釣り雑学・メモ

雨の日のライン、ナイロンとPE、飛距離が全然違いました。

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↑この画像は「お盆加賀FA、エリアトラウト釣行1日目。主な釣果はボトムに偏ってました。」の時のものなのですが、この降雨時、ビックリした事がありました。

ルアーの気距離に圧倒的な差が!
ナイロンラインとPEラインをセットしてあるタックルにて、同じ重さ形のルアーを投げた時の飛距離の違いに僕はビックリしました。
この時試した2つのタックルは、ナイロンラインをセットしていたタックルは画像内いちばん左のもので、「モーリス(MORRIS) ライン バリバス トラウトエリア マスターリミテッド SVGナイロン 2.5lb
」が巻いてありました。
そしてPEラインをセットしていたタックルは画像内いちばん右のもので、「ラパラ ラピズムX エキスパートモデル 150m ファンタスティックオレンジ
」の0.09号が巻いてありました。

因みに、雨が降っていない時は、この2つのタックルにはルアーの飛距離に関してはあまり差を感じませんでした。

雨に弱いのか、ナイロンライン。
雨の中のキャストでは、ものすごく飛距離が落ちた印象が強いです。おそらく3割から4割飛ばなかった様な。

雨が降ってても差を感じなかった、PEライン。
雨が降っていても変わらず飛んでくれました。

ロッドも関わっていたかもしれませんが、でも…
ナイロンラインがセットしてあるロッドはAGSガイド搭載で画像内のタックルの中でも群を抜いて高いロッドなのですが…

となるとやはり、水とラインの干渉。ラインの素材とラインの表面積。
ナイロンラインは0.4号、一方PEラインは0.09号。
雨が降っていなければ、ルアーの飛距離に関してはこの2つの違いを僕はあまり感じません。でも、雨の中だと圧倒的に違います。これはやはり、水がくっ付きやすい素材はどちらかという事と、その水がくっ付くラインの表面積が広いのはどちらか、と考えられます。
ナイロンラインはもともと水を吸う性質を持ち、それによってしなやかさを出し、魚を釣るには好条件をもたらしたりしているものです。
一方、PEラインは耐吸水性、水を吸いません。これ、雨の中のルアーの飛距離に関してはPEラインに軍配が上がりそうです。
因みにこの釣行時、このPEラインには水をはじく効能もあるコーティングスプレー「モーリス(MORRIS) ライン PEニシュッ! 業務用
」がかけてありました。一方、ナイロンラインの方にはこのスプレーはかけていませんでした。
それも飛距離に差が出る要因にも考えられる事ですが、そのコーティングを抜きにしても、ラインのもともとの性質の吸水性、そしてラインの太さによるラインの表面積で大きな違いがあります。
吸水率の高い0.4号と吸水しない0.09号、これは降雨時には圧倒的な差が出てしまいますね。

でも次回、雨の中で同じ様な状況に出会えた時があったら、ナイロンラインにそのコーティングスプレーをかけて試してみたいです。



モーリス(MORRIS) ライン バリバス トラウトエリア マスターリミテッド SVGナイロン 2.5lb



ラパラ ラピズムX エキスパートモデル 150m ファンタスティックオレンジ



モーリス(MORRIS) ライン PEニシュッ! 業務用