釣具メンテナンス

スプールエッジのキズによる1つの不安とその対処法。

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ある釣行時、僕はリールのスプールをあろう事かコンクリートの地面に落下させ、大きなキズをスプールエッジに付けてしまった…、という事がありました。
この時の事は記事にもまとめています。参考記事→「リールのスプールをコンクリートの地面に落とし、僕を襲った2つのトラブル。その対処に僕がやった事。

その時は、いつも所持していたフックシャープナーでそのキズによるバリをある程度削り、その場をやり過ごす事が出来ました。がしかし、その時はそれで問題ないなとは思いましたが、自宅に持ち帰ってじっくり調べて見ると、まだ爪で引っ掛かるくらいのキズが残っていました。
やはり気になります、スプールエッジのキズって。

2017-08-31-11-06-17

スプールエッジのキズによる1つの不安。

  • キャスト時にラインにキズを付けてしまいそう…

断トツトップに上がる不安はこれです。キャスト時、スプールエッジやその付近はものすごいスピードでラインが通過します。もちろん、そのスプールエッジとの摩擦もあるでしょう。
なので、スプールエッジのキズによりラインに何らかの損傷をもたらす事もあるんじゃないか…、その可能性がゼロじゃないと当たり前に僕は思うのです。
ヒットさせた貴重な魚…、なんてシチュエーションは良くある事でしょう。そんな時、これが原因でラインが切れてしまったりしたらやりきれません。

かといって、キズが付いたら丸々新品に交換か?
スプールエッジにキズが付いたら丸々スプールごと新品に交換…。スプールエッジはリールの重要なポイントの1つでもあるとは言え、スプール丸々交換は僕は現実的じゃないと思うのです。これはお金持ちであってもそう思います。そんなひょいひょい交換してたら、手元には使わないスプールだらけになりますし、ならそれを売れば?となってもそんな売りに出したりする手間は相当なもの。なら捨てれば?なんて…、僕はそんな人とは友達になりたくないですね。

修復?修理?
いや、修繕でしょう。

ちょっとググりましたが、修復=元通りの状態に再現、修理=元通り使える様にする、修繕=壊れたままでも使える様にする、という事らしいです。僕はこのキズの付いたスプールエッジの対処になんて言葉を当てはめたらいいか迷ったのですが、この場合は修繕という言葉が一番近いかなとその言葉を選びました。
つまり、キズが付いた金属の部分を熱とかを入れて溶かしたりして直したりする事が出来れば修復になるんでしょうけど、スプールエッジだけひょいと外して交換出来れば修理になるんでしょうけど、どちらも出来そうにありません。

はい、削って修繕します!
爪に引っ掛かるキズをなくしたく、やってみます!

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耐水サンドペーパーで修繕します!(小さくちぎって使用)
今回は、

  1. 800番でシャーシャーと削り、
  2. 1500番でスリスリとざらつきを取り、
  3. 2000番でコシコシ磨く。

(時に削りカスをティッシュで除去)
な感じでやってみました。
因みに水は使用しませんでした。

結果…

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P9220002

ほんの少し凹みはあるものの、角は取れた感じで爪には引っ掛からなくなりました!
角が無ければラインに負担をかける事はまず無いと僕は判断、不安も解消、修繕完了です!

このスプールにはまだまだ頑張ってもらいます!

キズの修繕に耐水サンドペーパーはおすすめです。