僕は栃木県佐野市出身ですが、その地元のすごいとこの1つ、「飛駒砥石」を紹介します。
その「飛駒砥石」、僕の家にはあります。
僕の地元、栃木県佐野市には飛駒町、という町があるのですが、数十年前(おそらく40年以上前)は
砥石の発掘が盛んだった時があった様です。それで、その盛んだった時、僕の親父の親父が買ったかもらったか拾ったかのものが僕の家にいくつかあります。
現在も現役、僕が研いでも結構切れる様になります。
僕は魚を捌くのによく使っている小出刃包丁を研ぐのによく使っていますが(1枚目の写真の砥石)、魚を捌くには充分な感じに研ぎ上がります。
もっときっちり研げば、鏡みたく出来るかもです。
でも、現在は入手困難な模様、発掘は行われていない様です。
砥石の発掘、今は人口砥石でも良いものがあるので、おそらく割にあわないから行われなくなってしまったのでしょう。たまに某オークションサイトで見かけますが、現在は入手困難に思われます。
実は僕が飛駒砥石を知ったのは、神奈川在住の友人のひと言「佐野の方に砥石ってない?」だった。
僕のこのブログの釣行記を見てもらえれば判断出来るかとは思いますが、僕は遠征釣行と言えば、数名の友人達とグループで行く事が多いです。そこである遠征中にその友人の中のひとりが、「佐野の方に砥石ってない?」と訊ねられたのです。その友人は刃物にとても詳しい友人だったのですが(料理も達人です)、そんな友人が訊いてくる事だから、そりゃ良い砥石だろうと思いました。
そこで、僕は僕の親父に「このあたりに砥石はないか?」って聞いたら「家にあるよ」…。!!!!!え〝ー!、という運びで僕はこの飛駒砥石を知る事になったのです。
訊いてくれた友人は神奈川在住なのですが、そんな遠くの方まで知れていたとは…。僕の地元の佐野市にそんな有名なものがあるとは…。これは嬉しくなりましたね。
最後に。
なかなか地元のいいところって身近すぎて認識しにくい所があります。当たり前になっていたりで。でも、今回ばかりは身近でも当たり前でもない、あわや忘れ去られるところだった、すごいものでした。これは嬉しい発見でしたね。
セラミック等で出来た人口砥石だと使用前に水に浸けたりしなければならないものがほとんどですが、この天然砥石は使用前に水に浸けたりせずに直ぐに使える優れもの。これからも末永く使っていこうと思います。