僕は、ギターを触り始めてからもう20年が経つところです。音楽の専門学校でも音楽を学び、卒業した後も色々学んできました。
でも、未だに声で音程が操れなく歌えません。1オクターブ、12個の音が体得出来ていません。
以前、「音楽をより楽しむ為にもおすすめな本、4冊。僕にとってはあれのためにもなりました。」でも書いた様に和声を結構ガチで学んだつもりですが、1オクターブの音が歌える様にはなりませんでした。和声感を持つ事と、12音を自在に歌うという事はしっかり別れている様です。
ま、和声の勉強中、作ったメロディーを全て声に出して歌っていたりしたら違かったとは思いますが、きっとそれでは時間がかかり過ぎて和声を学ぶに至れなかったでしょう。
では、声で音程を操れる様になると何が出来る様になるのでしょう。
それは、
釣りしている時に、
竿を振っている時にでも作曲しやすくなるのです!
僕は作曲と言えば、主にギターかパソコンで音源を使い、音を聴いて確認しながら作ります。
でもそれでは、作曲を釣りの現場でするのはかなりの困難を極めます。釣りの現場にそんな楽器や機材をもって行きたくありません。
そこで、釣りをしながら、竿を振りながらメロディを作るといったら、やはり「声」が良いと思ったのです。
即興演奏もしてみたいんです!
釣りの現場で感じるものをその現場で声を使ってメロディーを奏でる事が出来たらなんて考えたら、それは面白そうに思えてなりません。「釣りの現場」という和声の中、「声」というトーンを使い、どんなメロディーが似合うのか、奏でる事が出来たら…。そんな事を試したりする時間が過ごせたら…。
なんとも楽しそうじゃないですか。
楽器を持たずに作曲を、そして即興でも歌ったりするなら、やはり無伴奏で歌える様にならなければと思います。
そこで意識が行った、ある本があります。
Let’ try!全クリ目指して「コールユーブンゲン」
実はこれ僕にとっては再び、なのです。以前少しかじりましたが、挫折してしまいました。なので、リベンジです。
僕のやり方は、載っている音符をとにかく歌う事です。最初は鍵盤の音と共に音程を確認しながら歌い、後に声だけで歌う。裁量は自分で決めてしまっていますが、結構その判断は出来るものに思います。音程があまりにも外れていると、「私はどこ?」みたいな迷子感が漂うので。
そして、1課題を声だけで歌えたら、次の課題に進んでいます。
全部でNo.87まで課題があり、現在No.28b)までクリアしました。(2015年6月20日現在)
まだ途中なのでデカい口叩けないですが、これ、闇雲に何かの歌曲87曲を歌える様に練習するなら、この87課題を練習した方が根底的な効果がありそうだなと思いました。
でも、これをクリアしたからといって、期待した状態になれるとは限りませんが、とりあえず僕、これやってみます。
再びやる気になれたのも、釣り、そして魚のおかげ
釣りの現場、魚が居るところって、言葉に出来ない程の景色があったりする事が多い様に僕は感じています。そんな景色を目の前に人の心に何も響かないという事はないでしょう。そんな心に響いたものを声を使ってその場でメロディにする事が出来たら、どんなに面白い事か。
僕は歌に関しては結構避けてところがあるのですが、ここに来て、ようやく歌いたくなったのかもしれません。
本当の意味で。