釣具メンテナンス

リールのスプールをコンクリートの地面に落とし、僕を襲った2つのトラブル。その対処に僕がやった事。

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スプールをコンクリートの地面に…
やっちゃいました、涙。

ある釣行中、釣り現場に着いて、さてこれから用意して釣りを…
という時に、リールのドラグノブが緩んでいて(僕はタックルを格納する時にドラグを緩めておく癖があるのですが)、ラインを出そうとロッドを振った時にそのドラグノブが外れ落ち、同時にスプールも落下。あろう事か、落下先は想像したくも無いコンクリートの地面でした…

おぉ、神よ…

ドラグノブはコロコロ転がり海の中へ(故に回収不能)、でも幸いスプールは回収出来ました。

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(↑の写真はこの事件後の状態のリールです)

という事があったのですが、今記事ではそこで僕を襲ったトラブルとそのトラブル対処に僕がやった事をまとめます。

スプールを落とし、僕を襲った2つのトラブル。
ドラグノブを紛失しましたが、同行していた釣友の予備のリールのドラグノブを借りる事ができ、釣りは続行可能でしたが、2つのトラブルが僕を襲いました。

  1. スプールエッジに深いキズが付き、キャスト時にそのキズのバリにラインが引っ掛かってルアーが跳ばないと共にラインにキズが付いて大変な事になった。
  2. 僕の心への心理的ダメージ。

1.1キャストでPEラインが大変な事に!

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1キャスト目、キャストと同時に「スプスプスプ…」と音が鳴りました。PEラインがスプールエッジのキズのバリに引っ掛かったりして鳴った音です。ルアーもよく跳びませんでしたし、ラインにほぼ等間隔で結構なキズが付いてしまいました。

2.心に負ったキズは大きい…。そりゃ凹みましたよ。
僕はリールで一番キズを付けたくない部分がスプールエッジなのです。こんな記事を書くくらいですから→「釣行中にロッド&リールを直にコンクリートや岩などの地面の上に置く時に、僕が注意している7つの事。」。
この時負った心のキズは相当なもんでした。

そして、このトラブル対処に僕がやった事。

1.スプールエッジのキズのバリの対処。
これが役に立ちました。

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フックシャープナー「スミス(SMITH LTD) C&Dシャープナー」です。
バリをどうにか削らなければならなかったのですが。いつも所持していたこれが役に立ちました。リールで一番キズを付けたくないスプールエッジをシャーシャー削るのは心苦しかったですが、この時はこれが最善な方法だと判断し実行しました。

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これは処置後の状態です。バリを削る事ができ、キャスト時もスムーズにラインが出てくれる様になりました。因みに、キズが付いてしまったPEラインでしたが、1度もラインブレイクする事無く、その場をやり過ごす事が出来ました。

2.僕の心の対処。
僕はまず、落とした事を後悔する事が一番ダメだ、と判断しました。いくら悔やんでもスプールのキズはなくなりません。それに待ちに待った楽しい釣りのひと時を悔やんだ心で台無しにするわけには行きません。時間は有限です。無駄な時間を過ごしたくないです。
でもその後悔の心は簡単には消えてくれないものですよね。
そこで僕がやった事は、

  • 目の前の事に集中し、楽しい時間を重ねる事。

です。僕は後悔の心を消すのは新しい記憶だと思う事が多々あるのです。これは釣りに限らず何か後悔する事に襲われた時に意識する事です。
それなのでこの時は、目の前の釣りに集中しました。まぁこの時はアジングをしていたのですが、思いの外たくさん釣れたので、後悔の心は早い段階で遠のきましたけどね。

その後…
僕は紛失してしまったドラグノブを釣具屋で注文、スプールはこのまま使えなくなさそうでしたが、これよりはキズが少なそうなものを某オークションサイトにて中古のものを入手しました。
振り返ってみれば、シャープナー「スミス(SMITH LTD) C&Dシャープナー」が無かったら釣り続行は出来なかっただろうなと思いました。いつも持っていたものなので今後も変わらずこれは持ち歩こうと思いますが、今後はスプールエッジなんて削る事のない様に、タックル格納時にドラグノブを緩めるのもほどほどにしようと思いました。