66歳の母親が入院して、36歳の僕が思った事。
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入院の原因。
原因、とその前に、家の母親は糖尿病予備軍というか、血糖値と血中コレステロール値が基準値を若干超えていたらしく、数年前よりかかりつけの病院に月イチくらいかで通っていました。
それでこの度の診察日の時、丁度良かったのか母親はその時少し風邪っぽく体調が悪かったらしく、それも診てもらおうとそのかかりつけの病院に行って診てもらったところ、入院の運びとなりました。
診断の結果は、「気管支炎 糖尿病」。
気管支炎とはあるものの、少し肺炎まがいのものとも僕は聞きました。
でもそれだけでなく、入院の本当の原因は、気管支炎によるものなのかの影響で気管の通り道がとても細くなってしまっているとの事、喘息?っぽくなっていた様です。
でも、その気管支炎も、血糖値の高さからによるものなのか、身体の免疫力が下がっているのも影響しているとの事も聞きました。
それなので医師も入院させた、との事でした。
これは母親に聞きました。
治療法と入院期間。
実際にどれがどのように効いているのか僕は分かりませんが、点滴と飲み薬、そして呼吸を楽にさせる装置(何て名前か分かりません)を使用、での治療との事。
おそらく、点滴で細くなってしまった気管を広げる事、飲み薬で血糖値を調整しているのでは、と僕は判断しています。
そして期間は、早くて2週間。
これはその点滴によるものとの事。そしてその点滴治療はその点滴の薬をだんだんに弱めて行くとの事なのですが、その期間に大体2週間を要するとの事でした。(以前、僕は耳を壊した時にステロイド点滴というものをした事がありますが、それに似ている感じにも思いました)
糖尿病、怖!
また、今回、母親が血糖値が高い事による身体の免疫力の低下、とありましたが、これまでに母親は医師から処方された薬を嫌がって実際には飲んでいませんでした。
それで、実のところ僕は、これまでにも母親が定期的に病院に行っているにも関わらず、糖尿病の事に関しては全くの無知状態でした。ようやく僕は「糖尿病とは何ぞやら」と思う事が出来ました。
ネットでも簡単に出てきますね。
http://www.kyowa-kirin.co.jp/diabetes/about/
これを見て、母親にもっと早く「出された薬は飲んで、その状態でどうにかしたら?」と言えば良かったと思いました。
糖尿病の状態もよくないのは判断出来ますが、血糖値が高い状態による合併症の方が怖いんだと僕は判断しました、今のところ。
母親がこれまでに薬を嫌がっていた事、僕が判断するに、その薬に頼らずとも居られる、または母親自身が血糖値が高い事を認めたくなかった、のではないかと僕は判断しています。
でも今回の入院を機に母親はちゃんと飲む事を決心してくれた様です。
この話しを母親とした時に、母親は「栗原さんも75、6歳までは生きたいよね」と医師から言われてた事が以前にあった事を僕に言いました。やはり糖尿病は、気付かぬうちに色々なものを蝕んで行くものなんだと僕は思いました。
と同時にそのフレーズは僕にはとても深く刺さりましたね。後10年か、と。
さて、現在家に母親が留守。
今現在、家事は僕も手伝ってはいますが、ほとんどが父親がしている感じです。またいつもなら家に居るであろう父親もシルバーの仕事が入ってきたり、家族みんな病院にも見舞い、そして母親の洗濯物等もあるので、家事がおろそかに…。炊事作業や洗濯物もどんどん溜まってきています。家も散らかって行きますし…。僕は以前から自分の洗濯物だけは自分でしていましたが、この度そうも言っていられなくなりましたね。
また、家に母親が居ない、というよりは病院に居る、という事は結構寂しいというか悲しいものですね。両親が両親の見舞いに病院によく見舞いに行っていた事を思い出しましたが、そんな時が僕にも訪れたんだな、とも思ってしまいました。今回は退院する方向ではあるのですけどね。
今回の母親の入院で僕が思った事。
どういうわけか、僕は結構こたえましたね。
ま、今回は結局はきっちり退院出来るまでになりそうなので、引っ掛かるところもありますが、ひとまずは安心していますが、やはり、色々考えました。
いつかは分からないけど、別れはいつか必ず来る。
これは絶対に避けられない事。
これに関しては、いくら何を考えても答えは見つかりません。という事は僕は良く理解しています。
釣り師なら、どんな苦境でも少しでも望みがあるなら、挑むでしょう。どんな苦境でもチリの様なものさえひとつの条件を捉え、そして揃えて行く釣り師。
でも、どう考えても、これだけは太刀打ち出来ません。
ま、そもそもそういう問題でもないのかもしれませんけどね。
負けと分かっていて、挑む。
いや、その負け自体、何なのか…。勝ち負けなのか…。
色んな思いが概念がグルグル駆け巡りました。
まぁ、これまでに母親が1週間以上とかの期間の入院をした事がなかった事、日常的に僕自身が見舞いに病院に通うなんて事をした事がなかったので、いつもならどこかにしまっていたものが溢れたのかもしれませんけどね。
ただひとつ、結論として思った事が、「今をどうするか」、でした。
これからの僕。
今回の母親の入院によって、これからも考えて行かなければならない事、勉強しなければならない事、たくさんの事に気付かされました。
まずは糖尿病の事をもっと知りたくなりましたね。僕は医者を完全には信頼していないので、これは僕自身も勉強せねばと。
またこれは誰もが関わる「食」の事にも繋がります。血糖値を上げない食材は何なのかとか、その食材を使って美味い料理や楽しい料理は何なのか、これは釣り師としては条件の揃え甲斐のある事に思います。チリの様な物事をひとつの条件と捉え、それらを揃え繋いで釣る!みた
いな。
また、その時が来たらどうするか…、の問いの答えとしては僕は、「とにかく前に進むしかない」と思ってます。その時、というのは僕自身にも来ます。その時に何もしなかった自分がそこには居たくないですから。
以前に読んだ本を思い出しましたが、また読んでみようかなとも思います。
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何より、母親の病気(糖尿病)の完治は望めなくても、退院して、母親にとって楽しい時間が訪れる事を願っています。]]>