根魚釣り釣果・釣行記

2015年10月、八丈島にて本命のアカハタを釣った時の模様。

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↑の魚にはいかにして出会えたのでしょう。
詳細は下記に。

さてさて、僕にとっては初の八丈島。しかも釣り目的で。
その釣行2日目実釣編、書きます。

八丈島での初の朝マズメ。
起床4時。
みんな早く寝たものあったのか、テキパキと動き準備して4時半過ぎには宿を出発しました。
この時のメンバーは6名。釣りメインの4名と観光メインの2名。
そして、昨日最初に行ったムロアジが爆釣した場所へ再び行きました。

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2日目の朝も雨模様でした。

サビキ釣りでムロアジはかなり好調でした。観光メインの2名、またかなり釣っていましたね。
でも、僕はそのサビキ釣りはせず、ルアーマンに徹していました。

が、僕はノーバイト。魚信らしきものを感じる事はありませんでした。しかも、魚による水面の変化の様なものも見る事が出来ず、やっぱり甘くないなぁと、ちょっとだけ思いました。そうちょっとだけ。そういうのも何か、余裕と言うか前日の晩飯が良すぎてそれだけで満足感もあったからだったと思います。それに、前日に突き師が獲ったカンパチはまだまだ残っていると聞いていたので。
なので、魚が釣れても釣れなくても釣りを通してこの時を楽しもうと思っていました。

とは言え、右肩がおかしくなるくらい、1投入魂な感じで、メタルジグなら100m以上は毎回投げていましたけどね。

でも!ここで、釣りメインメンバーのルアーマンが、1尾40cmくらいのカンパチを釣りました。この時はみんな湧きましたが、その1尾で朝イチの釣りの幕は閉じました。

そして、そのカンパチとムロアジを持って宿へ戻り、魚をおろしたりして、その間に朝飯を。この時は優雅な食事ではなく、ちゃちゃっと食べた感じでした。そして再び魚をおろしたりして、ちょっと休憩したりしていたら時刻はお昼前。

そんな中…

驚きの光景が!
その間、なんと、エースの突き師withエース知り合いの地元突き師により3尾のカンパチが追加されていました。(爆)
なんという事でしょう。

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そんな事にびっくり&安心するも(晩飯Yeah!)、また釣りの準備をし、釣り場へ向かいました。この時は、朝イチ一緒だった観光メインの2名とは別れ、釣りメインメンバーの4名で向かう事となりました。
そしてその頃には、丁度よく雨もあがっていました。

お次は地磯!

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いやぁ、伊豆半島でヒラスズキ釣りをやる僕にとっては何ともテンションの上がる光景です。あの泡、サラシの中にルアーを通したい、って思ってしまいました。
でも、この八丈島にはヒラスズキは居ないらしく、何とも歯がゆい思いもしました。

強烈な絶壁!

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ここは地上に出ている岩が絶壁の様に、海の中も手前から急深で、その上相当深いと聞きました。
それならばデカいのもいるでしょう!と僕は思いましたが、ウネリがきつくて、ここを知っている釣りメンバーもいつもなら竿が振れる釣り座もウネリを被ってしまっている様な危険な状態との事。
僕はどこかは入れるところがあるんじゃないかなぁ、とは少し思いましたが、地磯が初めてな釣りメンバーも居たので、いさぎよくでもなく、当たり前にこの場所を後にする事を僕は納得しました。
でも、見学だけでも価値を感じるくらいの景色にも思いましたね。
で、移動。

お次も地磯!

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ここは1つ前に訪れた地磯とはかなり違う表情をしていました。
でも、これまた良さそうでした。
岩の先端にかなり良さそうな流れがぶつかっていて、いい感じの潮目が出来ていました。しかもそんなに遠くない距離。ミノーでも余裕に届く距離だったので、振り続けていれば青物の回遊に当たるんじゃないかと僕は期待感を膨らませました。

が!ここでは多くのダイバー人が岸で準備している姿が見られました。僕等の釣りメンバーが声を掛ければ、これからこの岩の左側から先端に向けてそれから沖に出て行く、との事だったので、投げられるのは岩の先端より右側だけ。でも、ダイバーが沖に出て行ってしまうならその先はどこに行くか分からない。なので、ダイバーの方々がダイビングする前の短時間勝負となりました。

そして、僕の竿に反応が!

