ショアジギング釣り方・知識

真鯛に噛み付かれたメジマグロ。1つのパターンを知る。(2017年11月上旬佐渡島)

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釣果情報記事「え!?マグロ!?(2017年11月上旬佐渡島)」で紹介したメジマグロの中で、1尾だけ、釣り上げる時にとんだハプニングがあったのです。

まず、画像を…

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これほんと、真鯛の仕業。この目で確認。

これはある地磯での事。

このメジマグロをヒットさせて岸際まで寄せた時に、1度だけ、足元の下の根の方に走られました。それからまた目の前まで引っ張り上げ、水面でこのメジマグロが横になって暴れている時に、そのメジマグロの背中辺りを何かが噛み付いた様な感じが見受けられました。その直後、血がにじんだのか、じわっと水面が赤黒く濁りました。

えっ!と思い、そのメジマグロを引っ張り上げようとしたら、90cmはあるであろう真鯛が、またメジマグロに噛み付こうと水面を平打ちしながらアタックして来ました。

メジマグロを噛み付いて来たのはその真鯛だった様です。

躊躇する程、大きくかつ獰猛な真鯛だった。

ほんとなら、そのままメジマグロを生き餌としてその真鯛をヒットさせるのが、一応大物狙いをしている僕であるべき、なのですが、僕は躊躇してしまいました。ちょっとは硬いであろうメジマグロの皮をひと噛みでこれですよ。人だって噛み付かれたらただじゃ済まなそうな感じです。その真鯛のあまりにもの大きさ、そしてその獰猛さに僕は怯んでしまいました。

また、しかも、その平打ちしてきた真鯛の隣にはもう1尾、同じくらいの真鯛がいたのです。

ほんと、ビックリでした。

その後、一旦躊躇したものの我に返った僕は、その真鯛を狙ってみようと、そのメジマグロをそのまま投入しましたが、もう真鯛がアタックしてくる事がありませんでした。

足元の根際は真鯛のねぐらか。

おそらく、僕の足元の根際にその真鯛は居たんだと思います。それでメジマグロがその付近に行った時に真鯛にスイッチが入ったと思われます。普段ルアーとかに反応しない真鯛でも、暴れ泳いでいるメジマグロには反応してしまったんでしょうね。

この事から、足元の根際には真鯛が潜んでいる事があり、その真鯛にはきっちり反応するパターンがある、と判断出来ます。今回は1つ、僕にとっての真鯛パターンを知る事となりましたね。まぁ、マグロを根に走らせる、のは難しい事ですが…。

最後に。

まぁ何にしても、今回見た真鯛はちょっと大き過ぎました。

また、真鯛がこんなに獰猛な事を初めて知りました。

あ、それと、メジマグロをひと噛みでこれですから、生きた真鯛をバス持ちなんてしたら指がどうかなっちゃうのは簡単に予測出来ますよね。真鯛のバス持ちは絶対ダメなんだと再確認しました。