釣り服装・装備関連

5フィンガーグローブ、2種比較。

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前回書きました、「フィッシンググローブを考える」の続きでもあります。

今回はアングラーズデザインとリバレイのグローブ、それぞれの利点欠点等をまとめたいと思います。

まず、アングラーズデザイン。
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僕は栃木県在住なのですが、伊豆半島の磯へ、たまに釣りに行きます。
その時は、これはなくてはならないものになっています。
車を泊めた駐車場から、その磯への徒歩移動間、岩等をよじ登ったりする時、その岩と手との摩擦をこのグローブが受け止めてくれます。
そして伊豆では、大きな青物に出会えることも奇跡的にあるとも思えています。
そんな予感を持った時、その時に使いたいルアーが、「メタルジグ」だったりするのです。
そして重くて最大80gのメタルジグを投げたくなる時があるのです。
そんな時、キャスト時に人指し指にラインを掛けて投げるわけですが、そのラインによる摩擦はすごくて生の素手では、その摩擦には耐えられないと僕は感じています。
そこで、このグローブはその思いに応えてくれています。
これは前回の記事、「フィッシンググローブを考える。」にて書きました。
2014年6月の釣行では、破けてしまいましたが、すごく保った方だと思い、再度購入しました。
↑は2個目です。

このグローブの利点。

  • 重いルアーを投げる時に一番負担のかかる人差し指の部分だけが強度のある革製。
  • 手の背の部分が薄く、真夏でも可

欠点。

  • その人指し指の部分が二重になっている為、硬さを感じ、感度も鈍い
  • ↑それゆえか、軽いルアー(10g以下)のルアーが投げづらい

といったところでしょうか。
参考品:(上記グローブは既に廃盤デザインみたいなので、同メーカーのそれに近い参考品を貼っておきます)

お次ぎ、リバレイ。
DSC_0230
僕の最近の釣行ではなかなか使わなくなってしまったもので、前回の記事では「強度がない」に近い事を書きましたが、それもそのはずだと思います。おそらく、60gや80gのルアーを投げる事を想定していないと思います。それに僕は軽い5g〜25gくらいのルアーを投げる時は、僕は大抵、素手か3フィンガーレスグローブを使います。
と、いうことは…
「このリバレイのグローブだと重いルアーは投げられないし、軽いルアーなら素手…。」
その上、前回の記事で5フィンガーグローブを使うにあたって、キャスト時のラインとグローブとの摩擦で摩耗してしまう(だろう)という理由により「細い(0.8号以下)PEラインを使用する時は僕はこのグローブは使ってません」と、書きました。

それならこのグローブの出る幕はないのかと言いますと、そんな事はなく、ちゃんとこれはこれで利点が効く時があります。
寒〜い冬、どの指も外に出しておきたくない時にこのグローブの登場です。寒い時は「キャスト時のグローブとラインとの摩擦」は「寒さ」と天秤にかけ外す項目となります。寒さを凌ぐ為には摩擦は仕方ない、と。0.6号のPEラインでも5フィンガーグローブの使用を可としちゃってます。
そもそも、人工皮革アマーラとラインの摩擦って大した事じゃないかもしれませんが…

そして本革等の強度は無いにしても、人工皮革アマーラその革一枚の薄さ柔らかさによる機動性の高さは大きいです。その薄さ柔らかさにより、軽いルアーを投げる時でも、人差し指に感じたいラインテンションも感じやすいと思います。

なので、
このグローブの利点は、

  • 人工皮革アマーラの革一枚の薄さと柔らかさによる機動性の高さがある。(寒くて手を覆いたい上、比較的軽めのルアー(5g〜25g)を使う様な時に)

欠点は、

  • その革一枚による強度の無さ。(40g以上のルアーではあまりフルキャストしない方がいい。20gくらいなら問題ないと予測。)

と、このあたりでしょうかね。
この革一枚で、相当な強度を保ってくれたら、僕はこれが一番いい5フィンガーグローブだろうとは思っています。が、現在の技術ではまだ難しいんでしょうね。

一方、管理釣り場等、1g以下とかのルアーを投げる様なところではいくらこのグローブが革一枚で薄いと言っても、投げづらいです。なので厳冬期でも、管理釣り場では、キャスト時に使う人指し指は素手の状態な事が僕はほとんどです。その上、管理釣り場でのルアーチェンジは僕は小さなスナップを使いますが、いくら革一枚のグローブでも容易ではありませんし。

でも、↑の画像、人指し指の部分が擦れて穴が開いています。そして、新調もしてません。という事は、厳冬期にこのブローブを使う様なところへ行っていない、ということですね。
怠けたもんです(笑)
僕はこのグローブ、11月下旬あたりからの寒い時期、茨城県の那珂川河口で寒い夜の釣りで使う事が多かったです。

参考品:(上記グローブは既に廃盤デザインみたいなので、同メーカーのそれに近い参考品を貼っておきます)

選ぶ基準。
最後にこれら5フィンガーグローブを選ぶ基準として、

  • 機動性
  • 暑さ寒さ対策
  • ルアーの重さ
  • ルアーチェンジ時やキャスト時に使う指に感じたい感度

このあたりが僕が5フィンガーグローブを購入する基準と、釣りの現場で使うグローブを選ぶ基準でしょうか。

でも今回は、ルアーチェンジの事にはあまりふれませんでした。
5フィンガーグローブ、どれもやはりルアーチェンジはしにくいです。強いて言えばリバレイの革一枚のグローブが一番やりやすいですが。シーバスとか、ソルトではアリですが、管理釣り場では余程の事がない限り5フィンガーグローブは使わないです。
でも、今後、例外が出ましたら報告したいと思います。

あくまで、それぞれのグローブが対応するルアーの重さとかは、人それぞれ違うと思います。
もしかしたら、僕の投げ方とかを改善したら、それぞれの基準は変化すると思います。
今後も常に、身体と道具と対話しながら釣りをしたいと思います。

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参考品まとめ: