらい太くても大丈夫。
  • シーバスは主に薄暗いマズメ時や気合いの入ったやつだけ狙うから太くても大丈夫。
  • ロックフィッシュは根掛かりよくするボトムを中心に狙うので根掛かり時のルアー回収にはこのくらいの太さが欲しい。過去に釣果の実績も充分ある。(上に掲載した様に、実は今のところ一番釣っているのがロックフィッシュです。)

という事から、このリーダーに行き着いています。

そして、PEライン同様に近頃のフロロカーボンのリーダーもメーカー又はメーカー内でもシリーズによっては強度に差があります。

そこで僕は12号でも49lbとより強度のある「クレハ(KUREHA) リーダー シーガー プレミアムマックス ショックリーダー50m 49lb 12号」を選んで使っています。(因みに12号だと40lbのものを見かける事が多いです。)

 

このタックルでの対象魚の想定。

捕獲可能に思う魚。

  • 青物:10kg未満
  • ヒラスズキ:全般
  • シーバス:全般
  • ロックフィッシュ:1kg〜(10kgオーバーとかの化け物級でなければ)
  • フラットフィッシュ:ヒラメやマゴチ等

これらなら今回のタックルで充分狙えると思います。

捕獲が困難に思う魚。 

  • アジ
  • カマス

これらの50cm級を狙うならありかなとは思いますが、もしこれらを狙うなら専用タックルを他に用意した方が良いと思います。

 

最後に…

今回紹介したタックル設定は、1ヶ所で色々な魚を狙うならの時に使うタックル設定です

それなので、大型の青物しか狙わないとか、狙うはヒラスズキのみとか、この遠浅の場所はシーバスの実績しかない、という様な時には適さないタックル設定に思います。そういう時はそれ専用のタックル設定をして挑みましょう。

でも、1ヶ所で一気に色々な魚を狙いたくなる時って少なくないと思います。

ヒラスズキがダメだったら青物、もダメだったらロックフィッシュ…と狙いたくなるものです。

だからと言って、それぞれの専用タックルを現場に持参するのは僕としては現実的に思えません。

それならば1つのタックル設定で…、と今回僕が行き着いているタックル設定でした。