- 「釣りでの事故で亡くなった釣り人のご遺族からの連絡。記事を読む側の重要性を再認識。」
- 「釣りでの事故で亡くなった釣り人のご遺族からの連絡。まさかの死因を知る。」
- 「釣りでの事故で亡くなった釣り人のご遺族からの連絡。その死因を知って思った事。」
- 「釣りでの事故で亡くなった釣り人のご遺族からの連絡。やはり、海に落ちてしまうならの最終手段を再認識。」
以上の記事の続きになるかと思います。
釣りでのある死亡事故を知り、以前、僕がこのブログに書いた記事があります。
↓
「【速報!死亡事故】2016年10月千葉県南房総の海で釣り人の死亡事故発生、非常に残念。この半年前に起きたばかりだったのに…」
そしてこの記事を投稿した数ヶ月後、なんと、その事故で亡くなった釣り人(Sさんとします)のご遺族(Rさんとします)からFacebook経由で僕にメッセージが届きましたが、今記事では、そのメッセージの中で僕が目にとまったAEDの事についてまとめます。
ご遺族Rさんのメッセージの中で僕の目に止まった文。
「(釣り人Sさんの身体が)濡れていたため救急車到着までAEDは使用していません。」
「溺水者の服を脱がせ身体を拭きAEDを使用する訓練を水辺に住む人たちは行った方がいいのかなと思います。」
僕はこの文に目が止まった時、僕もその場にいたらAEDは使えなかっただろうな、と思うと同時に、倒れている人が濡れていた場合の対処法を把握していなかった事に気付きました。
因みに僕はこれまで、AED使用の講習を3度程受けて来ています。でも、倒れている人の身体が濡れていた場合には水気は拭き取る事が必要、という事は深く理解していませんでした。おそらく講習中には「倒れている人が濡れていた場合にはその水気は拭き取って下さいね」と講師の方は言っていたかもしれませんが、僕の理解はとても浅かったです。
また、正しい情報かどうかは分かりませんが、「http://aed.jaam.jp/about_aed.html」←このサイトによれば、倒れている人の身体が濡れている場合には水は拭き取らないとAEDの効果が不十分になる様な事が書いてありますね。
そして、水辺でのAEDの使用の注意点は他にもあると思います。倒れている人が溺水している場合の対処もあるでしょうし、電気を使うわけですから使う側も感電等に注意しなければならない事も予測出来ます。
とは言え、AED装置を所持&設置している施設等の管理者ならまだしも、その管理に関わらない人まで講習を受けに行くのは大変に思います。なのでせめて、何かの機会でAEDの講習を受けられる時くらいは、その時は講師の方に水辺でのAED使用の注意点をしっかり聞いて把握しておくと良いなと思いました。水辺にいる機会の多い釣り人なら。