料理知識

釣り人が美味しい魚を知っているとは限らない。

釣り人に対してこんなイメージを持っている人、居るのではないでしょうか?

  • 魚を良く知っているから、さぞかし美味い魚を食べているんだろうな…

釣り人。魚の事をいつも考えているので、それは魚の事はより詳しいでしょう。ということもあり、その釣った魚を美味しく食べるイメージは直ぐに浮かぶでしょう。

でもその一方で、そんな中で、こんな体験をした事ある人、居るのではないでしょうか?

  • 釣り人が釣って来たかあるいは持って来た魚、食べてみたら、そうでもなかった…

まぁ、この時その場に釣って来た人が居たら「そんなに美味しくないですね」なんて言えないですよね。またその釣り人と一緒にその魚を食べていて「どうだ?美味いだろう?」なんて言われたら「美味しいですね」と言うしかない場合がほとんどに思います。まぁ気の知れた友人とかだったら「これは好きじゃないなぁ」くらいは言えると思いますが。

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釣り人が美味しい魚を知っているとは限らないです!
これ、僕ははっきり言えますね。
だって、僕は釣り人(釣りを目的に移住してしまう程の釣りキチ)です。が!、美味しい魚を知っているとは全くもって言えません。ここ数年でそれに関して素人な事を知ったくらいですから。
魚の事をいつも考えているとは言え、それはほとんど魚を釣って手にするまでの事、です。

確かに、釣った魚は新鮮。でも…
僕自身、釣った魚は新鮮だから…、という事で、新鮮=美味い、という印象を強く持っています。と同時にこの「釣った魚は新鮮=美味い」という印象は根強いんだという事が、今となっては端から見える様になりました。
そして、釣った魚は新鮮で美味いはずだ、という印象は相当なもので、他のあらゆる(本当は美味しくない)条件を飛び越えてしまう感じです。洗脳レベルかもです。以前の僕自身をみてもそう思いますから。

でも、新鮮だから美味い、とは魚を知れば知るほど、それだけでは言い切れなくなりました。
もちろん新鮮である事は重要な事ですが、それ以外に魚には魚が美味しい旬の時期や季節があったり、釣れた獲れた場所、とかがあり、また、捕獲してからの処理等でも大きく味は変わってくるのです。

魚を釣る知識と、美味しい魚と魚を美味しく食べる為の知識は違う!
狙う魚、何処に居て、何を食べて、とかを予測して、魚を釣る為の知識。
一方、美味い魚と魚を美味しく食べる調理法などの知識。
この2つはまるっきり繋がっていないわけでもありませんが、しっかり区別出来るところにあると思います。

つまり…
釣り人と言われるもの、料理人と言われるもの、それぞれに相当な深いプロの道があり、そのどちらかの道を極めるので時間もすごくかかります。つまり、釣り人兼料理人、ときたら相当な達人と言えるでしょう。そんな人、わりと少ないのではないでしょうか。

最後にひと言。
そうは言っても、釣り人が美味しい魚を知っているとは限らない、って嫌じゃないですか!?
あの魚はああだからあんな時にああしてこう釣る…、とそこまで考えるのなら、あの魚はこの時期こんな場所で釣ってこうやって食べると美味い、とそこまで、強いて言えばもっと追求しても良いと思います。

僕はちょびっとずつですが、勉強してますよ。