確か7、8年位前、僕が30歳前後の頃、「ギター教室やってみない?」とのお声から始まった音楽講師の仕事があります。
栃木県足利市にあるNemuNemu(http://nemunemu.syncl.jp)というお店に音楽スタジオがあるのですが、そこでその教室はやっていました。因みに、そのお声をかけてくれたのはそのお店の店主です。実は一緒にバンドもやっていた人でもあります。また、近頃ではめっきり受けていませんが、音響の仕事も僕はご一緒した事もあります。
近頃のNemuNemuは音響やレコーディング関連や楽曲制作等に手を伸ばし、特に近年は音響の方に力を入れているみたいですけどね。ショッピングモールやコンサートホール会場等、音響関係者にNemuNemuの名前がある時もあるのではないでしょうか。
僕の講師生活。
ここでやっていたのは主にマンツーマンの個人レッスンでした。音楽講師のやり始めの頃なんて、どんな風にやったらいいのか全く分からない感じでしたが流石は仕事というもの、時間をかけて携わっていればそれなりに色々気付き打開策は見えてくるものでした。教えるという事の技術はやり始めの頃と比べると比べ物にならないくらい身に付いた感じがしています。
でも何だかんだ、手探りな感じは最後の最後まで残りました。僕はカリキュラムの様な物を作らず、その生徒さん個人にあった独自のレッスン内容を考え出してやっていた感じです。なので毎回全力なレッスンな時間を過ごさせて頂きました。
でも、僕が毎回念頭に置いていた事は最初の頃から変わりませんでした。
それは生徒さんにもよく伝えていました。その内容は、
「早く僕の元から離れられる技術を身につけて欲しいです。自分自身で学んで行ける技術が備わればこの教室に来る必要もなくなるし費用もかからないですよね。」です。
まぁ、これは主に若い生徒さんに伝えていた事です。
一方、教室の時間を過ごすのが楽しい生徒さんも居ましたので、そういう生徒さんには言われる通りにしていました。
僕は、音楽教室やってます!的な告知を全くしませんでしたが、なんだかんだやり始めの頃から最後まで生徒さんが今月は誰も居ない…という事はありませんでした。まぁ1人2人くらいの時がほとんどでしたが。
さて、僕がそのスタジオで音楽講師を辞める大きな理由としては、移住です。2017年11月の僕の、誕生日までに移住する!という事を僕は決めているので、その準備の1つとしてその講師の仕事を辞めました。移住したらここに通う事はかなり厳しくなりますし、その業を広げる時間があるなら持ち運べる仕事を広げる時間に費やした方がいいと判断したからです。
でも、この教室で身に付けた教える技術は持ちは持ち運べるので、移住先でも何からしらの力にはなってくれるかなぁとは思ってます。
色々色々、お世話になりました!