先日書いた記事「涸沼でのメインリール、過去と現在」にて、僕が涸沼で使うリールに関して書きました。
僕は現在、涸沼ではダイワのCERTATE 2506H(10モデル)のリールを使っています。
そして、そのリールに巻く、今のところの僕のラインシステムについて紹介したいと思います。
僕はPEラインを使いますが、0.6号のPEラインを使っています。
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↑これ使ってます。
強度も僕は納得してますし、何しろ安いんです。
僕にとっては助かります。
そして、リーダー。
太さは8lb〜20lbです。
その太さの使い分けも、それぞれ決まっています。
大概は、16lbを使います。
20lbはナイトゲームの時だけ。
12lbはデイゲーム。
8lbは、大概はデイゲームで、もう帰らなきゃならない時間の3時間前くらいの悪あがき。
この選択は、太さによるルアーの動きへの影響も考えられますが、ラインの太さによる魚へのプレッシャーを考えての事の割合が大きいです。
長さは、大体は1mくらいの長さにしています。
でも、細いリーダーなら最長120cm、太いリーダーなら最短60cmくらいにする時もあります。
この長さは気まぐれで決めるところもありますが、無視出来ないところで色々な事が関わってきます。
リーダーは短ければ短い程、キャストがしやすいです。あわせてPEラインとの結束部分をロッドのトップガイドの外に出す事も容易なのでその部分の摩耗もないです。が、魚を掛けた時、PEラインとリーダーの結束部分への負担は大きくなります。なので、12lb以下の細いリーダーを繋ぐ時は、あまり短くはしないですね。
一方リーダーが長ければ長い程、キャストしにくくなります。そしてPEラインとの結束部分をロッドのトップガイドの外に出そうとするとリーダーの長さ分たらしが出ます。もし腰より上までウェーディングしていたら投げづらいですよね。そこで、PEラインとの結束部分をトップガイドよりリール側に入れれば入れる程、今度はトラブルが増えます。
よくありませんか?キャスト時、トップガイド周辺にPEラインが絡む事。
しかも太いリーダーであればある程。
僕は理由は分かっていませんが、PEラインとリーダーの結束部分をトップガイドよりリール側にすればする程、キャストした時、ラインが絡む確率が高くなる様に感じています。
あわせて、ガイドに干渉するキャストを繰り返すと、結束部分に負担がかかり、結束方法(後述します)に、コブをつくる様な結束ですと、そのコブが摩耗し、切れてしまった事も僕はありました。
なので、リーダーの長さはその時の釣行状況やその時の釣行スタイルとも相談が必要です。
が、せめて1m前後で、ガイドとの干渉を考慮しながらですね。
そして、ナイロンか、フロロか、に関しては、PEラインはほとんど伸縮しないのもあるので、本当は僕はナイロンを使いたい気持ちがありますが、ナイロンは水に弱いという事(実感はした事ないですが)から大概フロロを使っています。
でもそのナイロンは水に弱い、とは、実際に釣りをしている時の事ではなく、ナイロンリーダーをポケット等に入れて携行した時に、それが雨とかで濡れたら嫌だな、という気持ちが強いのです。なので、釣行に出向く前に家でラインを組む時はナイロンにする時もあります。
でも現場で持ち歩くのはほとんど、フロロです。
因みに、リーダーは、メーカーによる差を感じていないのもあり、拘っていません。
と、いうことは安価な方に意識が行ってしまいますね。
ラパラ Rapalaラピノヴァフロロカーボンショックリーダー 20mcolor クリアsize 12lb 3.0号[RAPINOVA FLUORO CARBON SHOCK LEADER] 価格:456円 |
そして、PEラインとリーダーの結束には、この記事冒頭の上部にある、
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これ使ってます。
これで、この商品の付属用紙の結束方法にある、「ノーネームノット改」で僕は結束してます。
でも、その結束方法での巻き付ける回数とかはそれより増やす方で巻いたりしていますね。
それで、この結束方法のいいなと思えるところは、結束の仕上がりに差があまり無かった事です。
僕はこのノッターのヘビーユーザーだと自覚しています。
PEライン、リーダーときたら、お次はスナップです。
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僕は↑このメーカーお気にです。
しかも、涸沼では#0の40lb(18.1kg)を使う事がほとんどです。
わりと小さくて細いのに40lbも強度があるのです。
安心して使っています。
それで、このスナップと、リーダーとの結束方法は、以前はよく「パロマーノットで結んだ後ハーフヒッチ交互に2回ずつ」という方法で結んでしました。
が、その結び方ですと、20LBとか、太いリーダーだと、その結び方がルアーの泳ぎに影響しているかもしれない…と感じてしまった為、現在は少し違う結び方にしています。
それは、何ていう結び方か名前は分かりませんが、「巻き結びしてからハーフヒッチを交互に3回か4回ずつ」という結び方にしています。
これは後日、画像にでも撮って紹介したいと思います。
そして、あとはルアーを付けて投げるだけ、の状態に一応なったわけです。
が、PEラインを使用しています。
PEラインは何だかんだ、摩擦に弱いという認識もあります。
そこで、僕は↓これ必ず使ってます。
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でもこれは釣りをする直前にかけるのではなく、釣りに出向く前にあらかじめかけておいて、乾かしておく事が良さそうに感じています。
もちろん、何日間かの釣行であれば、その釣行先で使う事もあります。
長く休憩をとるの予定があればその時に噴きかけておいたりと、釣行時、車の中に積載しておいたりはしてますけどね。
(でも夏期等の暑い時の車両への積載は可燃性のガスを使用しているので熱対策の考慮が必要です)
涸沼でのラインシステム、まとめますと、
0.6号PEライン
↓
リーダー、太さ(8〜20lb)と長さ(60〜120cm)を状況に応じて選択
ノッターを使い「ノーネームノット改」で結束
↓
スナップに「巻き結び&ハーフヒッチ」で結束
最後に、コーティングスプレーをかける。
と、いったところでしょうか。
涸沼では、釣れるタイミングや、今釣れているポイント等、やはりその地元のアングラーや通い詰めているアングラーにしか分からない事、という事は当たり前にあると思います。
なので、年に数えられるくらいしか涸沼に行かない僕はこういうところには自然と意識が尖ってしまいます。
でも面白く感じています。
その時、選択出来るものには限りがあります。
その選択はとても一期一会的なもの。
「失敗と分かったならその実験は成功だ」みたいな事を言ったのエジソンでしたっけ?
ここで言ってしまうのは屁理屈かもしれないですが、その感覚、僕の釣りにはありますね。
言い過ぎでしょうかね。