前回の糸島サーフでのヒラメ狙い、やはり遠浅のサーフは飛距離が重要と思い、追い風の日を狙って行きました。
参考釣行記「サーフの多い糸島。追い風の日を狙ってヒラメを狙ってみた。」
が、流石に追い風なのでルアーは投げやすいものの、さっぱりでした。
それなので、今度は「追い風」という条件を外し、潮がよく動いていそうなタイミング、という事を主に意識して向かってみました。
良い感じじゃないですか!
やっぱりちょっと荒れているくらいの時が、何か釣れそうな雰囲気を僕は感じます。
激しすぎないウネリ、サラシが広がりたまに落ち着く水面、離岸流かな?と思える波の形、流れが複雑に絡み合うところがあったり…
これならヒラメだけでなく、ヒラスズキも出そうな雰囲気も感じました。
気になっていた風は…
まぁ、投げにくい横風でした。向かい風より質が悪いです。ルアーが飛ばない事よりも操作がしづらいので。重さがあるか、ちゃんと水を掴んでくれるルアーじゃやっていられない感じです。
でも、意外に出来るもんだと、認識。
意外に、ルアーを通したいところまで、届くんですね…。横風や向かい風の時でも、「ここに居そう…」なところまではルアーによっては結構届くもんだなと、充分に狙う価値がある事を認識しました。
僕にとって、サーフは追い風の時が釣りやすくて良いイメージをもっていましたが、追い風という事よりは、ウネリや流れが良い時の方が良さそうに感じました。追い風の利点て、単にルアーの飛距離が出しやすい&ルアーの操作がしやすい、そのくらいなんですよね。
思えば、ウネリや流れが入ってるタイミングで追い風の時、なんてなかなかないです。つまり、風が変わるタイミングですから。その時に丁度潮が動いている時なんて…。まぁ、直ぐに風裏の場所に移動しやすい離島(新島等)とかのサーフなら、そんな偶然にも思える様なタイミングの機会は作りやすいですけどね。
でも今回、横風や向かい風でも充分に狙える事を知りました。というより、そんな良い時しかヒラメを狙わない様にしていたのもあり、これまで僕はあまりヒラメを狙って来なかったのもありますけどね。
いやー、何かちょっと勿体ない事をしていた時もあったかな…、と先入観って怖!って思いました。
今回ヒラメ狙いに初導入!
アマゾン
をウロウロしていたら目に止まり、これはヒラメに良さそう!とポチっていたルアーです。
です!、スプーンです!でもこれ、良い色じゃないですか!何となくキスっぽくも見えます。まぁ、この冬の時期ここに居るベイトではなさそうですが…
でもかなり飛距離も出せて、ただ巻きでアクションしてくれるスプーン、ヒラメには良さそうに思いました。
がしかし!
ボウズ!
沖にはカツオドリらしき鳥が突っ込んだりしているのを確認しました。ベイトは岸際には居なかったかもですが、わりと近くにはいたと思われます。それに、海水は茶色く濁っているわけでもなく、良い感じのサラシ具合でした。
が!、僕は魚からの反応をとれる事はないまま時間は過ぎ、納竿を決意、となりました。
最後に1言2言3事…。
結局はボウズに終わってしまいましたが、僕の先入観を1つ壊せて良かったなと思ってます。ルアーが投げづらいからといって、釣れる状況を見逃してしまうのは勿体ないですね。思えば、磯でのヒラスズキなんて、困難を極めてますもんね。立つ位置も限られ、投げられる場所も限られる、荒れた磯へわざわざ行くんですからね。サーフでのヒラメ狙いもそれに近いものもあるんだなと思いました。
はい、今記事タイトルにもある様に、この釣行が2017年の最後の釣り、釣り納めの釣行でした。
2017年、僕は栃木県佐野市から福岡県糸島市に移住しました。圧倒的に海が近い生活となりましたが、簡単には釣りたい魚、釣らせてくれませんね。
でも、これだけ海が近くなったからこそ、発揮させるべき力量があるのだと思いました。栃木に居た時は、海に出向けば何が何でも釣る意識でしたが、こう海が近くなると、より状況やタイミングを意識する様になります。もちろん、栃木に居た時も意識はしていましたが、より深いですね。きっとその読み方をもっと成長させる事が出来れば、また栃木に居た時の何が何でも釣る様な釣行の時の役立てられるものになる、と思ってます。つまりは遠征とかで。
2017年の釣り納めはボウズとなりましたが、それもあってか、こんなに色々思う事が出来たのかもしれません。
まだ移住して1ヶ月ちょっとですが、海が近い事の強さ感じてます。
僕にとって、海が近い事、これは学び自体を成長させる学びの場となりそうです。
今後も、この海が近くにある生活がどんなもんだか、体現して行きます!
2017年、ありがとうございました!