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反応の正体は初日にスレ掛かりで釣った魚と同じ、ダツでした。でも今回はスレ掛かりではなく、ちゃんと口にフッキングしてましたけどね。
と、これまでにも僕にも他の釣りメンバーにもアタリはあったのですが、そのアタリの正体もこのダツだったのではないかと思ってます。

それで、ダイバー達も次々と海へ入っていったのを見たので、もう危険と判断。この場所には30分滞在する事なく、次の場所へ行きました。でも、この時で15時を回るところでした。なので、次の場所がこの2日目最後の釣り場となるであろうというところでした。

最後は堤防で。
今回の釣りメンバーの中で良い思いをした事のある、という堤防に向かいました。今回の釣行では初めて行く堤防。
連休の上、夕方前とあって、釣り人も結構いました。
そんな中、空いていた場所に入ってキャスト開始。うん、反応はなし。周りを見ても釣れている状態ではありません。やっぱり甘くないです。これまでに僕がキャッチした魚はダツ2尾のみ。でも、魚は宿にたくさんあるから(僕が釣った魚は1尾も居ないけど)、と僕は釣れていなくても余裕感満載でした。

釣りメンバーに「ヤガラ」がヒット! …。
そんな中、隣で釣りしていた釣りメンバーに何かがヒット!
近くまで寄せて姿を見れば赤くて1mは裕にある感じの物体でした。
釣りメンバー曰く「ヤガラ」っていう魚との事でした。
が!痛恨のランディングミス…。僕がミスってしまいました。ヤガラって魚、頭がすごく長くて僕が持っていたネットには入らなかったのです(直径60cmはあるタモ網だったのですが)。それで、網にルアーと共にヤガラが引っ掛かったので持ち上げようとしたら、どういうわけかルアー&ヤガラごと海に落ちてしまったのです…。ほんと、申し訳なかったです。
なので、画像もありません。ほんと申し訳ないです。

でも、何はともあれ、魚の姿に少しテンションが上がり釣りを再開しました。

エリアトラウトばりにネチネチと、ボトムチェック。
釣れなくても晩飯は食える、と余裕感満載だった僕は、落ち着いてました。この時僕が使っていたルアーは80gのメタルジグでした。僕にとってはとても重い部類のルアーですが、目の前の海は結構水深があり、ボトムを探るには丁度良い感じでした。
そして、あまり風もなく、ラインを見ていてもボトムに着底したのが確認出来るほどでした。
でも、ボトムは根掛かってしまう感じがあり、ルアーがボトム着底した時は直ぐに跳ね上げる様にルアーは操作していました。ゆっくり跳ね上げるとより引っ掛かってしまう感じがしたので。でも何だかこれ、僕がよく行く管理釣り場の「加賀フィッシングエリア」でのボトム釣りみたいだなぁと思いました。
まぁでも、加賀FAなら数十センチの跳ね上げるところ、ここでは2、3mを跳ね上げる感じを意識していましたけどね。

と、
フルキャスト。

ボトム着底直後にロッドをあおりながらリール3、4回転。
ボトムからルアーを2、3m跳ね上げるイメージ。

ラインテンションを掛けたままルアーをフォール(カーブフォール)。

ボトム着底後…rep.(繰り返し)

これを繰り返しました。
こんな釣り、結構落ち着いていないと出来ません。地味です。やはり無礼にもまた豪勢な晩飯にありつけるという安心感はこんな時にも役に立つのです。

そして、これを繰り返していた時、変化が!
ルアー着底直後にルアーを跳ね上げたら、何かがグッと!
そして、近くまで魚を寄せてみれば、釣りメンバーから歓喜の声が!
大きくない魚体でしたが、その釣りメンバーがすかさずタモ網を。引き抜けない大きさではありませんでしたが、バラすわけにはいかなそうなので、ネットイン。

キャッチした魚は、「アカハタ」

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サビキ釣りでムロアジも釣っていなかった僕にもやっと、釣った、と言える魚に出会えました。
でも魚の引き自体はあまりありませんでした。でも、僕はこの時はこの「アカハタ」の価値は釣りメンバーの喜び様から感じました。すっごく喜んでいたので。
ま、突き師により、カンパチは確保してあるし、ムロアジもたくさんある。その中でもこの「アカハタ」の確保でのメンバーの喜び様。余程の魚なんだろうなぁ、と僕はとても期待を寄せましたね。

と、まぁ、このアカハタをキャッチしたのは16時半過ぎ。
他の釣りメンバーも僕自身ももう1尾!とテンションがあがりましたが、キャッチには至らずに暗くなって来てしまいました。

そしてこのアカハタを宿に持ち帰り、釣行2日目の実釣の幕を閉じました。